土曜日のこと
宮古島市民総合文化祭 郷土史部門 『復帰40年シンポジウム 宮古のアイデンティティを求めて』
なるものを顔を出してきました。
ここに書き出すには、周辺情報の整理ができていないので、内容をお知らせするのは難しいのですが.....
宮古人気質について結局はわからなかったことを少しだけ。
宮古人気質を一言でいうと「ひょうかん(剽悍)の気風」だそうな。
はてまた面妖な単語。
意味は「すばしこく、しかも荒々しく強いこと、またはそのようなさま」だそう。
よくわからん。
この会の主管である宮古郷土史研究会の元会長にして、郷土史に関する数々の著作を持つ、仲宗根将二氏によると「アララガマ」と「ワイドー」に代表される気質ということらしいが、実はこれに関しては先人がすでにコメントしているのです。
島に住む爺の知人のブログに詳しくあるので興味のある方はそちらを参照してください。同意見です。
http://miyakojima.jugem.jp/?eid=94
でも、自分たちの気質を表すのにもっとわかりやすい言葉はなかったのだろうか。
島の人のほとんどが自分達のことを「剽悍の気質を持っておるのだ」なんて思ってないわな。
語源を調べていたら「軍歌用語」に行き当たっちゃったのよ。
そういえば、会場ではこのように言ったのは、宮古島を訪れた山縣有朋だったとも言っていたなぁ。明治19年とも。
いいのかねえ、一見さんが適当に口走ったかもしれない褒め殺し言葉を後生大事に抱えていても。
ヤマトの偉い人が言った、難しい言葉を大切に抱え込み続けるという、離島コンプレックスのひとつかもしれないねぇ。
言い過ぎかなあ。
自分達の気質を表すにふさわしい言葉が必要でないの?