虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

無性に自分に腹が立つ

2008-09-29 | 塾長日記
今日は辛かった。昼の12時前に電話が鳴った。「今月一杯で塾を辞めさせていただきます」とお父様の声が私の耳に届いた。
塾生が増える時、『ものすごく嬉しい』
反面塾生が志半ばで去って行く時は『無性に自分に腹が立つ』

今年4月に入塾した塾生だ。前の成績では納得が行かないから転塾をしてきた。今度こそは400点を取りたいと言って私の塾の門を叩いてきた。それに応えるのが私の仕事。「成績を上げてこそ塾の存在意義がある」「成績が上がらないならば塾の役割を果たしていない」そんなことが一日心の中に巡っていた。

今日が最後の授業になった。お父さんは「今日は行かせます」と仰っていただけたが来づらくなったのか最後まで待ったが顔を出してはくれなかった。
明日、今の私の気持ちを伝えて来よう。そして成績が上げられなかったことに対して頭を下げてこよう。会っていただけないかも知れない。でもこのまま時間が過ぎていくことは私の本意ではない。
コメント
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