

透明「梁井さんには、2つのことを
行ってもらいます

先ずは、呪縛術を私が解除しますが
それが終わるまでは息を止めておいて
下さい

どんなことがあっても息をしちゃダメ
ですよ

梁井「も、もし、耐えられなかったら

透明「一生、霊が離れてくれません

梁井「ええ~っ

透明「まあ、20秒くらいで済ませますから
安心してください

次に、縛り付けた霊に謝罪をすること

本来、なんの害もない霊を縛り付けて
苦しめたのですから、謝るのは当然ですよね

梁井「は、はい


透明「それでは、始めましょうか

私は、梁井さんの後ろに回り詠唱を開始する

その間、梁井さんは息を止め我慢している

・・・20秒経過・・・。
透明「梁井さん


梁井「ぷは~~~~~っ




透明「取り敢ず呪縛は消えました

後は・・・。」
多美「(は~ぁ、苦しかった

ありがとうね


やっと自由だよ~

透明「いいえ、どういたしまして

梁井「


透明「梁井さん

方がいますよ

梁井「す、すみませんでした~~~~っ


梁井さんは何度も何度も見えない多美さんに
向かって頭を下げる・・・。
多美さんも満足したのか、私に笑いかけ
手を振りながら外に飛び出していった



透明「はぁ~


身体の感覚はどうですか

梁井「はっ


透明「まあ、今まで感覚的に二人分の
重みを支えていたようなものですから
軽いのは当たり前かもしれないですね

梁井「先生


何だか産まれ変わったみたいです

透明「くすくす


でも、ここからは少しお説教です


梁井「



次回、ファイナル

ちょこっとお説教モードに入ります

続く・・・。
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓


にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所

