原題が「THE RAVEN」 ポーの代表的な詩である「大鴉」にちなんでいる。
よって、「この映画を再び見たいか?」という問いには、次のフレーズで答える。
NEVER MORE
作品を通して漂う陰惨な雰囲気と数々の残虐な犯行は
まさに「グロテスクとアラベスクの物語」だが、
謎解き・犯人当て映画として見た場合、矛盾点や説明不足の部分が多すぎると思う。
そもそも、邦題の「推理作家」の部分に違和感をおぼえるのはワタシだけか?
確かに推理小説の原型となる作品をいくつか著してはいるが、
ポーは「幻想作家」「恐怖作家」が本領ではないかと思う。
ポーが謎の死を遂げる直前に「レイノルズ」という名前をつぶやいていた、という事実から
着想を得た映画だが、ポーには連続殺人の犯人を追う探偵役は似合わない。
ポーの小説の知名度が欧米より低い日本では、
犯人の見立て殺人の趣向がいまいち伝わらない難点もある。
せめて、近日公開の「リンカーン秘密の書」のように、
実在の有名人が登場するダーク・ファンタジーにできなかったのかと考える。
- 東映 HERO NEXT
映画の話、つづく。
第2弾の映画「ぼくが処刑される未来」が来月に公開。
フォーゼの福士蒼汰とメテオの吉沢亮が再び共演する。
8月に2号・3号・4号がエキストラ出演してきたのが、実はこの映画
まあ、3人ともスクリーンに映るとは思わないが、
弦太朗とはかなり接近遭遇できた様子で、当時はそれは喜んでいた。
- 三谷幸喜「清須会議」
映画の話、なおつづく。
原作本をちょうど読み進めている最中に、映画の主要キャスト決定のニュース。
大泉洋が秀吉役とな?
三谷さんは「時おり見せる陰気さ」を買ったらしい。ということは・・・
どうも~お市様~、羽柴筑前守秀吉でございます~
おい、パイ食わねぇか? 茶々もおいで~みんなでパイ食うぞ~
そんな秀吉が見られるのか?<ないない
柴田勝家が「腹を割って話そう」と迫る場面もあるのか? 権六は水がめしか割らなそうだが