さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ちょっとほろにがな本選

2023-04-16 23:17:40 | ただの日記

今日は、こちらのホールで、某日本歌曲コンクールの本選。

今まで3回歌ったことのあるこちらのホールで、今日は

平井康三郎の「秘唱」

小林秀雄の「すてきな春に」

を歌った。

個人的には結構、会心の出来に近い・・とは思ったのだが、

結果は4位。入賞を逃し、入選に。

まぁ、そもそも日本歌曲に取り組み始めて日が浅く、レパートリーも少ない私が高望みをしてはいけないよね。もっと勉強しなければ。

どうやら、途中力んだのが良くなかったのではないかと思う。コロナ禍のマスク練習で後退した自分の発声を矯正し、もっと改善しなくては・・と思う。

入賞者・入選者発表会には出れることになったので、それに向けて完成度を高めていこう。


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杉ぼっくり

2023-04-15 23:19:30 | お散歩・植物観察

三峯神社に行った時、杉並木の下の方にいっぱい花粉が落ちていたのだが、時折、もっと大きい黒いものが落ちていた。

これは松ぼっくりならぬ杉ぼっくりよ・・とJAO友が教えてくれた。

松ぼっくりに比べて比較にならないほど小さいけど、よく見ると結構芸術的なのよ。

なんかちょっと複雑な形の鈴・・みたいな感じね。

杉の種類によって形が違うようだ。

ということで、杉ボックリならアレルギーにならないだろうから、2つばかり持って帰ってきた。


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韓国時代劇「太王四神記(〜第5話)」を見て

2023-04-14 22:24:24 | ドラマ鑑賞

ストーリーはファンタジーと割り切りつつ、桓雄(ファヌン)は天の子だかなんだか知らないが、全部あんたのせいじゃんか・・熊女も虎女も、その他多くの人を死なせて・・・と、冷めた心で見始めたのだが、神話の時代が終わり、高句麗の時代になってから、子役たちの演技が素晴らしく、思わず引き込まれた。

タムドク(のちの広開土大王)の子供時代を演じたユ・スンホは、「善徳女王」で金春秋を演じていたが、金春秋の時に見せた非凡さを、当ドラマでも発揮。頭良すぎて、かえって暴走するところあたり、キャラ設定も似ている。

そのタムドクにやたら関わってくる少女キハはパク・ウンビンが演じるが、彼女は「ホジュン」の妻ダヒや「善徳女王」のポリャンも演じており、どちらも口数の少ない演技派美少女である。善徳女王では金春秋と電撃結婚する役なので、ユ・スンホとの相性も抜群だ。

黒朱雀になろうとしたら殺される運命のスジニは、攫われた姉キハと生き別れているが、口が上手く、動作も軽妙で面白い。演ずるシム・ウンギョンは「ファン・ジニ」では主役チニの少女時代を演じた力量の持ち主。

なので、子役3人共大変な演技派である。

あと、サイムダンでかっこいい女館長をやってた、キム・ミギョンも出てるし、サイムダンの時のダメ夫や領議政を演じていたソン・グィヒョンも出てるし、なんか懐かしい人たちに会えて楽しい。

5話の中盤から、子役が卒業し、いよいよタムドク役としてヨンさまがでてくる。ファヌンと二役を演じているが、タムドク役の方が合ってると思うよ。

さて、これからどうなるのか全然わからないけど、とりあえず見続けよう。

 


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長瀞で見たマンホール

2023-04-13 23:27:34 | マンホール見参!

まだ秩父&長瀞の余韻に浸っています。

こちらは現地で見たマンホール。

まるで荒海を漕ぎ出しているような雄々しい感じが出てますね。

荒川の流れ、穏やかに見えるけど、荒川というからには激しいところもあるのかしらん? 

いつか長瀞ライン下りを経験してみたいものですね。


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【読書録】新 地政学

2023-04-12 22:44:28 | 読書録

祝田秀全監修/長谷川敦著/かみゆ歴史編集部編

この手の本はたくさん読んでる気がするのだが、いつも動いている話だし、いろんな見方もありうるので、内容に被りがあったとしてもなるべく読むようにしている(っていうか私の理解度が低いので、言葉を変えて何度も説明されないと覚えられない・・というのもある。)

本書を読んで、特に興味深く感じたのは、中国とインド、中国とミャンマー、インドとブータンの関係である。

中国はウィグル族、チベット、内モンゴルなどに対しては、独立運動を徹底的に弾圧しているが、ミャンマー情勢に対しては静観している。ミャンマーがどっちの方向に傾いたとしても有効な関係を維持することで、仮にチョークポイントであるマラッカ海峡をアメリカに押さえられても、陸路からインド洋に抜けることが可能になる。尚、インドは中国と関係が悪化しており、インド洋での中国の膨張を牽制しようとしているが、決定的な対立は望んでいない。どちらの陣営にも属さず、全方位外交によって自国の地位を確保していくのがインドの伝統的な外交スタイル。

インドと中国に挟まれたブータン王国はインドを選択し、インドに安全保障を頼っている。同国が理想郷と言われるのは、そういう事情があってこそ。という意味で、中国も気になるが、インドも興味深い。

インドはもともとヒマラヤ山脈に守られ、全盛期のモンゴルですら、インド亜大陸には攻め込めなかった。スイスは列強に囲まれているにもかかわらず、山脈を利用して攻めにくい国を作ったことで、永世中立国として中立を保ち続けることができている・・ということは山脈の果たす役割は大きいな。

大航海時代のポルトガルとスペインとイタリア商人の関係も興味深い。ポルトガルとスペインが大洋へ乗り出すことができたのは、ジェノヴァをはじめとしたイタリア商人の存在が大きかったというのである。オスマン帝国に圧迫されて地中海での活動が不自由になる中で、イタリア商人たちは活路を大西洋に見出し、両国に資金援助や航海ノウハウの提供をしたのだと。その大航海時代に先立ち、中国・・当時の明は、鄭和が大船団を率いて遠洋航海を実施し、ポルトガルやスペインを上回る造船・航海技術を持っていながら、それを活かせなかった・・つまりその後シーパワー全盛の時代が来るとは思わなかったのである。

ランドパワー・シーパワー・ハートランド・リムランド・チョークポイントなどの地政学用語を復習しながら、歴史説明部分も含め、楽しく読むことができた。


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韓国時代劇「師任堂(サイムダン)、色の日記」(第39話〜第40話(最終回))を見て

2023-04-11 23:02:21 | ドラマ鑑賞

ああ・・終わってしまった。

とても素敵なドラマだった。

李朝と現代を行き来しながら、2役をやっている人が多かったのが面白いわね。

現代でも李朝でも嫌なやつもいれば、そうでもない奴もいて・・・現代のミン教授を逮捕しにきた刑事が李朝で悪役をやっていた人だったもんだから・・「おい、お前が来るか・・・」と笑いそうになった。

現代で、贋作を糾弾する組織ラド・・・ラドのメンバーが李朝の世子さまだったのは嬉しかったけど、さらに大物がいるわけで・・その正体を知ってとても嬉しかった。最終回までちゃんと見た人のご褒美だね。

・・・・

いろんな苦難を乗り越えて、刑死寸前の宜城君をイタリアに逃がした後のサイムダンはやっと幸せを手に入れた。でも彼女の寿命は尽きようとしていた。最終話冒頭で胸を押さえて倒れるサイムダン。でもその時は回復して、家族で海岸に遊びに行き、幸せの絶頂の中、サイムダンはなぜか家族から遠ざかっていく。次のシーン・・喪服を来て白い布を振り、泣き叫ぶ家族の様子が出てきた。ヒロインの死を直接描かずにこんなふうに表現するなんて・・なんだかものすごく泣いてしまった。

一方、贋作の主張が認められ、悪者が捕まり、夫が帰ってきた、こちらも幸せに戻ったソ・ジュン。サイムダンの魂は、ソ・ジュンに託され、イタリアへ・・。

古今東西を駆け巡るドラマだが、常にどこかで微妙なつながりを保ちながら展開するストーリーにとても心を打たれた。


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韓国時代劇「太王四神記」を見始める

2023-04-10 23:23:07 | ドラマ鑑賞

サイムダンが終わるので、また別の局でやってる韓国ドラマ「太王四神記」を見始めた。

今は俳優業をやっていないヨン様が主演している高句麗を舞台にしたドラマ。

時代劇というよりも、ほぼファンタジーであることは承知の上。

初回は檀君神話をモデルにしている。熊と虎が競うようにして人間になろうとし、熊が勝って人間の女になり、天の子・恒夫・・じゃなくて桓雄と結ばれて、檀君が生まれたんでしょ? しかし、本当の熊と虎じゃドラマにならないので、虎族と熊族が争ってる話にして、それぞれに力のある美女がいる・・という設定になってた。

ということで、ファンタジーと割り切って、見ることにしよう。


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和同開珎ゆかりの聖神社

2023-04-09 23:58:14 | ただの日記

秩父行きで最後に寄ったのが聖神社。

元明天皇の時代、708年に武蔵国秩父郡から和銅(ニギアカガネ:純度が高く精錬を必要としない自然銅)という天然の銅塊が発見され、朝廷に献上され、年号も和銅に改元され、銅銭:和同開珎の鋳造・発行となるわけであるが、子どもの頃、参考書で生まれて初めて和同開珎の写真を見た時、ものすごく興奮したのを覚えている。なのに秩父郡から発見された・・ということをすっかり忘れていたよ。

実際に銅が採掘されたのはもっと奥の方なのだが、和銅発見を祝して、朝廷からの勅使が来て神籬(ひもろぎ)を建てて祝典を挙げたのが、聖神社の始まりであり、その勅使が持ってきたのが元明天皇から下賜された和銅製の雌雄一対の蜈蚣(むかで)なのだという。

創建当時採掘された和銅とその和銅製むかでは、御宝物として今も保存されているそうだが・・なぜムカデ?という疑問が拭えず、調べて見たところ、ムカデは龍神や大蛇の天敵であり、鍛冶屋や金属産業を守る神の使いなんだそうだ。また「前にしか進めない」点、武士たちから崇められ、甲冑や刀装具の意匠によく用いられたのだという。

⇨ひゃぁ、ものは考えようだなぁ。

駅へ向かう途中、ほんのちょっとだけということで、こちらの参道を望む。

社殿には巨大な和同開珎が。。。インパクト強いけど、なかなかいいじゃないか・・と思った。

御朱印をいただいた後は一路、西武秩父駅へ。

途中、ヤギさんにも会ったけど、バーが邪魔でお顔が見えないねぇ。

帰りもこれで帰ってきた。超特急だったけど、晴れてて本当によかった。7時間しかいなかったとは思えないほどの充実した時間を過ごすことができた。

お土産にいただいたみそポテト。家に帰ってきてから食べたが、冷えていても本当に美味しい。

秩父飴も頂き物。

こちらとクッキーをセットで職場へのお土産に。

 


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長瀞へ

2023-04-09 23:51:56 | ただの日記

さて、鰻重と秩父餅に舌鼓を打った後、今度はお嬢さんとワンちゃんも加わって、3名+ワンちゃんで長瀞へ。

後部座席から身を乗り出して、前方の景色を凝視しているワンちゃん。ハァハァというワンちゃん特有の短い呼吸を耳横に聴きながら、とても懐かしい気分になった。実はこのワンちゃん、長瀞が大好きで、「長瀞」という単語を聞くだけで興奮してしまうのだ。車を降りるなりハッスルして、リードに阻まれて、時折2本足になりながらも岩畳に急ぐワンちゃん。

いい感じのお店が並ぶ通りから階段を降りていくと、目の前に絶景が広がる。

この岩畳はこのように薄い板状に剥がれやすい「結晶片岩」という岩石でできている。結晶片岩は変成岩で、プレートと共に地下深部(20〜30km)の深さに引きずり込まれてできたものである。本来、地下の深いところにあるはずのこの岩石が、また地殻変動によって地表に出てきた上に、荒川に寝食されて河岸段丘が出来上がっている。

有名な甌穴(おうけつ/ポットホール)は、この程度の大きさのものならあちこちにある。

より大きなポットホールを求めて、少し奥へ行ってみるが、

どんどん人が少なくなり、心細くなっていく。

岩畳を歩くのは実は結構足にくる。普通の階段ならここまで疲れないと思うのだが、やはり足場が安定しないため、少し登るのも疲れるのだ。こんな人のいないところで怪我でもしたら大変。

ということで、なるべく段差の少なそうなところを選んで、待ち合わせ場所まで戻った。レンギョウがとても綺麗に咲いている。

ちょうど芝桜の季節でもあるので、商店街の植え込みもこんなに綺麗。

ちょっと今、このブログとYouTubeの連携がうまく行かないので、リンクになってしまうが、一応、岩畳をパノラマ撮影的撮った動画があるので、貼っておく。

https://youtu.be/BOYVt287EYo

岩畳の対岸には秩父赤壁などと言われる場所もあるのだが、ライン下りの船とのセットで考えると、昔本当のライン下りをやった時のローレライの岩を思い出すなぁ。(もう少し滑らかな岩だったけど)。

 


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武甲山、お花畑、ワンちゃん、鰻重・・・

2023-04-09 23:50:18 | ただの日記

三峯神社から下界へ降りてきて、JAO友のお嬢様とワンちゃんと一緒にしばしお散歩。

私の日常とはまるで別世界の美しい世界。

一面の菜の花の向こうに武甲山。この山は本来は今でいうハワイあたりにあった、火山活動を終えた珊瑚礁の島で、プレートに乗って2億年かけて日本列島の上に乗り上げて出来上がった山だと、ブラタモリでやっていた。波乱万丈の運命を乗り越え、首都圏に多量のセメントを供給した恵みの山だが、そんなことはおくびにも出さずに静かに遠くに佇む優しい山容が印象的である。

この菜の花畑も素晴らしい。

菜の花だけでなく、

矢車菊(矢車草)とか、

ヴィオラとか、

ムラサキハナナ(ハナダイコン)とか、

枝垂れ桜とか、

見ごたえのある花々がいっぱい。

草むらにすぐ顔を突っ込むワンちゃん。綺麗で、賢くて、感情表現豊かで可愛いワンちゃん。犬と触れ合うのは何十年ぶりだろう。子どもの頃は絶対触らせてもらえなかったリードも少し持たせていただいて、一緒に散歩してみたがなかなか大変。でもふかふかの毛皮が気持ちよくて、何回もなでなでして楽しんだ。

秩父はうなぎどころということで、鰻重と肝吸いをご馳走になった。本当に美味しくて、さっきみそポテトだのしいたけ焼だの食べたのも忘れて、あっという間にツルッと胃の中に入ってしまった。

こちらは秩父もち。爽やかで美味しかった。

春の陽気の心地よさにもっと長居したい気分でいっぱいだったけど、残念ながら時間がないので、次の目的地・長瀞へ向かう。

 


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三峯神社へ

2023-04-09 23:15:34 | ただの日記

秩父に着いて、JAO友(というか先輩というか)の運転する憧れのフィアット500Anniversarioに乗って、まず三峯神社へ。

荒川がダムに堰き止められて出来た秩父湖の美しさ。

山を登っていくと、まだ桜もある。

三峯神社の周りに彩り良く咲いているのはミツバツツジの花。

葉よりも花が先にうっそうと咲くのね。ツツジにしてはずいぶん背が高い。

三峯神社の入口はゴージャスな三輪鳥居(三ツ鳥居)。神社仏閣に数多く参拝したけれど、この形の鳥居とリアルで出会ったのは初めて。

いい漢字の杉木立の中を少し下っていくと、随身門がある。

随身門の脇を固めるのは狼さま。ここでは狼が神様の使いとされているそうだ。

三峯神社の歴史は古く、日本武尊が伊弉諾尊・伊弉册尊の二神をお祀りしたのが始まりとされている。その後、役小角も来て修行し、当山で修験道が始まったという。修験道⇨仏教⇨神道と移り変わってきた歴史があるようだが、同じ経路を辿った出羽三山(私も若い頃、女性版山伏修行に参加)と、なんとなく雰囲気が似たところがあるなぁと懐かしく感じた。

こういう天に聳え立つ大木の幹に触ってみると、なんとなく癒され、元気がもらえるような気がした。

手水場もゴージャスでびっくり。

社殿はとても豪奢で、風格が感じられる。なんだかとってもいい気持ち。

コロナ禍で全く旅行に行かなかったので、御朱印をいただくのも久しぶり。

少し高いところに登ると、下界の景色が一望できる。ま・・この写真では私の顔が邪魔かもしれないけど、まるで山水画の画題としてもぴったりな、おごそかで深遠たる素晴らしい景色だ。

あちらには日本武尊さまもいらっしゃいますね。

参拝を済ませたら、ご当地名物の「みそボテト」と原木しいたけ焼をいただく。

めちゃくちゃ美味し〜い!

 


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西武線・特急ラビュー「ちちぶ号」で秩父へ

2023-04-09 23:13:58 | 鉄への道?

四年前、JAOフェス(アマチュアオーケストラフェスティバル)久留米大会で知り合った方に会いに、ラビューに乗って秩父へ。

その方とは大会後、ずっとfacebookで繋がっていて、以前私がブラタモリの秩父編を観て感激した話を当ブログに書いたところ、「武甲山は毎日見てるし、長瀞も近くにありますよ・・ぜひ秩父へ」とメッセージをくださった。ところが私の方がバタバタでなかなか都合がつかず、のびのびになってしまっていた。やっと4月7日に休みが取れ、その方の都合とも合ったので、秩父に行くことにしたのだが、あいにく金〜土とあまり天気が良くない予報だったので、急遽、晴の予報の出ている今日・弾丸ツアーで行くことにしたのだ。

朝5時起きして、6時50分の池袋発「ちちぶ3号」に乗った。

これ、ほんと、乗りたかったのよ。

窓はワイドで、ナイスビュー。

黄色い椅子はなんか不思議な形をしているが、足がきちんとシートに収まり、座り心地も良かった。

西武秩父着は8時14分。約1時間半弱の快適な鉄旅。

目の前には武甲山がそびえ、

駅の改札近くには、過去の特急と思われるものの模型もあった。

そして、四年ぶりに会った方が乗っていたのは・・きゃー、フィアット500(チンクエチェント)アニベルサリオ。テレビのイタリア語講座で何回か見たことがあるけれど、まさか自分に乗る機会が訪れるとは思わなかった。車体も運転席も丸みを帯びていて、とても可愛い。

ということで、駆け足ながらも充実した1日が始まったのであった。


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「展覧会の絵」再び

2023-04-08 23:15:40 | ただの日記

所属オケの今夏の定演は、有名トランペットプレイヤーの共演によるアレンジ曲+展覧会の絵。

「展覧会の絵」は、昔会社の合併で大変だった時に、銚子の少し手前の旭市公演にて、2ndヴァイオリンにて本番参加したことがある。(その一ヶ月後の冬の定演も同じ演目だったが、休日出勤で出れず)

本当に忙しかったので、公演の翌日、会社で具合が悪くなり、会社の診療所で点滴を受けた。

なので、ちょっと暗い思い出のある曲なのだが、今回は1stを弾くことになった。

今日は練習初日。既成概念を捨てて、新しい気持ちで取り組もうということで、私も昔の点滴のことは忘れて頑張ろう。


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韓国時代劇「師任堂(サイムダン)、色の日記」(第34話〜第38話)を見て

2023-04-07 14:17:57 | ドラマ鑑賞

サイムダンもそろそろ大詰め。1話1話が面白い。

このドラマのテーマの大事なモチーフとなっているアンギョン作の「金剛山図」はどうやら実在しない絵のようであるが、アンギョンという画家は確かに存在する。漢字で「安堅」と書き、李氏朝鮮時代初期の山水画家で世宗年代に活躍し、15世紀後半に没したと考えられている。

代表作は「夢遊桃源図」で、なんと天理大にあるそうだが、雰囲気はドラマ中の「金剛山図」に似てはいる。今週は劇中にリアル金剛山が出てくる。ゴツゴツした細長い岩のたくさんある素晴らしい景色の山だ。まさに水墨画の画材となるにふさわしい。この山は今は北朝鮮にある。韓国から韓国で行けた時期もあるのだが、韓国人の女性観光客が誤って立入禁止区域に入って射殺される事件が起き、観光ルートが停止されたりして、行くことが難しくなっているようだ。

朝鮮半島は安定陸塊の上にあるから地震が少ない。全土が花崗岩に覆われているという。すると金剛山のゴツゴツした岩肌も白っぽく見えるから花崗岩なんだろうね。でもどうしてこのような形になるのだろう。タモリさんに行っていただいて解説していただきたいものだが、場所が場所だから当面は無理だろう。

ゴツゴツした山肌を見ながら絵を描くサイムダンことイ・ヨンエさん。このドラマに出るために練習されたのだろうが、大胆な筆使いで、見応えのある絵が描かれていた。宜城君と二人で描いている絵も素晴らしい。・・が、なぜ燃やしてしまうんだろう。

イ・ヨンエさんが以前主演した韓国時代劇の「チャングムの誓い」に出てくる中宗はまるで聖人君子であるが、サイムダンに出てくる中宗は違う。燕山君が廃位され、その後に立てられた王様だから家臣に頭が上がらない。自分が成そうとして失敗したことは、逆に自分の痕跡を消すために関係者を殺してしまう。猜疑心と嫉妬心と保身の塊だ。どっちが真の中宗なのだろう。もしかしたら後世の評価が分かれる王様なのかもしれない。


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金曜ロードショー「プリティ・ウーマン」を観て

2023-04-06 23:52:56 | 映画・番組等、各種鑑賞録

一ヶ月前にやってた金曜ロードショーの「プリティ・ウーマン」の録画を今頃見る。

そもそもこの映画は私が若い頃やっていた映画で、題名も知っていたし、興味もあったんだけど、今まで見れないで来たので、ようやく見れて嬉しい。

アメリカ版・シンデレラストーリーというか、マイフェアレディと言ってしまえば簡単だけど、ストーリーはそれほど簡単ではない。

ジュリア・ロバーツが演じる売春婦ヴィヴィアンは可愛らしく、スタイル抜群なだけでなく、賢くて自主性がある。彼女だって好きでその職業を選んだわけではない。対するリチャード・ギアが演じる金持ち実業家エドワード・ルイスはなかなかのナイスガイであり、ヴィヴィアンの賢さに気づいている。出会った時はヴィヴィアンの体よりも会話を求めるところが紳士だ。お互いに影響を与え合って、破局の危機を乗り越え、かつエドワードの申し出をヴィヴィアンが一度は断る・・という山がある。ヴィヴィアンはただのシンデレラではなく、エドワードもただの王子様ではないところが良いな。

椿姫の音楽が効果的に使われている。同じ売春婦という立場で「椿姫」を観たヴィヴィアンの思いは複雑だったかもしれないが、大変感激したようだ。ラストにまた椿姫の音楽が使われた時、私は大泣きしてしまった。椿姫って本当は悲劇じゃないのかも・・とまで思ったりして。お互いの立場からある意味解放された象徴としてこの曲が使われたのは興味深い。


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