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ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

Tomoko Yazawa - Etude No.6 / Gyorgy Ligeti

2011年09月12日 | 現代音楽

Tomoko Yazawa - Etude No.6 / György Ligeti

 

若さと美しさに輝くありし頃のヤザワをお楽しみいただけましたでしょうか。

 

久しぶりの投稿。半年ぶりくらい?編集の仕方は覚えてましたが、時間が経ち過ぎてリンクをしてたMySpaceやらFacebookには飛ばなくなっていたのでした。

リンクの編集こそ忘れていて 1歩進んで2歩下がる人生は若い頃から変わりませんっ

 

3年前の夏には腕を壊して、もう2度とリゲティなんか弾けないと思ってました。それより日常生活に戻れるのかすら分からないほど痛みにのたうちまわっていました。もう今後はサティ弾きになるしかないと本気で思いましたよ。。

 

それこそサティからリハビリを始め、ショパンなどのロマン派、スクリャービン、ノーノやミュライユも弾けるまでには治ってきていたとはいえ、読譜は簡単でも同じ筋を酷使するミニマルや、深層筋肉を酷使するポリフォニーの曲はまだ深層筋が痛くて無理でした。

 

今年に入ってからも、まだリゲティとか平石さんの長大なミニマルは無理。もう卒業なんだわ。。 芸風(プログラム、ですね)を変えなくちゃ。。。

 

と思っていたのが、引っ越しだ手続きだでピアノをサボる日々が続き、南国に来てみれば暑さで血管が広がったようで血流が良くなり、1週間ほど前に無性にリゲティが弾きたくなって、おそるおそる弾いてみたら・・

 

痛くない 弾ける 

 

ということになっていたのでした。南国に来ると高血圧が治るとかゆうもんね。

 

3年間、徐々に良くなってきたとはいえ、本当に苦しみました。こんなことなら、もっと早くに沖縄に来るんでした。だいたい肩がこらないんですよ!

 

楽器(Steinwayを潮風の吹く沖縄に運ぶんですか。。と調律師さんに呆然とされました)と犬猫には申し訳なかったかもしれませんが、ここでやり直せるような気がしてきました(リゲティのエチュード:笑)。

 

私は小児ぜんそくも海で治ったので、海の近くにいれば私は大丈夫!という思いが強くて、休暇といえば海に出かけていたようなところもあります。

 

毎日ノエルの被毛チェックをしてダニを取り、床や壁を歩いてるダニを見つけるとセロテープにくっつけて取るのが日課になりました。

 

近所のわんこで:「ん?ダルメシアン・ミックス?」と思うと、血を吸って1cm以上になったホクロのように巨大化したダニが水玉状に付いてるコもいます。。小型室内犬だよ? 

それこそ「黄金虫が壁にいる」と思ったらダニだった。という世界ですよ。。

 

こんなにダニとノミの多い所に連れてきてしまって悪かったなー。という気にもなる分、あぐーとかちょっと美味しいお肉も食べさせて可愛がっていこうと思います。

 

そして私は10月15日にリゲティのエチュードの6番を弾いてみることにしました。

 

まだ無理は禁物ですから、今回リゲティはこの1曲だけ。でもまた弾けるようになって嬉しいです。

 

 

 

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