「驚」は5位か・・・五輪イヤーのたびに「金」とは安直では?
パラリンピックは初めて金ゼロだったし。
何はともあれ、今年の漢字も発表されたので、今季の札幌の総括を始める。
昨季のJ2は「1~3位が勝ち点80台。最下位栃木が勝ち点35」だった。
今季は「1~3位が勝ち点80台。最下位北九州が勝ち点38」と似た展開に。
ただ、自動昇格が「82→84」PO進出が「60→65」最下位が「35→38」
と勝ち点のハードルが上がった。優勝のみが「86→85」と下がっており、
よりタテに詰まってダンゴ感が増したシーズンだったと言える。
また、昨季までは上位の失速と下位の追い上げによって、
リーグ戦の折り返し時点と終了時点でPO圏の顔ぶれが変わっていたが、
今季は順位の変動こそあれ、同じ顔ぶれのままだった。
具体的には以下の通り<カッコ内は21節終了時の順位・勝敗。札幌のみ20戦消化
- 札幌:勝ち点85・25勝10分け7敗(1位・14勝3分け3敗)
- 清水:勝ち点84・25勝9分け8敗(6位・9勝7分け5敗)
- 松本:勝ち点84・24勝12分け6敗(3位・12勝5分け4敗)
- C大阪:勝ち点78・23勝9分け10敗(2位・13勝4分け4敗)
- 京都:勝ち点69・18勝15分け9敗(5位・10勝7分け4敗)
- 岡山:勝ち点65・17勝14分け11敗(4位・11勝6分け4敗)
当ブログはこれまで「後半戦10勝以上」をPO進出の要件に挙げてきた。
そして、昨季も今季も、上位6クラブのうち4クラブがこの要件をクリア。
終盤に失速した札幌も、この要件を何とか満たした。
「12戦未勝利」を昨季やらかしたクラブにしては上出来と言える。
あすは過去3季の総括を振り返り、そこで指摘した問題点を克服したかを語る。
- 宮杯プレミア参入戦
16チームの組み合わせ決定。
札幌は16日11時から、明徳義塾と呉で対戦する。
勝てば18日11時から、東京V対米子北の勝者と広島で対戦する。
11年に東地区初代王者を激しく争った東京Vと
プレミア参入をかけて対戦する可能性が出てきたとは・・・因縁だねえ。