ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

16年回顧/札幌狂歌集・後半戦

2016年12月24日 | コンサドーレ

ディファ有明が2018年6月限りで営業終了&解体とか。

NOAHやパンクラス、アウトサイダーなどの今後の会場確保が気にかかる。

さて本日は、J2後半戦22戦と天皇杯2戦を詠んだ狂歌24首を紹介する。

  • 7/9 第22節・アウエーC大阪戦 0対0

屈強な 金具がゴールに カギかけて 見ている側は キンチョウの夏

(金ジンヒョン&具ソンユン。双方の守護神が好セーブを連発してスコアレス)

  • 7/16 第23節・アウエー岡山戦 0対0

瀬戸内の 暑気に北風 送り込み 霧がかかるか 上位戦線

(2戦連続のスコアレス。上位争いが混沌としてきた)

  • 7/20 第24節・ホーム松本戦 1対0

神宿り 都の倉に 金の山 五重の塔を 祝いに建てる

(都倉の神ヘッド&金山の神セーブ。勝ち点50に一番乗り)

  • 7/25 第25節・ホーム岐阜戦 5対0

CR 札幌ドームが 大当たり 5―スト・5ジラ お祭り5点

(ドームに仮面ライダーゴースト。シン・ゴジラの叫びも。パチンコ・ネタに走る)

  • 7/31 第26節・アウエー山口戦 2対1

維新の地 高さと距離(レンジ)で 撃ち崩し 反撃受けても 勝てば官軍

(都倉の高いヘッドとジュリーニョのミドルが炸裂。後半は大苦戦)

  • 8/7 第27節・ホーム清水戦 3対2

大一番 川崎OB 輝くが ひとり例外 杉たる力み

(都倉やテセら双方の川崎OBが大暴れ。清水GK杉山力裕のみ空回り)

  • 8/11 第28節・アウエー横浜FC戦 0対1

「山の日」に チームの勢い 下り坂 セットプレーの ワナにハマって

(祝日のハマで痛恨の黒星。5連勝を逃して南関東3戦3敗)

  • 8/14 第29節・ホーム山形戦 3対1

お盆来て 赤黒の祖を お迎えし 3点お供え 山に送り火

(札幌の赤黒ユニを発案したノブリン率いる山形を迎撃。3得点を挙げる)

  • 8/21 第30節・アウエー京都戦 0対0

都にて 鏡と勝ち点 捧げられ 次ににらむは 秋の征西

(9月からの四国・九州遠征を前に、京都が仕掛けたミラーゲームを引き分ける)

  • 8/25 第12節・ホーム熊本戦 1対0

20勝 ホーム不敗も 20戦 二重に喜ぶ 20周年

(クラブ創設20周年記念試合。今季20勝目&ホーム20戦無敗の20尽くし)

  • 8/27 天皇杯1回戦・筑波大戦 3対0

初ゴール 上級生の 意地見せて クラブの歩みに 称号刻む

(大学生を相手に中原が札幌で初ゴール。下の句は〝彰吾を刻む〟とも詠んで)

  • 9/3 天皇杯2回戦・岡山戦 1対2

桃太郎 蝦夷ケ島にて 首位退治 リベンジの無念 二重三重

(岡山にリーグ戦の雪辱を許す。30番・豊川と20番・藤本に決められた)

  • 9/11 第31節・ホーム群馬戦 3対1

秋晴れの 厚別に日差し サン得点 それでも曇る サポの横顔

(リーグ戦の厚別初戦で3得点。しかし、群馬のハイプレスに苦しむ)

  • 9/18 第32節・アウエー長崎戦 0対0

龍と竜 くんちに先立つ 龍踊に 雨の諫早 白星光らず

(長崎・永井龍と札幌・河合竜二の激突が雨を呼んでスコアレス)

  • 9/26 第33節・ホーム町田戦・3対2

7番が 37歳 前祝い 足して笑顔の 44番

(シンジの37歳の誕生日前夜。ジュリーニョが2得点1アシストの活躍)

  • 10/2 第34節・アウエー北九州戦 0対0

本城の 季節外れの 真夏日に ゴール数のみ 絶対零度

(10月初めに気温30度超。だが、双方スコアレスのお寒い一戦に)

  • 10/8 第35節・ホーム水戸戦 1対0

11番 7ゴール挙げ 厚別を 駆けて勝ち点 77に

(ヘイスの今季7点目が決勝点。11×7=77)

  • 10/16 第36節・アウエー愛媛戦 2対2

みかんの地 未完に終わる 勝ち点3 「秘密兵器」の 称号逃す

(中原のJ2初得点も引き分け止まり。下の句は〝彰吾を逃す〟とも詠んで)

  • 10/22 第37節・ホーム東京V戦 1対2

24 決めてもその背に 届かない 不敗はね飛ばす スーパーカーの血

(ホーム24戦無敗ならず。福森のゴラッソも空砲。高木豊の次男・三男が活躍)

  • 10/30 第38節・アウエー熊本戦 0対2

筑紫の地 白星追うも 神無月 阿蘇より険し 八十(やそ)の勝ち点

(昨季も今季も九州で勝てず。勝ち点80にもなお届かず)

  • 11/3 第39節・ホーム讃岐戦 4対1

大黒天 ドームに降りて 福戻る 3点に絡み サポえびす顔

(試合前に大黒摩季さんがミニライブ。福森がCK・FKで3点を導く)

  • 11/6 第40節・アウエー徳島戦 1対2

昇格を 阻む強風 吹き渡り 阿波食うはずが 泡を食わされ

(強風のポカスタで痛恨の逆転負け。FW渡が2点に絡む活躍)

  • 11/12 第41節・アウエー千葉戦 2対1

J2に 「ただいま」ゴール 決めた人 同じ舞台で 「さよなら」引き寄せ

(13年開幕戦@フクアリで決勝点を挙げた内村がJ1昇格に近づく決勝点)

  • 11/20 第42節・ホーム金沢戦 0対0

ドローでも 両クラブには ウィン・ウィン 勝ち点3の 花より談合

(勝ち点1で片や優勝、片や自動降格免除という終盤を迎え、伝説の球回しを敢行)

後半戦は11勝7分け4敗。前半戦に比べて失速は明らかだが、何とか勝ち点40を上積み。

「J2を制したクラブは翌年J1残留」 このジンクスを守るべく来季に挑む。