10日ほど前
う~ん、どうしたものか。
予定より遅れてできあがったポスターとチラシ。もう少し前なら何のためらいもなく関係方面に配ったのだけど・・・・
全国的に見れば新型コロナウィルスは広がる一方で、イベントの中止が聞かれ出した頃。愛媛にはまだ患者は出てない。できるかな? いや今の時期にやりますと言えばひんしゅくを買うかな?
なやましい~
結局「新型コロナウィルスの蔓延状況によっては中止、または延期の措置もありうる」ことを付記して送りました。
しかし、ことは急展開。
木曜日。首相による、全国一律の休校要請がニュースで流れましたね。教師の中には保護者の電話で知った人もいたとか。まったく寝耳に水の情報で学校は大混乱だったそうです。
金曜日。ファックスが
わたしも、演奏会中止(本当は延期ーいつか必ずやる気でいます)のお知らせを、先日ポスター掲示をお願いしたばかりのところに送りました。
夕方、トラオたちと買い物に出かけて異変に気づきました。どこのドラッグストアも車がいっぱい。スーパーの広い駐車場もいっぱい。どういうこと?
「学校が休みになるじゃろ。休みの間にいる物を買いに来たんじゃない?」と、トラオ。当たらずとも遠からずかな?
土曜日。
本来ならばしまなみスポーツクラブの発表会に出る予定だったのですが中止とのこと。
そして合唱団の保護者への説明会。せっかく練習をしてきた20周年コンサート、そのために用意したおそろいのTシャツ(子どもがデザインしています)それらをどうするか、きちんと説明して、練習再開の時期、コンサート公演の時期、そのための判断基準を説明して1ヶ月の練習休みに入りました。
説明会に行く途中、ドラッグストアの駐車場には車がいっぱい。開店を待つ人が2,30人並んでいるのが見えました。いよいよコロナ狂走曲が始まったか。
なぜ全国一律なのか。休んだことでどのような効果を期待できるのか。一ヶ月たっても終息しなければどうするのか。疑問点は何も説明されぬまま唐突な発表。教員のなかにはこのニュースを保護者の電話で知った人もいたそうです。
検査をしてないだけで実は市中に蔓延しているのではないか? 不安をあおるだけのやり方だったと思います。
午後、昔の仲間が集まってレザークラフト。ご主人に「濃厚接触だぞ」と揶揄されながら。
いつにもましておしゃべりに歯止めがかかりません。だけど、それで少しは気持ちが収まりました。
お友だちが、昔作ったバッグですてきな作品を完成させたし・・・
現職時代に仕事用に作ったバッグ。B4サイズの書類が入る大型バッグです。それをリビング用の整理ボックスに作り替えました。
箱より大きかったバッグのポケットは、少しだけ斜めに切って飾り鋲で止めてポケットに。
後ろは、本体をまん中から切って箱に合わせて縫い縮めました。
移動用のベルトはバッグの持ち手を利用。
サイドは新たに革を染め、足りない部分を縫い足して。それがポケットのデザインとよく似合って、大満足の出来上がり。
みんなまだ若かった頃、仕事をしながら1年かけて作ったバッグ。焦らず丁寧に心を込めて作ったバッグは今さらながらいい仕事をしているなあ、と思ったのですが、バッグだったときの写真を撮ってなくて残念でした。
いろいろつらいこともあったけど、30年以上つきあえる仲間ができたのがよかったねえ、としみじみ語り合いました。
日曜日
たまたまつけたテレビで自民党の議員が「今は批判しているときではない、協力してもらわないと。」と言っているのを聞いて怒り再燃。せめて初期対応のまずさをあやまってから言って。
協力はする、だけど批判をしなければ庶民の困窮は伝わりません。ようやく仕事をできない親への保障をするとは言ったけどー。それだけじゃないのよ。
田舎の中小企業は、パートのおばちゃんの働きで持っている。子どもの世話で休めば人手不足で企業の業績は落ちる。そうした方面へはどう対策するのか。
もっともっと書きたいけどやめます。今まで政治的なことはあえてスルーしてきたのですから。
行く予定だったコンサートも、行ってみたかった講演会も、スポーツクラブもすべて予定に二重線を引いて、何にもない3月のカレンダー。だけど孫たちのお世話が毎日予定に入りました。
その後久しぶりにゆっくりと家の周囲を回ってみました。まあ、どこもかしこも草だらけです。イベントがなくなってもすることはいっぱいあるね。
早くもさくらんぼの花が咲いています。
そして黄色い水仙が咲き始めました。
うれしいことにシンビジュームが一輪。
わたしの管理が悪いせいか、うちではなかなかシンビジュームが咲かないのです。10鉢くらいあるのですが。今年は温室に入れずに軒下に置きっぱなしでした。
もう一つ花芽が伸びてきている。
トラオに「学校が休みになってどう思う?」と聞いてみたら「学校に行く方がいいかな。」との返事。
みんながまんの春。だけど終息できてよかったね。と
言えるようになりますように。