ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

【映画】推理作家ポー 最期の五日間

2012年10月24日 | 日記・その他

原題が「THE RAVEN」 ポーの代表的な詩である「大鴉」にちなんでいる。

よって、「この映画を再び見たいか?」という問いには、次のフレーズで答える。

NEVER MORE

作品を通して漂う陰惨な雰囲気と数々の残虐な犯行は

まさに「グロテスクとアラベスクの物語」だが、

謎解き・犯人当て映画として見た場合、矛盾点や説明不足の部分が多すぎると思う。

そもそも、邦題の「推理作家」の部分に違和感をおぼえるのはワタシだけか?

確かに推理小説の原型となる作品をいくつか著してはいるが、

ポーは「幻想作家」「恐怖作家」が本領ではないかと思う。

ポーが謎の死を遂げる直前に「レイノルズ」という名前をつぶやいていた、という事実から

着想を得た映画だが、ポーには連続殺人の犯人を追う探偵役は似合わない。

ポーの小説の知名度が欧米より低い日本では、

犯人の見立て殺人の趣向がいまいち伝わらない難点もある。

せめて、近日公開の「リンカーン秘密の書」のように、

実在の有名人が登場するダーク・ファンタジーにできなかったのかと考える。


  • 東映 HERO NEXT

映画の話、つづく。

第2弾の映画「ぼくが処刑される未来」が来月に公開。 

フォーゼの福士蒼汰とメテオの吉沢亮が再び共演する。

8月に2号・3号・4号がエキストラ出演してきたのが、実はこの映画

まあ、3人ともスクリーンに映るとは思わないが、

弦太朗とはかなり接近遭遇できた様子で、当時はそれは喜んでいた。

  • 三谷幸喜「清須会議」

映画の話、なおつづく。

原作本をちょうど読み進めている最中に、映画の主要キャスト決定のニュース。

大泉洋が秀吉役とな?

三谷さんは「時おり見せる陰気さ」を買ったらしい。ということは・・・

どうも~お市様~、羽柴筑前守秀吉でございます~

おい、パイ食わねぇか? 茶々もおいで~みんなでパイ食うぞ~

そんな秀吉が見られるのか?<ないない

柴田勝家が「腹を割って話そう」と迫る場面もあるのか? 権六は水がめしか割らなそうだが