自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

雄花も雌花も・・・

2016-04-20 21:52:00 | お散歩
フッキソウ[富貴草](ツゲ科)
山地に生える常緑の小低木。葉は柄があり互生し、光沢のある革質で、縁には粗い鋸歯があります。地下茎は横に走り茎は根茎から傾いてたち、高さ20~30cm。3~5月に茎の先に直立した短い花序を出します。雌雄同株で、雄花は4雄蕊で花糸は白色。雌花は花序の下部に数個つき2花柱をもちます。
果実は球形で、秋に白く半透明に熟します。

花の様子です。
4個ある雄蕊が目立ちますね。花弁も4個あるそうですが、小さくてわかりません。
画面中央下に見えるのが雌花です。

別の株の雌花を近くで撮ってみました。
2本ある花柱の先は反り返っています。
その付け根に見える、先のとがったものが花弁なのでしょうか。よく分かりませんね。
ご近所のお庭で、一度だけ果実の様子を見たことがあります。半透明で綺麗でしたが、カメラを持っていなかったので撮ることができませんでした。
その後そこは、新しく作られた塀で道路から見えなくなってしまいました。
フッキソウはこの辺りの林床でよく見かけます。
今年は果実の様子を撮ってみたいと思います。

4月上旬 大和市内にて

コメント (6)
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