自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

神磯の花・・・

2022-08-29 23:28:17 | 旅行

ハマゴウ[浜香](シソ科)

本州~四国、九州の海岸に生える落葉小低木。茎は砂の上を這って根を張ります。枝は四角で花期には先端部が立ち上がります。葉は、広卵形もしくは楕円形で波を打ち、葉の表面は白みを帯びた緑色で裏面は灰白色の毛が密生し白いです。葉や枝には芳香がありますが、この時は確認しませんでした。

7~9月、枝先に円錐花序を出し、青紫色の唇形花を多数咲かせます。雄蕊は4本、花冠の先は上唇は2裂し、下唇は3裂します。

袋田の滝で1泊し、2日目はまず大洗へ向かいました。昼食に海鮮丼を楽しんだ後に訪れたのは、大洗磯前神社です。参拝してから神磯鳥居を訪れました。海岸の岩場に立つ鳥居を眺めた後、すぐ近くの砂浜で多く見られたのがハマゴウでした。

初めて見たハマゴウの花、夢中になって写真を撮りましたが、なかなか思うようなものは撮れませんでした。

10月ごろに果実を採取して陰干しして乾燥させたものを「蔓荊子(マンケイシ)」といって、滋養強壮、解熱、消炎などに用います。茎葉を採取して陰干ししたものを「蔓荊葉(マンケイヨウ)」といって、浴用料として用います。

8月中旬 茨城県内にて


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コメント (12)
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