宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/08/30
(続き)
100円バスで前橋中央駅へ到着したのが15:03。そこから目指すお店、今日の1軒目の三番ホルモンまでは、今回2回目という歩く酒場データベースKさんに道案内をしていただいて、徒歩で目指します。てくてくと歩いていると、途中に忽然と風格のある煙突が目の前に現れました。



銭湯のようですね。建物もレトロです。そんな建物を通り過ぎてしばらく歩くと、見えてきました。三番ホルモン。



ちょうど10分の道のりで到着です。口開けが15:00のこのお店、暖簾をくぐり中にはいると、先客の団体さんが既にイイ感じで酔っぱらい状態です。店内は、建物を増築した部分といった感じの、8畳ほどのスペースにテーブルが4つほど。左奥のテーブルに腰掛けますが、まずは突き当たりにある冷蔵庫がオーラを放ってます。



飲み物はここから各自勝手に取って飲むシステムのようです。やっぱりホッピー(230円)ですよね、ということでお店の方に焼酎1升瓶(3,000円)をお願いし、ホッピーで乾杯です。



司の20度。高崎市にある美峰酒類という会社の甲類焼酎です。20度なので、焼酎多めでホッピーを作って乾杯。そしてホルモンもいろいろと頼みましょう。壁には、230円の「ホルモン」「大トロ」から始まり、「ヒモ」「レバー」の280円、「タン」「ナンコツ」「カシラ肉」「中トロ」「テッポウ」が310円、そして「肩ロース」の330円が最高額で、とにかく安いです。



まずはホルモン、レバー、大トロ。ホルモンはいわゆるシロの部分で、大トロはシロの周りに付いている部位だそうです。じゃんじゃん焼いちゃいましょう。



大ぶりに切ってあるので、焼けるまで少々時間が掛かります。つけだれは自家製のもの。ほかに塩こしょうややげん堀の七味でいただきます。ホルモンは大ぶりなので、とにかく食べ応えあり。美味しいです。



刺身系はこの「ガツサシ」(310円)と、



「レバサシ」(310円)の2種類。レバの画像はブレちゃいましたが、痛そうなエッジの立ったかなり新鮮なもの。美味しいです。



第2段は肩ロース、タン、カシラ肉、ナンコツ。ぶ厚いタンが旨そうです。



5人でワイワイといろんな話で盛り上がりながら焼肉をつついていると、最初からいらっしゃるお隣さんから声が掛かります。かなりゴキゲンなおとうさん、Kさんの奥様のCさんに「ホップの社長でしょ」としきりに話しかけます。訳も分からずそれなりにかわしていると、どうもCさんのことをホッピービバレッジの副社長、ホッピーミーナさんと思いこんでいらっしゃるようだと判明。「いえいえ、全然違いますよ」と否定してもおとうさん、全く取り合いません。面白いですねえ。



第3段はホルモン、肩ロース、テッポー。たれ味でいただきます。しばらくするとお隣さん、ゴキゲンのホップおじさんご一行も帰られました。そしてここでホルモンオンザライスをしましょうということに。ライス(大盛250円)を注文します。



この上に、焼けた肩ロースのたれ焼きを乗せていくふじもとさん。そしてひとくち。



「旨い」のひとこと。ボクもいただきましたが、一同、お米が美味しいという感想で一致です。どうやら炊きたてらしいこのライス。お店のひとも自慢の白ご飯のようです。絶品肩ロース丼、みんなで回しながらおいしくいただきました。



焼酎も1升瓶呑みきりました。空けたホッピーが11本。そしてホルモンは5人で20人前とちょっと。お会計は全部で13,610円でした。ひとりあたり約2,600円。安いです。



かなり満腹になった2時間弱のホルモン満喫タイム。駅から遠い不便な立地ながら、たくさんのキープボトルがあって地域の人気店なんだろうなあ、と思いながらお店をあとにしたのでした。
(つづく)

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2008/08/30
水曜日に事前打ち合わせをして、いよいよ土曜日の前橋ホルモンツアー当日。メンバーは歩く酒場データベースKさんご夫妻、なおとんさん、ふじもとさんの5人。ビールを買い込んで、早めに上野駅へ到着します。重要な問題は、乗る電車にボックスシートがあるか、ということ。ところが駅員さんに聞いても分かりませんの回答のみ。ゲリラ豪雨が降る中、結局乗り込む電車がホームに入って来て確認してみるとベンチシートのみ。諦めてグリーン券を購入します。12:30発の高崎行き。車両の先頭にある2列分の個室のようなスペースに乗り込んで、電車が走り出したところで乾杯です。



いろんなビールを飲み比べながら、呑み鉄の旅を楽しみます。



この日も青春18きっぷの旅。5人集まれば1度で使い切れます。グリーン券はホリデー割引で750円なので、帰りもグリーン車に乗っても往復で3,800円とお安く行けます。やっぱり青春18きっぷの旅はイイですね。



ふじもとさんはウィスキーを持参。ご相伴にあずかりますが、このあとのことを考えて少しだけにしておきます。



それにしても、2階建ての席の両端にある全8席分のこのスペース。まるでコンパートメントのような、贅沢な空間です。停車するたびにホームから奇異な視線が飛んで来ますが、酔っぱらっていくうちに全く機にならなくなり、後半は優越感さえ感じることが出来ます。



呑み続けの2時間弱。素敵なグリーン車の旅でした。高崎駅で両毛線に乗り換え前橋駅まで。



前橋駅からは前橋中央駅まで100円バスで移動です。レトロなバスがロータリーに入ってきました。まるで修学旅行の高校生のように、ワクワクしながらバスに乗り込んだのでした。
(つづく)

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