フランス遠征に臨む日本代表メンバーが発表になり、J1はしばしお休み。
しかし、その間にもJ2・J3・JFLは大詰めの試合の数々が待ち構える。
まずはJ2を語る。湘南Vの後に控える「ファイナル3」の注目点は以下の三つ。
- 長崎・名古屋・福岡の自動昇格争い
- 松本・東京V・徳島・大分・横浜FC・千葉の昇格PO争い
- 讃岐・熊本・山口の残留争い
この3点がそれぞれに絡み合い、なかなかややこしい。
まず1について。勝ち点71~69の3クラブの争い。
松本・東京Vも数字上の可能性は残るが、2位長崎の3戦3敗をイメージできない
4位福岡は次節、優勝を決めた湘南にホームで勝てるかどうか。
長崎が水戸、名古屋が岡山と「6位以内が消えたクラブ」が相手なので、
落とすと厳しくなりそうな。なお、次々節は、福岡が松本、名古屋が千葉、
長崎が讃岐と、昇格や残留を争うクラブと対戦する注目の節になる。
次に2について。勝ち点64~59の6クラブの争い。
松本は次節から讃岐・福岡とアウエー連戦が、
徳島はラスト2戦に大分・東京V戦が控える。劇的な展開がありそうな。
勝ち点59の横浜FCと千葉は正直、3戦3勝あるのみと考えるが、
この両クラブは最終節で直接対決に臨む。
最後に3について。群馬(勝ち点19)の最下位が決まった一方で、
18位金沢(同42)以上は残留が確定した。
率直に言って、讃岐と熊本は「あと1勝」を挙げて勝ち点を40としたら、
残留当確だろう。一方で、勝ち点31のブービー山口はかなりの苦境だが、
「J3送り」は免れるかも。その理由はあすの「J3編」で語る。
- 日本シリーズ
第3戦は、ソフトバンク3対2DeNA 3連勝で日本一に王手。
内川が古巣で先制打。伏兵・高谷が2度の盗塁阻止&2点適時打の大暴れ。
DeNAの反撃もモイネロ・岩嵜・サファテがシャットアウト。
11月1日に日本一となれば、まさに「1ダホー」だが、はたして。