20日の福岡戦でも試合前に黙祷を捧げたが、本題の前に追悼の1枚。
デットマール・クラマー氏に改めて菊<07年5月に福岡空港でお見送りした際に撮影
さて福岡戦を改めて語る。
秋晴れ。気温27度。節目の試合にふさわしいサッカー日和に。
なお、入場者数13873人は福岡の今季最高&開幕戦以来の1万3千人越えだった。
札幌のスタメン。ナザリト&内村の2トップに伸二のトップ下という
トライアングルは不変。サイドは右に前弟、左に上原という布陣で臨んだ。
さて試合。ウェリントン&坂田を欠く相手に、PKを阻み、1点を先取して折り返し。
このツキを生かせず、後半に逆転を許したのは率直に言って「気合負け」と考える。
試合前日に「福岡に打ち勝つ気持ちの強さが必要」と記したが、
「節目の試合に13000人のお客さんに喜んでもらうんだ」という福岡に上を行かれ、
相手の速い出足に苦戦を強いられた後半は、ほとんど攻める機会を得られなかった。
それでも、審判団の微妙なジャッジに救われかけたのに、勝ち点1すら奪えなかったのだから、
現時点でPO圏にいるクラブとは、明らかに力の差があったと言わざるを得ない。
特に、後半途中から投入された荒野の不出来にはがっかりした。
試合に全く入れず、キープも仕掛けもできない。目の前のエリアでプレーを見せられたのでなおさら失望
このままでは世界もテグも呼んでくれないぞ
セレモニー・クラッシュならず、劇的な幕切れを演出し、かませ犬に終わる。
ノノ社長。来年の札幌のクラブ創設20周年試合は福岡戦にして下さい。倍返ししよう。
来季も同じカテゴリーだったら、という条件付きになるが・・・
ショックを隠せない試合直後の選手たち。サポも失意のあまり、罵声すら忘れた感。
23日からのホーム連戦がすぐ控えるためか、切り替えを求める声が目立った。
これでは、今月の未勝利ストップも「相手に恵まれた」で終わってしまう。
このホーム連戦は何としても2連勝を望む。一方で、ワタシ個人に反省点も。
18日は攝津が黒星。19日は中田賢が白星。このため、20日の試合中に
「3日間の福岡遠征、1勝1敗1分けかなあ」という予定調和が頭をよぎってしまった。
こんな弱気を二度と起こさず、10月アタマの味スタに臨むことを誓う。
- おまけ
試合前にはレジェンドOBマッチを開催。出場者たちへの横断幕も並び・・・ん?
え~! あんな人でなしでも結婚できたんだ~(驚)
レジェンドOBマッチでは、「マラドーナ兄弟」夢の競演が実現
<むろん左は芸人のディエゴ・加藤・マラドーナ
ノノ社長、来年のクラブ創設20周年試合では、この組み合わせも実現させようね。
レジェンドOBマッチ後のトークライブでは、博多華丸・大吉が登場
この2人の福岡ユニ姿は実は貴重。トークでは懸命に福岡を盛り上げようと努めていたが、
頭の中は、この日久々に登板するホークス千賀のことでいっぱいだったと察する。
- JFL
大阪0対3仙台 びわこ0対0八戸 栃木0対1沼津 岡山0対0ロック
2nd首位を争う東北2チームに明暗。首位仙台と2位八戸の勝ち点差は5に。
ゴン加入で注目を集める沼津は3連勝。年間4位の鹿児島との勝ち点差はこれも5に。
勝ち点1を増やしたロックは、6戦を残して年間15位以上が確定。残留に大きく前進。
- 1号
6対2でフォーゼに4連勝。7回2失点のスタンリッジは武田、攝津に続く2ケタ勝利。
工藤監督を「キミヤス」呼ばわりした千春のやっすい挑発が火を着けたのか、
初回に打線が5連打で3得点を先取。川島も「鎌ケ谷仲間」の須永から初の代打本塁打。
- 柳田悠岐、トリプル35への道
この日は4打数2安打1盗塁。打率0.365・32本塁打・32盗塁
初回に重盗で32個目の盗塁を決めた中島に対し、7回に二盗を決める負けん気を見せた。