ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

博多の森の無念

2015年09月22日 | コンサドーレ

20日の福岡戦でも試合前に黙祷を捧げたが、本題の前に追悼の1枚。

デットマール・クラマー氏に改めて菊<07年5月に福岡空港でお見送りした際に撮影

さて福岡戦を改めて語る。

秋晴れ。気温27度。節目の試合にふさわしいサッカー日和に。

なお、入場者数13873人は福岡の今季最高&開幕戦以来の1万3千人越えだった。

札幌のスタメン。ナザリト&内村の2トップに伸二のトップ下という

トライアングルは不変。サイドは右に前弟、左に上原という布陣で臨んだ。

さて試合。ウェリントン&坂田を欠く相手に、PKを阻み、1点を先取して折り返し。

このツキを生かせず、後半に逆転を許したのは率直に言って「気合負け」と考える。

試合前日に「福岡に打ち勝つ気持ちの強さが必要」と記したが、

「節目の試合に13000人のお客さんに喜んでもらうんだ」という福岡に上を行かれ、

相手の速い出足に苦戦を強いられた後半は、ほとんど攻める機会を得られなかった。

それでも、審判団の微妙なジャッジに救われかけたのに、勝ち点1すら奪えなかったのだから、

現時点でPO圏にいるクラブとは、明らかに力の差があったと言わざるを得ない。

特に、後半途中から投入された荒野の不出来にはがっかりした。

試合に全く入れず、キープも仕掛けもできない。目の前のエリアでプレーを見せられたのでなおさら失望

このままでは世界もテグも呼んでくれないぞ

セレモニー・クラッシュならず、劇的な幕切れを演出し、かませ犬に終わる。

ノノ社長。来年の札幌のクラブ創設20周年試合は福岡戦にして下さい。倍返ししよう。

来季も同じカテゴリーだったら、という条件付きになるが・・・

ショックを隠せない試合直後の選手たち。サポも失意のあまり、罵声すら忘れた感。

23日からのホーム連戦がすぐ控えるためか、切り替えを求める声が目立った。

これでは、今月の未勝利ストップも「相手に恵まれた」で終わってしまう。

このホーム連戦は何としても2連勝を望む。一方で、ワタシ個人に反省点も。

18日は攝津が黒星。19日は中田賢が白星。このため、20日の試合中に

「3日間の福岡遠征、1勝1敗1分けかなあ」という予定調和が頭をよぎってしまった。

こんな弱気を二度と起こさず、10月アタマの味スタに臨むことを誓う。

  • おまけ

試合前にはレジェンドOBマッチを開催。出場者たちへの横断幕も並び・・・ん?

え~! あんな人でなしでも結婚できたんだ~(驚)

レジェンドOBマッチでは、「マラドーナ兄弟」夢の競演が実現

<むろん左は芸人のディエゴ・加藤・マラドーナ

ノノ社長、来年のクラブ創設20周年試合では、この組み合わせも実現させようね。

レジェンドOBマッチ後のトークライブでは、博多華丸・大吉が登場

この2人の福岡ユニ姿は実は貴重。トークでは懸命に福岡を盛り上げようと努めていたが、

頭の中は、この日久々に登板するホークス千賀のことでいっぱいだったと察する。


  • JFL

大阪0対3仙台 びわこ0対0八戸 栃木0対1沼津 岡山0対0ロック

2nd首位を争う東北2チームに明暗。首位仙台と2位八戸の勝ち点差は5に。

ゴン加入で注目を集める沼津は3連勝。年間4位の鹿児島との勝ち点差はこれも5に。

勝ち点1を増やしたロックは、6戦を残して年間15位以上が確定。残留に大きく前進。

  • 1号

6対2でフォーゼに4連勝。7回2失点のスタンリッジは武田、攝津に続く2ケタ勝利。

工藤監督を「キミヤス」呼ばわりした千春のやっすい挑発が火を着けたのか、

初回に打線が5連打で3得点を先取。川島も「鎌ケ谷仲間」の須永から初の代打本塁打。

  • 柳田悠岐、トリプル35への道

この日は4打数2安打1盗塁。打率0.365・32本塁打・32盗塁

初回に重盗で32個目の盗塁を決めた中島に対し、7回に二盗を決める負けん気を見せた。