本題の前に、重傷で代表離脱の大伍に鶴。
鹿島灘の潮風は傷に悪かろう。生まれ故郷で療養と復帰に努めてはどうかね?
さて、年の瀬の残るサッカーイベントと言えば、6日開幕のクラブW杯と
8日開幕のE-1選手権、そして天皇杯の準決勝などだが、
札幌絡みでは、15日と17日の宮杯プレミア参入戦を忘れてはいけない。
その宮杯プレミアは東西とも10日の最終節を残すのみ。両地区の状況をまとめておく。
【東地区】
トップの苦戦と裏腹に、清水ユース(勝ち点37)が単独首位。
10日にホームで柏U18に勝てば優勝が決まる。
勝ち点1差で追うのが、昨季大接戦を繰り広げたFC東京U18と青森山田
今季もお互いに逆転優勝を狙い、10日に直接対決に臨む<得失点差も同じ14
一方で、最下位の横浜Mユース(同12)はプリンス降格が決定。
残る残留1枠を大宮ユース(同14)と浦和ユース(同16)が争う。
大宮は昨季の名古屋のような「W降格」を回避したいところだが、はたして。
【西地区】
神戸U18と広島ユースが勝ち点39で並び、最終節での抜け出しを狙う。
一方で、米子北(勝ち点17)神戸弘陵(同16)大津(15)福岡U18(14)が
残留2枠を争っている。最終節で大津と福岡U18が直接対決に臨み、
神戸弘陵が広島ユースと対戦するので、米子北が最も優位と言えるか。
昨季は札幌U18を下してプレミア入りしたので、たった一年で落ちてほしくない
対して、大津と福岡U18はうっかり引き分けに終われば、双方降格の可能性が高い。
トップはJ1に上がれず、U18はプリンス降格となれば、福岡には厳しいシーズンだ。
なお、プレミア参入戦に出る9地域16チームの顔ぶれは、以下の9チームまで決まっている
<最終決定は10日。11日夕に参入戦組み合わせ抽選
- 北海道=札幌U18
- 東北=尚志高
- 関東(残り2)=前橋育英高
- 北信越(残り1)=富山第一高
- 東海=名古屋U18・磐田U18
- 関西(残り1)=大阪桐蔭高
- 九州=鳥栖U18・長崎総科大付高
中国2チームと四国1チームは9日の最終節の結果次第。
札幌以外の注目は東海の名古屋U18 「W降格」の悲劇の翌年に「W昇格」となるか