自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

夏の旅行 花・・・

2013-09-02 20:45:00 | 旅行
ウメバチソウ[梅鉢草](ユキノシタ科)
北海道~九州の山地帯の日当たりの良い湿った草地に生える多年草。根生葉は卵形で、基部が心形になり、全縁です。花茎には葉が1個付き、基部は茎を抱きます。
8~10月、花茎を伸ばし、茎先に白い花を咲かせます。花弁には緑色の脈が目立ちます。太く白い花糸を持つ雄しべと、糸状に裂開した仮雄しべがあります。この仮雄しべの先端には腺体があり、アリやその他の昆虫がよく訪れるそうです。
白く清楚な感じのする花ですが、よく見ると派手な印象もありますね。
立山での分布は広く、見かける機会も多いそうです。

ミヤマダイモンジソウ[深山大文字草](ユキノシタ科)
北海道~本州中部以北の高山帯の湿った岩場や草地に生える多年草。茎葉はなく、根生葉はほぼ円形で基部は心形、縁は掌状に5~7個に浅く裂け、裂片がさらに浅く裂けて粗い鋸歯状となります。
7~9月、長短5個の花弁を持つ花を咲かせます。漢字の「大」に似るためこの名がありますが、5弁以上の花も見られます。
みくりが池を見下ろせる散策路で記念写真を撮った後、足元の岩を見ると、こんな花が咲いていたのです。
一目見て気に入ってしまいました。家に帰ってPCの画面で見てみると、5弁以上の花弁を持つ花もありますね。
面白い出会いができました。

8月中旬 立山にて

コメント (8)
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