yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

ある休日の過ごし方比較

2005-06-26 11:37:00 | 歴史・考古情報《日本》-1 宮都
 昨日の私はとにかく一日中部屋の大掃除。
 掃除といっても掃いたり拭いたりするのではなく(それもしたが)、机の上やら床の上に積み上げられた書類やら本やら、授業の資料の残りやらなんじゃかんじゃの紙類を大整理する仕事である。

 だいたい2ヶ月に1回くらい衝動が起こり突如片づけ出すのが恒例である。ところが今回はいろいろあって、半年ぶりというからこれは難題。
 何度も何度も「地層」を移動させているうちに「層序」が乱れ、古いものが上に来たり新しいものが下に行ったり、はたまた、書類と資料がごちゃ混ぜになったりで、その種別だけで大騒動。とうとう書類の片づけは来週に持ち越されてしまったが、それでも何とか夕方の宴会の待ち合わせ時間までには形になった。

 掃除の間、昨日の山田博士に刺激されて、大昔買ったヴェートーヴェンのCDをかける。やりましたね、これで優雅さも五分五分と思いきや、CDの音が異常に大きい。おかしいなーと思いつつも、マ、掃除だから少々大きくてもいいか、と思いなおし作業を進める。しばらくして、それにしても大きいので原因を探ることに。ボロ(学生が捨てていったCDプレーヤー)プレーヤーをいじくること数分。どうもうまくいかない、仕方なく原始的な方法で二三度ドツクとナナナント、直ったではありませんか。久しぶりにやった修理法法。昔は我が家の短波放送のラジオがボロで、時々どつかないと聞けない。短波で何を聞くかって?そりゃ決まってまんがな!気象情報?嘘!野球の実況中継。古いなー。

 そんなこんなでピアノコンチェルトを聴く。オ、大将もやるじゃんんと思われるかも知れませんがあの山田博士との大違いが先ほど「平安京閑話」を覗いて判明。なんと彼は今日僕がこんな話題を書くと見越してか?昨日、今日の休日のためにCDを買ったそうなのです。それがこれ。

 ストラヴィンスキー「兵士の物語」(マルケヴィッチ指揮アンサンブル・ド・ソリスト)
 ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」(ハスキル〈ピアノ〉、マルケヴィッチ指揮コンセール・ ラムルー管)
 そしてもう一枚、、(美人姉妹として有名な)ラベック姉妹のピアノ連弾のブラームス「ハンガ  リー舞曲集」
だって。

同じヴェートヴェンのピアノコンチェルトなのだが、そもそも私の聞いたのが何番なのか覚えてない。きっと有名どころだから同じなのかも知れないが・・・。それにしても彼は何であれだけ演奏者の容貌までよく知っているのか?ひょっとして音楽より演奏者や指揮者の美貌(ということは女性演奏者??)に興味があるのでは・・・・・?なーんてひがんでみても勝負はあったり!

 結局、昨日はみんな忙しいとかで、居酒屋で飲んだのは二人だけ。W氏と考古学から見た伊勢神宮、伊勢湾西岸の弥生から古墳初期の個性を大いに語り、少し元気を得て京都へ。ところが電車が行ったばかりでそれから待つこと40分。近鉄津駅のプラットフォームにある効かない冷房の待合室でうとうとしながら時間を過ごす。自宅へ帰ったら22:30。風呂に入って!(ここが昨日と違うところ、アー久しぶりの風呂は気持ちいい!!まるで砂漠へでも出張していたみたい。)バタンキュウ!!

 今朝は早くに目が覚めたがすぐには起きあがれず、結局動き出したのは8時。起きてきた息子の息子と遊ぶが、今日はどうもご機嫌斜め。どこにも優雅さの漂わない休日の始まりであります。

 やはり休日の過ごし方も大博士に負けている私でした。ウーン、何とか改善しなければ・・・。かといって、「自転車」を「タクシー」に変えろというてらしまさんのご提案も何となく姑息だしなー。
 これから青木書店から出る論集『王権と王統譜』の校正に目を通し、9月に出る恩師の退官記念論集の校正をやり、アー、忘れてた!ミネルヴァの校正もやらないと怖い先生からどつかれる。そして明日の府立の準備。マ、世間とはかけ離れた休日ですな。

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1 コメント

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上洛すべきか? (てらしま)
2005-06-26 21:07:49
冒頭の写真本当に山中先生の息子さんの息子さん?(えらく、かわゆらしい)



日課である、山田邦和先生のブログを拝見したところ、けっして優雅な生活ではないとのことである。(と論ぱくしておられた)

しかして、御両人に共通していることは、締切に追われ、学内行政にかなりの時間を割いておられることか(お疲れさまです)・・・。



たしか、三考研の掲示板に日本史研究会 七月例会で「陵墓研究の新地平」なるものが7月16日にあるようである。

ここで、山田邦和先生が発表をされるようであり、ちょうど祇園祭りの宵山の日であるので、これは上洛して、どのような方か拝見すべきかとほらめいた(遠めに観察します)



おそらく、三重大の学生さんもこの書きこみを見ていると思うので、この時期の上洛をお勧めしますぞ。(翌日は山鉾巡行の日ですしね)

(9月にも山田邦和先生を公に拝見する機会があります、「中世都市研究会京都大会」ですが会費が要りますし、山田邦和先生は当番校?なので発表をなさらないようです、詳しくは、三重大の山田先生の研究室内にある中世都市研究三重大会を見てくださいね)



またまたお邪魔しました。

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