昨夜の「ALL TOGETHER AGAIN」両国大会は、
平日夜に全11戦とあって、メーンを除いて10分前後の試合が続く
オードブルのような大会に。まあ、普段は大会場と縁が薄い選手には
良い顔見せになったのかな。メーンで宮原と清宮にナチュラル・ヒールを
貫きつつ、最後は棚橋をきっちり沈めたオカダの力量はさすがだ。
さて本題。今季の折り返しとなる今夜の鳥栖戦を語る。
相手はここまで16戦6勝4分け6敗・勝ち点22の9位。
相手はここまで16戦6勝4分け6敗・勝ち点22の9位。
得点18・失点20と開幕戦の5失点がなお響いて
得失点差はマイナスだが、ロースコアの試合を上手く拾えている印象。
最近も5戦無敗(3勝2分け)と堅調である。
7位札幌とは勝ち点3差・得失が8差。順位は入れ替わりそうにないが、
「勝って一ケタ順位で前半戦終了」がモチベになるのでは。
すでにルヴァン杯では2回対戦し、札幌の1勝1分けの戦績。
だが、リーグ戦の最中でお互いに大幅に選手を入れ替えていて参考外だろう。
そして、今季も昨季と同じくミラーゲームを仕掛けてくるとみる。
前節の柏戦で札幌を苦しめた井原采配も参考に、5バック気味の3バックで臨み、
動きが少ない展開に持ち込んで、梅雨時の暑さと湿気を味方にしそうな。
一方で、昨季の札幌戦で活躍した本田や福田が負傷で離脱中。
となると、要注意はここまで5得点を挙げたチーム得点王の長沼か。
前節の横浜FC戦はドッピエッタを記録し、昨夏の広島からの移籍から続く
得点を挙げたら負けない「不敗神話」を5戦(3勝2分け)に伸ばした。
今季ここまで無得点の岩崎も恩返し弾を狙っていそうで不気味に映る。
好調ぶりが光る札幌の攻撃陣との競い合いは見どころだろう。
なお、鳥栖の5戦無敗は、ACLを制した直後の浦和戦から始まった。
つまり浦和を下して手に入れた「真のアジア王者」の称号は、
いまだに鳥栖の下にある(だからルヴァン杯は参考外だってば)。
今節はその浦和も札幌の射程圏にある。順位を上げるとともに、
「真のアジア王者」の称号を鳥栖から奪い取って、後半戦の励みにしよう。
- ホークス
読売を5対1で下し、6勝4敗で交流戦首位タイをキープ・・・というよりも、
ロッテ&オリックスを交えたパ・リーグAクラスがゲーム差ゼロに。
甲斐が4号3ランを含む3安打4打点。「甲斐打点不敗神話」は30戦に伸びた。