ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

九州遠征2016~福岡編

2016年09月22日 | ホークス

 

昨年の9月19日に福岡に赴いた時は

パ・リーグの優勝トロフィーとチャンピオンフラッグをドームで拝んだ

あれからちょうど1年が経った。

ドームのたたずまいは変わらないが、ホークスを取り巻く状況は大きく変わった。

というワケで、残り11戦でゲーム差0.5の首位という状況で迎えた

19日のオリックス戦を振り返る。スタメンは上の通り。

「タカキラー」西に対して、ホークスは一番から三番まで左打者を並べたうえ、

六番DHに長谷川を起用。そして、中田&鶴岡のバッテリーで臨み、

7日のオリックス戦@ヤフオクの白星の再現を狙った。

対するオリックスの打線は、15日から3戦連発&5発固め打ちの一番糸井

8、9日の大阪2連戦2連敗をもたらした三番吉田正が要注意と思っていた。

しかし、ワタシの見立ては悪い意味で外れる。

四死球で招いた初回2死一、二塁のピンチに五番中島の先制3ランを被弾orz

9日の対戦でも、ナカジに初回3ランを浴びたことをすっかり忘れていた。

先に記したが、19日までのホークス戦の西の防御率は1.98だった。

よって、あくまでも数字上の話だが、早くも以下のような心境に陥りかけた。

 

同じく午後2時開始の日本ハム対ロッテ戦で、ハムが初回に

大谷の犠飛で先制したという知らせも、ワタシの絶望感に拍車をかけた。

しかし、この日のホークスは首位死守へ粘りを見せる。

中田は2回から7回まで毎回走者を許しながら、ゼロを並べた。

打線は主軸の出塁を長谷川がつなぎ、七番江川が返す形で反撃。

4回と6回に1点ずつを奪い、1点差に詰め寄った。

そして、8回にこの試合の分岐点が訪れる。

7回100球で降板した西から8回に継投した二番手・佐藤達が

1死しか取れず、走者2人を出す。このピンチは三番手・平野が抑えたが、

9回にも平野にイニングまたぎを強いたことが、中村の同点打を生んだと考える。

この時期にイニングまたぎをさせることがいかにストッパーに負担をかけるかを痛感。

3対3で迎えた延長戦でサファテ起用の気配を一切見せなかった工藤采配とは対照的だった。

西の10勝目とともに消えたワタシの絶望感。

しかし、続く四番内川が2死一、二塁のサヨナラ機を逃すと、新たな絶望感が生まれた。

帰りの飛行機の搭乗時刻が刻々と迫っている・・・

平野はさすがに9回限りだろう。次のイニングの先頭打者は五番松田。

熱男の27号サヨナラ弾で決着だな よし、10回裏までは見届けよう

そのように思いを定めた。10回表に左前打を放った先頭の安達を

二塁で仕留めた中村の好守もあって、サヨナラへの流れができたようにも感じた。

・・・しかし、10回裏は松田不発&無得点で終了。

上のスコアボードが示すように、午後6時を回り、無念の時間切れとなった。

年に1度の九州遠征で、年に1回あるかないかの白熱の延長戦。

しかも、東京在住ではほとんど拝めないサヨナラ勝ちのチャンス。

「後ろ髪を引かれる思い」なんて生ぬるいモノじゃない。

試合終了を見届けることなく、帰路についたワタシの心象風景はこんな感じ。

「振り向いてはいけないドーム右翼席」 振り向いたら魂を連れ去られただろう。

まあ、12回表の1死満塁のピンチを現地で見ていたら、心臓または精神に異常が出たと思うが

現在も延長戦の途中でドームから去った悔いは拭えない。よって・・・

25日(日)の西武戦@所沢を見に行くことに決めた<ビジター券2枚をまだ使えるし

  • おまけ

「ドームのたたずまいは変わらない」と上に記したが、周辺は大きく変わった。

ホークスタウンが再開発で更地に

全盛期には温泉施設にライブハウス、映画館、ボーリング場、ゲームセンター、

大型スーパー、各種飲食店、フットサル・コート、そして、トイザらスまで備えた

大規模商業施設のこれが成れの果てである。万物流転。諸行無常。

その道理は、アタマでは分かっているが、まだ幼かった3号や4号と遊び倒した

思い出の場所がこうして跡形も無くなったのは、やはり寂しい。


  • ホークス

首位攻防2連戦の第1Rは、日本ハムに1対2で惜敗。

大谷にやられた・・・陽にやられた・・・

陽は母校・福岡第一近くの「みつます」高宮店の美味しいとり皮はもう食わせてもらえないなwww

先発・千賀はレアードに被弾した1球だけが悔やまれる。

ストレートの四球の後、37本打っている外国人に初球に投げる球ではなかったorz