ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

揺れるJFL

2012年10月18日 | サッカー

全社の最終日の結果は、決勝:コリア0対0(1延長0)福島 3決:岡山1対0加古川

おひざ元のプレ国体大会で在日クラブが優勝。都知事の渋面が目に浮かぶ

さて、大会後には地域リーグ決勝大会のグループ分けも決まった。組み合わせは次の通り。

  • グループA(郡山):福島(東北)福井(北信越)アミティエ(関西)島根(中国)
  • グループB(春野):ノルブリ(北海道)今治(四国)コリア(全社1位)加古川(全社4位)
  • グループC(中津):相模原(関東)鈴鹿(東海)KAGOSHIMA(九州)岡山(全社3位)

Aは地元の福島が本命とみるが、地域1位が集まった「死のグループ」になった。

Bは混戦が予想される。ノルブリッツが「参加するだけクラブ」から脱却できるか。

Cは地力を考えると相模原が優位だが、地の利があるKAGOSHIMAが不気味。

このような各グループの展望とともに、もう一つ気にかかるのがJFL昇格枠の行方

佐川のおひざ元にある京都新聞をはじめ、複数のメディアが報じたことを考えると、

佐川のJFL退会はほぼ確定事項と考える。そうなると、過去の例に照らして、

「地域決勝2位まで自動昇格&3位とJFL最下位の入れ替え戦=来季18チーム」

という「2or3」の昇格枠がまず浮かぶ。

ただ、優勝3回を誇る「JFLの門番」佐川の退会が、戦績・経営とも佐川以上に苦境にある

他のチームに影響を与えないか心配になる<特に関連会社の佐川印刷の動向が不安

いずれにせよ、来月16日の地域決勝開幕までは、昇格枠をきちんと定めてほしい。

一方で、JFLのチーム減が続けば、「3部制を前提にしたJ2との入れ替え制度」への

余波も必至だろう<現時点でもJ2が22チーム、JFLが17チームのいびつな形態だし

具体的に何が起きるのか想像を膨らませると、

「J2をJ1と同じく18クラブに減らし、下位4チームをまとめて3部(JFL)送り」

という「逆エクスパンション」が思い付く。

いきなり来季の実施は考えにくいが、2014~15年シーズンには浮上しそうな。

来季以降の人件費の大幅減が必至な札幌に、より過酷な状況が待ち受けるかもしれない。


  • JFL

佐川印刷0対1ロック 不規則開催の第27節の1戦を消化。

ロックは敵地で貴重な勝ち点3をゲット。佐川印刷は・・・もしかして動揺している?

  • ホークス

CSファイナル第1戦:ハム3対2ソフトバンク

竹やりでB29を落としかけたが、無念の逆転負けで大魚を逸した。

「陽を引っ張り過ぎた」という批判も聞こえるが、6回で被安打1・四死球0の先発を

2本目の安打を許したとはいえ、左対左の打席で交代させる理由がない。

適時打を許しても、1点リード&右の中田の場面で交代という構えだったのだろう。

そんな打席で同点弾をスタンドにたたき込んだ糸井をほめるしかない

一方で、厳しい言い方をするならば、あの場面で踏ん張れなかったところが、

和田&杉内の両左腕が抜けた今季も先発ローテに定着しきれず、

ひと皮むけることができなかった陽の現状を象徴しているとも思う。