コンサは25日からお休み。キックオフ2018は来月13日にきたえーる開催。
あっという間に来季がやってくるので、駆け足で今季の総括を締めくくる。
夏の途中補強が大当たりで、古今例がない残留を遂げた今季の札幌。
その「末脚」に火をつけたターニング・ポイントはどの試合だろうか。
リーグ3位を食った10月の第29節・柏戦@厚別か。
4戦未勝利を止めて、開幕戦の借りを返した8月の第24節・仙台戦@厚別か。
個人的には7月8日の第18節・大宮戦@NACK5を挙げる。
日程上は後半戦最初の試合だが、その後に3週間のインターバルを挟んだので、
事実上は前半戦を締めくくる試合だったと言える。
札幌はこの時、大宮と残留圏を争い、勝ち点1差で15位札幌・16位大宮だった。
周知の通り、0対2から福森のFK2発で引き分けに持ち込み、札幌は残留圏を死守。
現地観戦後、ワタシは以下のように記した。
>15年の一戦は「7連勝&J2制覇」「12戦未勝利&10位終了」と双方の明暗を分けた
>J1残留ラインを勝ち点1差で挟んだ今回の一戦も、双方の「分かれ道」となりそうな
*15年J2でも7月8日に対戦し、札幌が2対0から逆転負け
振り返ると、この試合後、札幌は大宮に二度と抜かれず、降格圏にも落ちなかった。
終わってみたら、勝ち点18差の11位と最下位。見事な「分かれ道」になった。
直樹・チャナティップ・ジェイの「補強トリオ」が合流する直前に、
都倉を欠く苦境で勝ち点1をもぎ取り、残留圏に踏ん張って反攻の足がかりとした。
そんな大宮戦を今季の節目として、来季の苦闘を乗り越える支えにする。