自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

Yとの関係・・・ヒノキ

2012-02-10 21:24:00 | お散歩

ヒノキ[檜](ヒノキ科)
福島以南の本州~四国、九州の山地に生える雌雄同株の常緑高木。建築材としては最高級で、各地で大量に植林もされています。葉は鱗状葉と呼ばれるうろこ状の葉です。
葉先はあまり尖らないのが特徴のひとつで、葉裏の白い線(気孔線)がY字形になります。
昔はこの木で火をおこしたことから「火の木」が名の由来だそうです。
そろそろ、スギの花粉が飛びそうな季節ですが、林縁を歩いている時に、その花粉の状態を確認しようとしたら、丸い小さなボール状のものを見つけました。これがヒノキの実だそうです。
左側の方に、葉裏が写っていますが、気孔線がY字形というのが分かるでしょうか。
この時は、この実を見て、花粉の様子を確認するのを忘れてしまいました。
ヒノキの花粉は、スギ花粉と同様の抗原性があり、スギ花粉症の人は、ヒノキの花粉でも症状が出るようです。スギよりやや遅れて飛散が始まるヒノキの花粉。こいつも要注意です。

1月下旬 横浜市内にて

コメント (12)
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