直虎も完結し、今年も残り2週間となった。今季の札幌を総括する。
当ブログは、イナが設定した「勝ち点34」を今季の数値目標とした。
15位終了の広島が勝ち点33だったことを考えると、この設定は正しかったと思う
終わってみたら、勝ち点43の11位で終了 「過去最高のシーズン」となった。
しかし、みなさんは8月末の「ファイナル10」の時期を覚えているだろうか。
札幌は勝ち点23&降格圏と勝ち点3差の14位だった。
>現在6勝の札幌に「残り10戦を勝ち越して6、7戦勝て」というのは無茶が過ぎる
ワタシもそのように記した。そこから6勝2分け2敗とはうれしい想定外だった。
競馬に例えると「最後の直線で末脚爆発」といった残留劇だが、
これは過去の昇格クラブの残留と比べても異例ではないか?
そう考えて、昇格PO導入後の13年以降のケースを調べた。
過去5季の昇格15クラブのうち、残留したのは9クラブ。
うち後半戦の勝ち点が前半戦よりも伸びたのは次の5クラブ<カッコ内は年間順位
- 13年甲府:14→37(15)
- 14年G大阪:24→63(1)
- 15年湘南:22→48(8)
- 16年大宮:26→56(5)
- 17年札幌:15→43(11)
毎年1クラブは出ているが、今季はそれが札幌になるとは・・
しかも、札幌が後半戦に上積みした「勝ち点28」は
14年G大阪、16年大宮に次ぐ3番目の多さ。これも意外な数字だった。
ちなみに、札幌が01年(2ステージ制)にJ1に残留した時は、
第1ステージ21・第2ステージ13と、後半戦に大きく勝ち点を減らした。
この唯一の成功体験から、今季の残留も「先行逃げ切りかな」と
無意識にイメージしていたので、異例に映ったのかもしれない。
一方で、今季の戦績をさらに詳しく見てみると、
もうひとつ異例な点に気が付いた。それはあす改めて。
- 宮杯チャンピオンシップ
FC東京3(1延長0)2神戸 FC東京が初優勝。
前半2点を先取した神戸だったが、Jユース杯の雪辱ならず。
- 宮杯プレミア参入戦
札幌0対2名古屋 札幌はまたも参入戦の壁を越えられずorz
他には磐田・流経大柏・富山第一がプレミア参入を決めた。
4チームとも京都以東だが、名古屋と富山第一の東西振り分けはどーなるのかな?
- JRA
朝日杯FSを制したのはダノンプレミアム
「テン良し・ナカ良し・しまい良し」のレース運びを見せて、
3戦無敗のGⅠ制覇をレースレコードで飾った。
ワタシの馬券は見事にガミったが、有馬に向けて予想は好調と受け止める。