天皇誕生日もイブも出勤日だったので、きのうのクリスマス当日はのんびり。
有馬を当てて食べるブッシュ・ド・ノエルの美味しさよ。
それでは、今季詠んだ狂歌を振り返る恒例の試み。まずはJ1前半戦の17戦から。
- 2/25 第1節・アウエー仙台戦 0対1
10年ぶり 天敵になお 決められて 2月の奥羽 ため息覆う
(開幕戦は残念な黒星。かつての札幌キラー・石原直樹が決勝点)
- 3/4 第2節・アウエー横浜M戦 0対3
10番に厳しさ学ぶ 嗚呼しんど 首位にはばたく カモメ見上げて
(10番の斎藤学に進藤が子ども扱いされて3失点。横浜Mは2連勝で首位に)
- 3/11 第3節・ホームC大阪戦 1対1
咲きかけた 桜の花を 押しとどめ 4年と4月 待ちわびた一歩
(J1での勝ち点も、都倉のJ1ゴールも、4年4カ月ぶりの偶然)
- 3/18 第4節・ホーム広島戦 2対1
春の使者 安芸から来るとは これ如何に 蝦夷の寒さに クマは目覚めず
(今季初白星の相手は広島。今季を通して残留争いを繰り広げる相手に)
- 4/2 第5節・アウエー甲府戦 0対2
新チャント 甲斐なく倒れた その後に 移籍の甲斐あり 水戸の仇討ち
(自身のチャントが披露された深井が重傷。昨季水戸だった兵働に先制を許す)
- 4/8 第6節・ホームFC東京戦 2対1
7と9 合わせた力で ゴール決め 8番欠けても 倍の穴埋め
(深井を欠いた一戦。ジュリーニョと都倉のゴールで逆転勝ち)
- 4/16 第7節・ホーム川崎戦 1対1
同窓に ホットラインを 見せつける 無邪気なデジャヴ タクマしきかな
(U18同期の奈良の前で、荒野が都倉にアシスト。昨季の松本戦の再現)
- 4/22 第8節・アウエー浦和戦 2対3
シンジてた 古巣で反撃 導いた モーションひとつで コースが空きと
(小野伸二が久々にさいスタのピッチに。1点差に迫る福森のFKではおとり役)
- 4/30 第9節・アウエー磐田戦 2対2
俊輔を 欠いて輝く 左利き 見せ場分け合い 試合も分ける
(福森が先制アシスト。上田が同点FK。俊輔欠場でも双方のレフティが躍動)
- 5/6 第10節・ホーム大宮戦 1対0
10戦目 「俺らの10番」 引き寄せる 勝ち点3と 先輩解任
(10番宮澤が決勝点。室蘭大谷の先輩の大宮・渋谷監督はほどなく解任に)
- 5/14 第11節・ホームG大阪戦 0対2
魔が潜む 前後半の 終わり際 魔と魔を合わせ ドームは「ママの日」
(ホーム初黒星。母の日の一戦は、前後半の終了間際の失点を取り返せず)
- 5/20 第12節・アウエー新潟戦 0対1
仇敵に 塩を贈るか 塩試合 選手の顔つき 青菜に塩か
(ボトム3に沈む新潟戦で、呂比須監督の初陣に白星献上)
- 5/27 第13節・アウエー鳥栖戦 0対1
3連敗 募る悔しさ プライスレス 「試される大地」 大地に試され
(入場料を観客が決める一戦でウノゼロ負け。独移籍を遂げる鎌田大地が決勝点)
- 6/4 第14節・ホーム神戸戦 1対2
前後半 終了間際に 負の引力 ニゥトンの前に 墜ちる札幌
(早々に先制しながら、また魔の時間帯に沈む。ニュートン=ニウトンは苦しいか)
- 6/17 第15節・アウエー鹿島戦 0対3
2得点 自身のパスで 演出し 古巣相手の これがダイゴ味
(前半30分で3失点の惨敗。うち2点は大伍のパスが起点に)
- 6/25 第16節・アウエー柏戦 1対2
水無月に 光も無しか 6連敗 11番は 輝き放つが
(6連敗の暗いトンネル。ヘイスの鮮やかなFK弾も勝ち点につながらず)
- 7/1 第17節・ホーム清水戦 1対0
キーパーに 届カヌヘッド 痛恨に 清水が敵地で 地雷ふみ月
(ソンユンのフィードをDFカヌが処理ミス。都倉→ヘイスが決めて7連敗阻止)
J1の厚い壁に6連敗を喫しながらも、17戦4勝3分け10敗の勝ち点15。
何とか残留圏の15位に踏みとどまり、後半戦に反攻を期す。