虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

三者懇談から学ぶ

2010-06-11 | 塾長日記
上野塾は5月17日から全塾生(高校部除く)の
三者懇談を実施している。
最終日は6月18日となっているが、
丸1ヵ月のロングランである。

期末試験にむけての学習法や
塾での様子、自宅での様子を
塾生本人、親御さん、教師とで
20分~30分、話をさせていただく。

その中でこんなお母さんに会った。
「ものごとを決める時は本人に考えさせます。
 最終的には私たち親が決めますが、
 頭ごなしに 一方的な結論は言いません。
 一度本人が考えてからです」と。

こういったスタンスだと子どももひとつのことを決める時に
自分なりの考えや自分の意思が入る。
たとえ自分が思ったことが通らなくても
能動的な時間を持つことができるわけだ。

話が終わって帰られる際、
塾から渡した資料を見てお子さんにひと言。
「この資料はあなたが持ちなさいね。あなたのですから」・・・。
決して褪めた言い方ではなく愛情に裏づけされた口調で。
見事な親子関係を築いてみえる親御さんだった。


上野塾年間行事紹介はここ
コメント
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