ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

下克上なき日曜日

2016年12月05日 | サッカー

昨季の栃木のチーム得点王が、今季は栃木をJ3に沈める。

昨季はC大阪にダブルを食らわせた金沢のチーム得点王が、今季はC大阪をJ1に導く。

フットボール界の巡り合わせは実に不思議である。

  • 昇格PO

C大阪1対0岡山 C大阪が3年ぶりのJ1へ。

元・現日本代表がキラ星の如くに並ぶC大阪だが、

決勝点を挙げたのがJFLやJ3を知る「雑草」清原だったことは感慨深い。

加入当初の扱いを考えると、よくここまではい上がったと思う。

一方で、初めてのJ1昇格を逃した岡山 この大一番に押谷欠場が響いたか。

今後は「ヤジトヨ」を筆頭に、レンタルバックの嵐が吹き荒れると予想する。

精神的支柱の岩政までも試合後に引退・退団を示唆。来季が気がかりだ。

  • J2・J3入れ替え戦

第2戦@富山は、金沢2対0栃木 金沢が2戦2勝でJ2残留を遂げる。

宇都宮出身にして元栃木FW中美がPKを含む2得点。

鳥栖に戻るか、金沢が買い取るか、他クラブに移籍か、

今後も曲折はありそうだが、中美には忘れられないシーズンになったに違いない。

ドームで分けた勝ち点1が、片や優勝、片や残留という上々の結果をもたらした。

その金銭的価値は1億円、2億円どころじゃないぞ

一方で、来季もJ3に留まる栃木 「一年でのJ2返り咲き」を見越して、

赤字予算を組んだ今季のギャンブルが失敗に終わった。こちらも来季が気がかりだ。

  • JFL

CS第2戦@都田は、ホンダ1対0流経大

年間勝ち点1位のホンダが2年ぶりにJFL王者の座をつかんだ。

社会人の古豪として、学生を相手に意地を見せた格好。

とはいえ、関東大学リーグとの兼ね合いで、選手の入れ替えもあった

流経大はよく健闘したと言える。

  • クラシコ

バルサ1対1レアル レアル、公式戦無敗を33戦に伸ばす。

レアルとの勝ち点差を縮めたかったバルサには、負けに等しい引き分けか。

セルヒオ・ラモスの同点ヘッドは、11月の千葉戦の都倉ヘッドが重なった。


  • JRA

チャンピオンズCはサウンドトゥルーが後方一気を決めてGⅠ2勝目。

前年の好走馬に着目したまではよかったが、

フェブラリーSに続いて「3着アスカノロマン」にすべて台無しにされたorz

このあたりの学習能力の欠如は、我ながら情けなくて涙も出ねえ。

「ASKA&和田騎手」のコンビ・・・しまった、年の瀬のゴシップを絡めたサイン馬券だったのか・・・