台風5号は温帯低気圧に変わりましたが、西日本の雨量は相当なものらしく油断できません。
ここ宮古島も西南部の下地というところで10時50分頃までに時間雨量22ミリを記録しましたが、まあ恵みの雨でしたね。
その下地にあるこの島で数少ない川と呼べる「崎田川」(「たった一つの崎田川」などと言っていましたがよくわかっていません)
以前、源流を探る旅に出て、この川に流れ込む製糖工場の排水をなめてみたことのある川ですね。
http://blog.goo.ne.jp/umiyako/e/25ecfde1743cbcd68ae5242a5da503b2
10年1月21日から何回かシリーズで調べました。
宮古島は川がないため、地表の土やごみ、排水が川を通じて流れ込まず海水の透明度が高いとされています。
でも、やっぱり川は川です。今日の雨の後の崎田川河口付近。
目いっぱい表土の赤土を抱え込んで、今年ラムサール条約登録が予定されている与那覇湾に蛇行して流れ込んでいます。
沖縄県には「赤土等流出防止条例」があり、1,000平方メートル以上の事業行為をする者は、その流出を防ぐための対策などを届け出て承認を得る義務があり、それ以下でも流出防止に努めなければならないとされています。
降雨時や降雨後に畑に入ったトラクターや工事車両が道路上に残していく赤土の量は決して少なくなく、それが雨に流されていつの間にか舗装がきれいになっている様子はきっとここにつながっているのでしょうね。
島の中でも湧水が地上に出ているところの濁りは見られませんので、琉球石灰岩の濾過力はすごーーーーい。
セシウムまで濾過するのかしらん????
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