えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

辛抱が足りん

2004年12月25日 17時27分34秒 | 幸せ
 会社のゴミ収集に来てもらっているおじさんが辞められました。「80歳を超えたので、ゆっくり過ごしたい」が理由です。
 覚えているだけでも40年近くずっとこの仕事を続けてこられました。実際はもっと長くお勤めになられていたのでしょう。ほとんど休まれたことはありません。頭が下がります。
 
 たまに話す機会がありました。口癖のように
「最近の若いもんは辛抱が足りん」
人が嫌がるきつい仕事なので辞める人も多かったのでしょう。
この方から見ればまだまだ若造。「辛抱が足りん」と言われないようにしよう。

 私はわりと早く結婚したりで、50歳を過ぎる頃には下の息子は大学卒業です。それから十年ほど働いて、後はゆっくりと好きなことをして暮らそうと思うことがあります。この方のように体が動く間はお給料をもらいながら社会に貢献する。真似ができるでしょうか。そして、どちらが幸せなんでしょうか。

新しい人生をどうかお幸せに暮らして頂きたい。本当にご苦労様でした。
コメント
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