ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

関東1部前期第7節・東京U対浦安

2018年06月26日 | サッカー

ロシアW杯はグループリーグが3戦目の佳境に。

しかし、流れをぶった切って、23日に観戦してきた

関東リーグ1部の東京U対浦安@小石川運動場を語る。

結果から語ると、東京Uが2対1で浦安を下し、リーグ戦2勝目を挙げた。

前半8分にFW宮澤弘(俺らの10番に似た名前だが背番号23)が先制。

この得点、右サイドからのMF伊藤光輝のクロスが素晴らしかった。

この2人はともに柏U18出身である

<伊藤が中村航輔や中川寛斗と、宮澤が名古屋に移籍した中谷進之介と同世代

同35分には右サイドを抜け出したMF能登正人が追加点。

この能登は流浪の選手生活を送っているが、15年に千葉に在籍した経歴がある。

つまり、「東京ユナイテッド」を名乗りながら、

前半は千葉の力をユナイテッドして浦安をボコボコにしていたwww

後半は一転し、昨季までJFLだった浦安の猛攻に押し込まれ、23分に失点。

いわゆる「危険なスコア」になり、強まる雨足と人工芝のピッチにも苦しんだが、

何とか逃げ切り勝ちを遂げた。

スタメンGKとしてフル出場した杉山(右)。

1点こそ失ったが、至近距離のシュートを片手1本で弾いたり、

裏抜けで1対1になった相手のシュートを片足で止めたり、

この白星に大いに貢献した。ただ、この後に握手を交わし、

「次はクリーンシートを期待しています」と声をかけたところ、

「そうですね。今季はまだ1回も無いんで・・・」

やはり気にしていたのか。GKとして無失点は常に意識するところなんだな。

それにしても、東京Uのユニはメガクラブ仕様だ<アンダーアーマー製・胸がみずほ銀・背がフクダ電子

ボールパーソンを務めたサッカー少年たちと試合後に談笑する岩政(左)

コーチ役も兼ねる、このクラブの中心選手である。

「元鹿島の日本代表」として、このW杯期間はメディア対応も多いだろう。

多忙の身と察するが、このカテゴリーではさすがの存在感。

対人守備。ヘディングの競り合い。周囲へのコーチング。どれも出色だった。

ところで、岩政と言えば、当初は空中戦が全く半端だった大迫

ヘディングの師匠でもあるが、実は東京Uには大迫と因縁の選手がもうひとり。

控えGKの神舎宏 大迫を擁する鹿児島城西を決勝で下して、

08年高校選手権を制した広島皆実の正GKである

<当時2年生。1年先輩に東京VのアニオタDF井林章がいる

いずれはこの選手のセービングもピッチ上で見たいものだ。

最後に、関東1部の現状まとめ。第7節終了時の上位陣は

  1. 栃木:勝ち点21(7勝)
  2. 市原:勝ち点18(6勝1敗)
  3. ジョイフル本田:勝ち点13(4勝1分け2敗)
  4. 東京23:勝ち点9(2勝3分け2敗)
  5. 東京U:勝ち点9(2勝3分け2敗)

24日の栃木対市原の「全勝対決」は、デカモリシの得点などで栃木が2対0で制した

東京Uは、逆転のリーグ制覇・・・は少し厳しい感じだが、

今季から全社の出場資格になった「各地域リーグ3位以内」

コレを達成することが現実的な目標になるか。まずは前期の残り2戦。

1日の栃木戦@足利と8日の市原戦@袖ケ浦の上位アウエー連戦の行方に注目する。