自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

これが果実で・・・

2024-10-26 18:05:05 | お散歩

ヌルデ[白膠木](ウルシ科) 
久し振りにヌルデの果実を観察しました。ヌルデの果実は核果で、表面に白い粉を付けます。この白い粉はリンゴ酸カルシウムで、舐めると塩辛いそうです。
秋に果実を採取し、日干しにして乾燥させたものを「塩麩子(エンフシ)」といって、下痢や咳などに用います。 虫こぶを「五倍子(ゴバイシ)」といって薬用にすることは昨年も載せましたが、ヌルデは身近で見られる薬用植物ですね。

10月中旬 横浜市内にて

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採餌中・・・

2024-10-25 17:16:42 | お散歩

カワセミ[翡翠](カワセミ科) 
田んぼの脇を歩いていたら、一羽のカワセミが杭の上に止まりました。周囲には他に人はいなくて、ゆっくりと向き合うことができました。

田んぼに背を向けて、撮った写真を確認していると何かが水に入る音がしました。振り向くとカワセミが、先程とは違う杭に止まっていて、よく見ると小魚を咥えていました。水の音はカワセミが立てた音のようです。


何枚か撮ったのですが、私のカメラではこれが限界です。これはカワセミが小魚を飲み込んだところですが、はっきりわかりませんね。肝心のカワセミは満足した様子で、この後しばらくはこの場所に留まっていました。

10月中旬 横浜市内にて

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帰化して咲いて・・・

2024-10-24 19:15:34 | お散歩

マメアサガオ[豆朝顔](ヒルガオ科)
北アメリカ原産の1年草。葉は互生し、長い葉柄があり、先の尖った長卵形~心臓形で全縁または3裂します。茎はつるとなってよく分枝し、他物に巻きつき、全体はほぼ無毛です。
夏から秋にかけて葉腋に1~2本の花茎を出し、淡紫色~白色のロート形の花を1~2個つけます。花柄にはイボ状の突起が密生し、稜のあるのが特徴です。
 水路脇の草むらでこの花と出会いました。別の所では川沿いの草むらで、マルバルコウの花と競うように咲いていました。小さく白い花をたくさん咲かせていましたが、それだけ種子も多く散布することでしょう。他の草に負けないで生える様は力強くも感じますが、あまり増えて欲しくないようにも思います。

10月上旬 横浜市内にて

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姿を消したか・・・

2024-10-23 18:41:12 | お散歩

イボクサ[疣草](ツユクサ科)
湿地や田に生える1年草、茎は紅紫色を帯びます。葉は線状披針形で互生し、基部は短い葉鞘となり茎を抱きます。茎は生長すると横に這い、節から根を出して所々で枝分かれをし、群落を形成します。
8~10月、茎先または上部の葉腋に、淡紅紫色の3弁花をつけます。果実はさく果で、熟すと開裂します。
水田雑草としても名高いようで、稲を倒したり、コンバインに絡みつくなどの被害があるそうです。イボクサを観察したのは17年ぶりです。その頃観察していた水田は、今はもう無くなっています。水田自体が減ってしまい、この辺りではイボクサも姿を見ることが希なことになってしまいました。

10月上旬 横浜市内にて

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遅い花・・・ニラ

2024-10-22 19:12:11 | お散歩

ニラ[韮](ヒガンバナ科)
本州~九州、アジア東部・南部に分布する多年草。葉は幅3~6mmの扁平で、先は鋭く尖ります。全草には独特の臭いがあります。
8~9月、散形花序をだし、白色の花を多数つけます。子房は3室で、熟すと3裂します。栽培もされていますが、山野に自生もしています。 
この辺りでも道ばたの草むらなどでよく見かけます。割と身近な存在ですかね。川沿いの道を散歩していて出会ったニラの花、もう花期の終わったところが多いですが、ここではまだ花が咲いていました。これも今年の暑すぎる秋の影響でしょうかね。

10月中旬 大和市内にて

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