

円「うんしょっ


よし


さぁ~

いいわよ~

私は、昼間のうちに得意の法陣を地面に
構築していた

それは、この土地でしか出来ない法陣式

木々の配置、石英を多く含んだ石があることが
条件となり発動する

円「闇には光ってね~

光の法陣式


円「あれっ

石英がとれる場所

・・・・・まっ、いっか~


とにかく、これで安心安心

時間が経ち、闇が辺りを覆う頃
例の気配が集まりだす・・・。
円「・・・・・やばっ


法陣があっても、この嫌な緊張感には慣れず、
法陣の真ん中でうずくまる私・・・。
円「ひぃ~ん


どれ位経つのだろう

結構な時間が経っていた・・・・

円「イライラッ・・・ちょっと~~~

なんでこっちに来ないのよ~


法陣に入らないと意味ないじゃ~ん

相手は、法陣の周りを回っているようにも思える。
しかし、どれもけっして法陣には近づこうとしない

私はその日、イライラしながら夜を明けた・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
美莉「くっ


先ほどから、前方を闇が通り過ぎている

私は、先生からもらっていたライターで
火を灯し、闇と対峙していた・・・。
美莉「なんで



私は、自分の力を最大限まで使い命令する

美莉「姿をみせなさい

闇「・・・・・・・・。」
美莉「




闇の住人は火には近づかない・・・。
しかし、相手を捕捉出来なければ、打つ手もない

この日、私はクタクタになるまで力を使い続け
一夜を過ごしていた・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
怜「・・・・熱い・・・・。
でも、火を焚いておかなきゃ・・・

わたしは、先生からもらったライターで火をつける・・・。
残念ながら、男子には配られなかったようだけど・・・。
・・・・・・・・・・・くすっ

怜「・・・・あっ

・・・・・・・・闇の人が来た・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・何にもしてこない・・・
でも、威嚇はしてる見たいね・・・・・・。
怜「ゲート・・・オープン・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・今日は、死ぬ予定じゃない
みたい


私は、痛い地面をゴロゴロしながら安眠した・・・。
続く・・・。
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