フレンチ・ロリータの続き
やはり80年代後半からフランスではカリスマ的人気のミレーヌ・ファルメール。オスカルのような出で立ちで歌い踊るフレンチ・ロリータ。当時の衣裳はティエリー・ミュグレー。パリコレのデザイナーを着て歌うポップス歌手というのも・さすがフランスだなーと感心したものだけど。
何と言ってもこのビデオ。これを観た時は:「フランス人て変態だな。スゴい国に来てしまったな」と思ったものだった。当時はまだお尻に蒙古斑が付いてたんですよ
マイケル・ジャクソンの「スリラー」ほどにカネのかかってるビデオ。時代も同じ頃。当時のMTVは、ほぼアメリカン・ポップスで、こんな意味不明なビデオはパリに住むまで観たことがなかった。さすが芸術の都
Mylène Farmer - Pourvu Qu'Elles Soient Douces
見れますかー?
フランス男性に人気のある典型的タイプ1のミレーヌ。タイプ2のロリータはブリジッド・バルドー系ね。バルドーは例外として、フランス人はあまり巨乳とか興味ない感じなんですよ。シック(粋)じゃないと思ってるんでしょうね。入れ胸(豊胸)は娼婦の目印でもあった。ネイル・アートも今でもあまり普及していないと思う。アンチ・アメリカ気風がだいぶなくなった今でもね。
こちらはこちらで清志郎自ら「放送されないんだろうな」と呟いてます。最近、思うところあって清志郎の動画をよく観てるんです。昔はやはり変態というか変人だと思ってたけど、声がイイ。パンクっぽくわざとヘンな歌い方してるけど声がいい。
原子力は要らねえ!電力は余ってる!♪忌野清志郎 サマータイム・ブルース
こちらはフツーに放送されてましたよ。資生堂だったかカネボウとのタイアップ曲。坂本龍一ってこんなにカッコ良かったのかー と驚いた。当時はやっぱり「おじさん」の範疇だったのよね
い・け・な・いルージュマジック 忌野清志郎+坂本龍一
やっぱりパンクでもメタルでも日本人はソフト。懐かしくて小学校とか中学の時に聞いてた曲を探してしまった
アメリカのヘヴィメタというか、ランナウェイズはパンク&フェミニズムなんだろうね。今思うと。
THE RUNAWAYS - CHERRY BOMB live in Japan 1977 (higher quality)
映画にもなってたのか。もう「伝説」になる時代なのね
映画『ランナウェイズ』予告編
他にはYOSHIKIも影響を受けたというKISS ヤザワも好きでしたよー
アルバムもけっこー当時持ってた。クラシックは親が買ってくるから自分が買うのはこういうメタルとかパンクとか。
Kiss - I Was Made For Lovin' You (Version Original 1979) (Producciones Especiales Jose @ DJ Mix)
この後のダンス・ミュージックの到来を予感させる。メタルでもちょっと違うんだよね、KISSは。
Kiss - Love Gun 2006 Live Video
そして成長してこうなる
佐伯真魚さんと
真魚さんは「い・け・な・い・ルージュ・マジック」で水着(レオタード?)着て口紅付けてる役みたいですね笑。楽屋に来てくれたのね。ヤザワはエルザ・ヘアを逆立ててパンクにして衣裳に合わせました。イギリス人のパンクみたいなピアノ・コンチェルトだったんですよ。
その後のポップス歴は:Japanの登場から趣味は一気にテクノへと走ったのでした。イギリスってスゴい国だなーデヴィッド・ボウイとかデヴィッド・シルヴィアンとか、実弟のスティーヴ・ジャンセンとか、こんな美形がウロウロしてるんだ と憧れてました。ロンドンに行った時もキョロキョロしちゃったよ
Japan - Quiet Life (TOTP 1981)
ついでに貼っておこう。今や文壇の巨匠、町田康先生の青春時代
やっぱり素晴らしいですね。小説の方のファンですが、今聞くと「時代が早すぎた」んだと思う。
Inu - Meshi Kuuna! (Full Album) 1980
息抜きが長ーい息抜きになってしまった。長生きの語源かな?
『ボヘミアン・ラプソディー』が素晴らしいらしい。観に行かなくちゃ
映画『ボヘミアン・ラプソディ』最新予告編が世界同時解禁!