ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

16年回顧/札幌狂歌集・前半戦

2016年12月23日 | コンサドーレ

神取でも厳しいのに、H・O・T・T・Aでどうしろと・・・(独り言)

さて、札幌はきのう22日に選手3人の加入を発表。

年内の営業は26日までとも決まり、いよいよ年の瀬が押し迫ってきた。

よって本日から2日間、今季詠んだ札幌の狂歌を振り返る。まず前半戦21節の20首を。

  • 2/28 第1節・アウエー東京V戦 0対1

不甲斐なし ウノゼロ負けも さもアラン 調布の地にて 不調あらわに

(攻守とも精細を欠いた開幕戦。アラン・ピニェイロに決勝点を許す)

  • 3/6 第2節・アウエー岐阜戦 4対0

アシストは ピッチに倒れ ながら川 ハット導く これぞ「裏技」

(長良川で都倉ハット。3点目は転倒した進藤が足の裏でアシスト)

  • 3/13 第3節・ホーム愛媛戦 1対1

お見合いを ホワイトデーの 前日に 同点弾の 苦いお返し

(1対0で迎えた後半にDF陣が痛恨のお見合い。むざむざ同点ゴールを献上)

  • 3/20 第4節・アウエー清水戦 2対0

富士隠す 暗雲払う セットプレー 福呼ぶ弾道 日本晴れかな

(J1・J2通して日本平で初勝利。福森のプレースキックから2得点)

  • 3/26 第5節・ホーム京都戦 3対1

双方の 背番号1 凍りつく 福森の技と 躍る阿波加に

(福森のFKに菅野動けず。守っては阿波加が上々のJ2デビュー)

  • 4/3 第6節・アウエー町田戦 0対2

4年ぶり 心待ちだの 旧友が 恩返しならぬ 倍返しかな

(2012年に札幌を去った町田GK高原に無得点に封じられて2敗目)

  • 4/9 第7節・ホーム岡山戦 1対0

勝ち星が 股の下から 転げ出し 十代ですが ススキノお誘い

(福森のFKが相手GKの股を抜けて決勝点に。下の句は〝十代で菅〟とも詠んで)

  • 4/17 第8節・アウエー山形戦 1対1

山の神 あの手この手で 勝ち阻む 雨に雷 桜吹雪も

(天童の一戦は天候がコロコロ急変。中断も挟む難しい試合に)

  • 4/23 第9節・ホームC大阪戦 1対0

桜散り 柿うなだれる 北の地で 稲の実りに 笑顔ほころぶ

(C大阪がシーズン初黒星。柿谷ノーゴール。稲本が殊勲の決勝点)

  • 4/29 第10節・ホーム徳島戦 1対0

20年 歩み映した ドームにて 足並みそろえ 勝ち点も20

(クラブ20年の歴史を上映。6勝2分け2敗の勝ち点20に)

  • 5/3 第11節・アウエー金沢戦 1対0

白星を 3つ並べて 輝くは 首位の呼び名と 古田の涙

(3連勝を遂げて首位浮上。試合後に挨拶に来た古田が号泣)

  • 5/15 第13節・アウエー水戸戦 1対0

常陸にて 13番が 倍返し 得た勝ち点も その背の倍に

(前年ラスマエの逆転負けをリベンジ。勝ち点を26に)

  • 5/22 第14節・アウエー讃岐戦 1対0

鬼門の地 右に左に 揺さぶって 出でし白星 うどんより美味

(相性が悪い丸亀で5連勝。ジュリーニョや福森のサイドチェンジが光った)

  • 5/28 第15節・ホーム山口戦 3対1

長州に 三矢浴びせる 洗礼も 8番に求む 深い反省

(毛利氏ゆかりの地のクラブ相手に3得点。だが、深井が軽率なプレーで退場)

  • 6/4 第16節・ホーム千葉戦 2対2

北の地で ヤマトが最近 悪目立ち 躾の2点で 8位に置き去り

(千葉の先制点は町田也真人。七飯の大和君置き去り事件に絡めた)

  • 6/8 第17節・アウエー松本戦 2対3

信濃にて なぜか豊後の 山険し 高崎山から 岩落ちるとは

(高崎と山本に決められ、とどめは岩間。敵地で悔しい黒星)

  • 6/13 第18節・ホーム長崎戦 2対1

本拠地に 龍が暗雲 呼び込むが バットマン舞い 光もたらす

(永井龍に先制されるが、今季初の逆転勝ち。宮澤がフェイスガード着用)

  • 6/19 第19節・ホーム北九州戦 1対0

10番が 連勝導く 切り札に バットマンから 転じてジョーカー

(バットマン宮澤の奮闘は続く。決勝点を挙げる活躍)

  • 6/26 第20節・アウエー群馬戦 1対0

ゴール前 ヘイスがお辞儀 3連勝 月に吠えるは 朔太郎の地

(月夜の一戦で3連勝。前橋は「月に吠える」萩原朔太郎ゆかりの地)

  • 7/3 第21節・ホーム横浜FC戦 5対2

函館の 千代台こそ うれしけれ サポの凱歌に 5ゴールの花

(啄木の「函館の 青柳町こそ かなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花」が元歌)

14勝3分け3敗。試合消化数が1少ないのに、勝ち点45で首位ターン。

期待と不安を抱えながら後半戦へ。