秩父に着いて、JAO友(というか先輩というか)の運転する憧れのフィアット500Anniversarioに乗って、まず三峯神社へ。
荒川がダムに堰き止められて出来た秩父湖の美しさ。
山を登っていくと、まだ桜もある。
三峯神社の周りに彩り良く咲いているのはミツバツツジの花。
葉よりも花が先にうっそうと咲くのね。ツツジにしてはずいぶん背が高い。
三峯神社の入口はゴージャスな三輪鳥居(三ツ鳥居)。神社仏閣に数多く参拝したけれど、この形の鳥居とリアルで出会ったのは初めて。
いい漢字の杉木立の中を少し下っていくと、随身門がある。
随身門の脇を固めるのは狼さま。ここでは狼が神様の使いとされているそうだ。
三峯神社の歴史は古く、日本武尊が伊弉諾尊・伊弉册尊の二神をお祀りしたのが始まりとされている。その後、役小角も来て修行し、当山で修験道が始まったという。修験道⇨仏教⇨神道と移り変わってきた歴史があるようだが、同じ経路を辿った出羽三山(私も若い頃、女性版山伏修行に参加)と、なんとなく雰囲気が似たところがあるなぁと懐かしく感じた。
こういう天に聳え立つ大木の幹に触ってみると、なんとなく癒され、元気がもらえるような気がした。
手水場もゴージャスでびっくり。
社殿はとても豪奢で、風格が感じられる。なんだかとってもいい気持ち。
コロナ禍で全く旅行に行かなかったので、御朱印をいただくのも久しぶり。
少し高いところに登ると、下界の景色が一望できる。ま・・この写真では私の顔が邪魔かもしれないけど、まるで山水画の画題としてもぴったりな、おごそかで深遠たる素晴らしい景色だ。
あちらには日本武尊さまもいらっしゃいますね。
参拝を済ませたら、ご当地名物の「みそボテト」と原木しいたけ焼をいただく。
めちゃくちゃ美味し〜い!