宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/08/21

大満足の森のガーデンレストランでのビール企画のあと、S先輩、ザル美人Kさん、元感激王Iさんと4人で酔い覚ましにマクドナルドへ入って23:00まで。ボクの23:18に乗る電車の時間まで付き合ってくれたのでした。品川駅で3人と別れ、ホームに向かいます。



ホームに滑り込んできたのは、23:18品川駅発のムーンライトながら。今年の夏休み最大のイベント、東海道呑み歩きのスタートです。



青春18きっぷは0時からその日の最終電車までが1カウント。0時を過ぎて最初の駅、小田原駅までの乗車券を買って、それ以降は青春18きっぷでの旅となります。電車に乗る前の生ビールジョッキ10杯で泥酔状態。横浜駅を過ぎた辺りで撃沈し熟睡に入ります。



次の瞬間、気づいたのは浜松駅で停車中の3:24。横浜からここまで、ホント一瞬でした。ここからうつらうつらと。ムーンライトながらは浜松駅で30分ほど、豊橋駅で50分ほど時間調整で停車するんですね。豊橋駅を出て、4:55頃には朝焼けの空が広がります。



大垣到着は6:52。すぐに接続の加古川行き電車に乗り換え、さらに米原で新快速に乗り換え、途中通勤客のみなさんで混み合う中、大阪への到着は9:02。環状線の1駅先、天満へはすぐに到着します。駅を出て界隈を散策すると、すぐに見つかった正宗屋には衝撃的な貼り紙が。



「一身上の都合により閉店させて頂きました。永らくのご愛顧ありがとうございました。マスターより」と。そこに、このお店を愛していらっしゃった方々の温かい書き込みが。またひとつ、未訪の名店が消えてしまいました。そのあと、近くにあるこの日の1軒目の場所を確認し、開店まではまだ30分以上もあります。長いアーケードの天神橋筋商店街をてくてくと散策していると、うどん100円の文字が目に飛び込んできます。



めん家だるま堂。朝酒の前に少し胃にものを入れておいたほうがいいし、それに100円につられて入っちゃいました。



「かけうどん小」(105円)。すっきりお出汁にかつぶしとネギががのったシンプルなもの。さすがに100円だけあって量は少ないですが、ガッツリ食べる訳ではないのでちょうどいいです。



製麺所直営のうどん屋さん。しかし100円でうどんが食べられるとは、さすが食い倒れの街大阪ですね。うどんを食べて商店街を引き返し、この日の最初のお店、10時開店の天満酒蔵へ到着は10:07です。



神々しくさえ見える「ビール(大)350」の文字を見ながら暖簾をくぐり中にはいると、奥に長いカウンターと、その右にはテーブル席がいくつか。カウンターには4、5人のひとり客、そしてテーブル席には既にひと組カップルさんがいらっしゃいます。口開けと同時に入られたんですね。ボクはカウンターの一番手前側に着席、2席空いて右側には50代と思しきおかあさんがひとり呑んでいらっしゃいます。早速ビール(大、350円)、アテには「湯どうふ」(200円)と「焼なす」(150円)を注文します。



ビールを注いでいると、すぐに湯どうふもやってきました。すっきりお出汁に、ネギととろろこんぶがのったシンプルな湯どうふ。これがお出汁がいい味で、さらにぷりんぷりんの絹ごし豆腐が絶品。旨いです。



カウンターの後ろには魅力的なメニューがずらり。関東煮は1つ100円程度、串揚げは80円、90円が中心、1品料理は150円から、高いものは「焼まつたけ」の400円や「まぐろ山かけ」の450円といったところ。お隣のおかあさんはまぐろブツを食べながら「はもの子玉子とじ」(300円)を注文されてます。



焼きなすも出来てきました。150円ながら、しっかりと皮も剥かれてかつぶしたっぷり。これはいいですねえ。朝からゆったりまったりと、雰囲気を味わいながらビール1本でごちそうさま。40分ほどの滞在で、お会計は700円でした。



10時口開けの天満酒蔵は、まさに朝酒パラダイス。初めての大阪呑み歩き、幸先の良いスタートとなったのでした。
(つづく)

コメント ( 0 ) | Trackback ( )