あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

アラスカの野の花

2012-07-16 02:36:01 | 植物
 あた子としては、どこの土地であれ、植物について書かないわけにはいきません。気候も風土も違うアラスカの植物については興味津々、見るものほとんど写真に納めてきましたが・・・・

 ここでもパワーショットを持ってこなかったことを激しく後悔。
 マクロ撮影がうまくいかないのです。焦点が合ってくれない せっかくの写真ですが、見るべきものが少ないです。

 寒冷地ですから、おおむね日本の高山植物によく似た花が多かったと思います。ただ、名前はよくわかりません。

 最初の寄港地ケチカンで目についたのは、

 大きな木イチゴの茂みと



 キンポウゲのような花の群生




 ちょっとちがうか?

 とにかくたくさんあるというのは見事ですね。 たとえたんぽぽのわたげであっても。
 タンポポの綿毛はそれはたくさんあって、もう、どれだけ仲間を増やせば満足するの?って聞きたいくらいでした。 残念ながらそのスケールの大きさを捉えた写真がありません。

 これは、アンカレッジ空港近くの水上飛行機発着場で撮ったたんぽぽ。



 輝くような水色の糸トンボが何匹も飛んでいました。わかりますか?

 ふたたび、ケチカンの花、
 フウロウの仲間かな?



 トリアシショウマのようなもの



 
 次の日、メンデンホール氷河周辺の遊歩道で
 イチヤクソウみたいなの


 ヤナギランみたいなの

 
 
 そして巨大な草



 シシウドの仲間でしょうかね。 ボリュームのある花は虫たちにとってはたいへんなごちそうのようでした。



 スキャグウエイの森林鉄道では、針葉樹の仲間がたくさん見られました。ちょうど新芽の出る季節らしく、枝の先に毛糸のぽんぽんみたいな新芽をつけた様子は、今まで抱いていた針葉樹のイメージとはちがってとてもかわいかったです。残念ながら走る汽車の上からはうまく撮影できませんでしたが。 

 最終日、アンカレッジへ向かう途中、休憩場所で

 ルピナスの群生



 野生のルピナスって初めて見ました。 園芸種のように花穂は長くなく、花数も少ないのですが、一つ一つの花が大きく、鮮やかな青紫がとてもきれいです。
 若い頃に読んだスタインベックの「赤い子馬」だったかな? サリーナス渓谷の斜面一面にルピナスが咲いているという描写を思い出しました。あの頃はルピナスという花も知らず、想像すらできなかった風景。こんなふうに目の当たりにできるなんて、夢のようでした。

  
 

コメント (6)
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