ドクダミ[蕺草](ドクダミ科)
ドクダミがたくさん咲いている草はらを歩いていると、こんなドクダミを見つけました。
以前から、八重のドクダミがあると聞いていて、いつも探し歩いていたのですが、ようやくの出会いです。
通常は、4枚の総苞片が、大きさは整っていないものの6枚あり、その上に細く小さな総苞片が並んでいます。さらに細かく見てみると、花序の下部には、花の下にさらに小さな総苞片と思われる白いものがたくさん付いていました。総苞片の大きさや形が揃っていないので、あまり綺麗な姿ではありませんでしたが、珍しいものを見ることができました。
写真を撮った後、他にもこんなドクダミがないか探したのですが、見つかりませんでした。それどころか、このドクダミも何処に生えていたのか分からなくなってしまいました。僅かの間に、幻となってしまったのです。
ドクダミには花被片が無く、この白いところは総苞片なので、厳密には八重咲きとは言わないそうです。でも、この姿を見ると、八重咲きといいたくなりますね。
先日、「道草の時間」のエフ・エムさんが、八重のドクダミについて解説されていました。
是非ご覧になってください。
通常の花
6月中旬 横浜市内にて
ところで、八重のドクダミは園芸種だと思っていました。ちょうどこのような写真のものをベースにして創られたのだ、と。真相はどうなのでしょうね。
私も八重のドクダミの自生個体を探すのは難しいのではないかと思っていましたが、さすがYAKUMAさん、すばらしいです。総苞片が大きくて、きれいに見えます。
園芸種のものは、形が綺麗に整っていますよね。
それと比べると、不揃いすぎる感じがしますが、こういうものを原型としたのでしょうか。
そうだとしたら、どのくらいの年月をかけたのでしょうね。
ちょうど、同じ時期に花を載せられていたので、参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
この花との出会いは偶然でした。
探していたものに出会えると、とても嬉しいものですね。
話に聞いて憧れていたところ2年前に入手出来ました。
想ったより弱弱しげで小さく感じました。
そうですか、八重のドクダミを手に入れられたのですね。
想像と違うと、少しがっかりする気持ちわかるような気がします。
私は、草はらで見つけましたが、園芸種で見られるようなものを想像していました。
少し不恰好な姿に、驚いたのです。