虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

鉄は熱いうちに『打つ!』

2005-11-05 | 塾長日記
今週の小6の授業。元気のいいS太(教室を元気にしてくれる私が大好きな生徒)が体験で来ている女の子の容姿に対する失礼な言葉を発した。S太本人はそんなに大きなこととは思っていない。私はこの言葉を聞いた時、怒りのスイッチに灯が付いた。『これは絶対許せない!!』と・・・。S太の首根っこを掴んで教室の外に放りだした。「お前は俺の生徒ではない!勉強をする以前に人として間違っている!もう俺の授業を受けなくていい!帰れ!」と・・・。
裸足のまま外に出されたS太は目に涙をいっぱい浮かべて「ごめんなさい」と私に言うが「俺に言っても始まらん!○○さんに言うんだ!・・・」S太を○○さんの前まで連れて行き、しっかりと頭を下げさせた。
周りの子ども達もS太同様、上野の怒りを始めて目の当たりにしたはず。楽しい授業をやる上野と、鬼のように叱る上野・・。別人のように見えたと思う。教師は色々な顔を持たねばならない。10年ほど前「教師五者」を私の尊敬する先生から教えて頂いた。「教師は医者、学者、役者、易者、芸者である」と・・・
事の良し悪しは明確にその時に判断を下さねば効果はない。これからも「即行即止」で私は自分の信じたことを真正面から愛弟子達に伝えていく決意である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする