外的な満足よりも己の内の精神が満たされれば、その刺激的な外的なものがなくてもしっかりと生きていけるのです。

2009-04-01 投稿の「ハウス・シチュウのＣＭで至福を見た」を読まれた方の中で…不満と欲と矛盾に満ちた人間関係の中で味わえる…至福の瞬間…に気付いた人も多いと思います。

ちなみに私が過疎地暮らしとなった初期の頃に…生涯独身を決め込んだ女性が姪御さんを引き連れて遊びがてら私が過疎地暮らしをしている状況を見聞しに来たことがあります。

そして三人が一緒になって庭先で無邪気に遊んでいる時にふと女性と目線が合い互いが何となく無邪気・無意識に微笑み合った瞬間に私は何だか和気あいあいの波長が合った気分でもって（特別な出来事でもないのに）何だか満ち足りた思いの至福を味わった経験があります。

ちなみに相手の女性が同じように至福を感じたかは定かではありませんが、それ以来数年間にわたり姪御さんと何度も来訪されました。

そんな中で強く印象に残っていることにあるのが…三人で一緒に山歩きしている時にみぞれ雪が降りだし積雪するまでになり、歩き疲れた幼稚園児の姪御さんを背中に背負って何とか我が家にたどり着いたことがあります。

ちなみに我が子さえも背負った思い出がないくらいの私ですから、その時の印象が深く残っています。

その幼稚園児だった子供が成長し北海道の畜産会社に就職したのも私がパートしている牛舎で手伝いがてら遊んだことがキッカケかもしれませんし、今は豚を飼育する事業所で働き、今年成人を迎えたばかりです。

ちなみに幼稚園児ではない成人した姪御さんのオッパイが見たいと冗談で言うも実現していませんが、しかし姪御さんを連れてきた独身の女性とは未だに腐れ縁が如くに続き、一年に一度くらい電話がかかってきて一時間を超える長話となっています。

チョット脱線したかも知れませんが…
本来なら人間関係でもって至福が味わえるのが理想なのですが、不満と欲と矛盾に満ちた人間関係では無理なのです。

だから欲張らないもの同士が集まった時に明るい微笑みが混じりながら会話し合っていれば至福の時間となるやもしれません。

ちなみにギャオの映画ドラマで観たのですが…旅行に来たもの同士が何かのキッカケでご縁となった男女があちこち歩きながら夜明けまで互いに話し合っている会話シーンの連続で映画が終わっていましたが…それだけ会話が進むと言うことは否定反発することがなくて、互いの人格性格個性や役割を認め合ったから可能となるのです。
ちなみに観覧者の私を退屈させなかったのも会話の内容に感じるものがあったからです。
ちなみに神とは人間とは的なことや思想哲学や芸術や不思議なことや原理的なことなど様々な方面の会話だったと思います。

とにかく付録的な肉体や感情体で満足するよりも、人間本来の精神体で満足することがあればしっかりと生きていけるのです。

ところが変化刺激に富んだ人為人工的な諸々に惑わされているから精神体が疎かにもなるのです。

然るに…恋愛＝セックス…夫婦＝セックスといった肉体的感情的な満足よりも…一緒にいるだけで共に感じあえる微笑み合えることで…己の中にある精神が満たされれば…その刺激的・対外的なものがなくても…精神面だけで人間らしくしっかりと生きていけるのです。