あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

内子の町並み

2010-10-09 02:06:09 | お出かけ

 ぶじおくんのお母さんを案内して、内子町まで行ってきました。


 内子町は古い町並みが残るところ。 魅力的な町です。
 まずは内子座から。



 内子座は、大正初期に建てられた劇場で、今も現役です。 中へ入るのは初めて。 


 大向こうから見た舞台。 枡席が珍しく楽しい。 一枠は意外と小さくて、大人4人では窮屈だと思います。


 


 こうした劇場は、わたしが育った町にもありました。 祖母と一緒に人形芝居を見に行った記憶があります。 その劇場は、やがて映画館になり、学校から集団で映画を見に行ったこともありました。 しかし、テレビの普及によって映画が不振になると劇場も閉鎖されました。
 内子座は、町民の熱意によって取り壊しを免れ、復元されて、劇場として再出発したそうです。 
 夫が子どもの時はうちのほうにもこうした劇場があったそうです。 もちろん今はありません。古いものを壊すのは簡単だけれど、残そうと思えばそれは大変な費用と労力とがいります。 大勢の熱意なくしてはできないことだと思いました。


 幸い催し物がなかったので地下まで入ることができました。
 「奈落」です。


 


 回り舞台を動かすしかけ。 今は機械ですが昔は人力で回していたようです。



 楽しくてここでしばらく遊んでしまいました。


 次に入ったのは、明治からの薬屋さん「佐野薬局」を利用した「商いと暮らし博物館」



 うわ~ びっくり
 薄暗い部屋に人形があってセリフをしゃべっています。 各部屋にそれがあって、人形と分かっていてもどきっとしました。



 2階の部屋の欄間がシンプルで素敵だったのでー



 


 隠居部屋から蔵の方を眺めます。重なり合った屋根もまた風情があっておもしろいです。


 大正時代へタイムスリップしたような街をぶらぶらと



 ねこちゃんが店番していました。 うたた寝ばかりであまり役に立ちそうもないですが、どうしてどうして、道行く人がねこちゃんの前で立ち止まって、ついでに商品も眺めていましたよ。 



 蝋の取り扱いで財をなした芳我家。これは本家の建物ですが、残念ながら修復中のため入ることができませんでした。



 平日とあって観光客はあまりいなくて、のんびりした町歩きでした。 ぶじおくんのお母さんも楽しんでくれてよかったです。 でもちょっと寂しかったなあ。 お店の中も閑散としているし。 
 こんなにいい街なのに、もっと多くの人に来てもらいたいと思いました。 
 
 帰りに道の駅「からり」に寄ってお買い物。 2キロくらい入った栗がたったの100円。 ついつい買ってしまいました。 これは自分で自分の首を絞める行為だったかも。
 小さくてゆで栗にはあまり向いてなかったので、ほとんど全部の皮を剥いて栗ご飯やら渋皮煮やらにしましたが、大量の皮を剥いて肩が凝りました おまけに忙しい上に忙しい目をしてしまいましたから。


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赤い帯のように

2010-10-06 08:58:39 | 植物

 車で走っていると、突然に赤い色が目に飛び込んできて驚きます。 つい2,3日前まで緑だけだったと思うのにー



 彼岸花は本当に一斉に咲くんですね。 今年はだいぶ遅いようです。


 3,4日前の彼岸花。 つぼみが目立っていましたが



 昨日今日はどこを見ても花盛りです。 遠くまで赤い帯のように連なって咲いています。



 



 どれも空を見上げて精一杯背伸びしているよう。



 彼岸花を撮っていたらアカトンボがやってきました。 すぐ近くにとまって動こうとしないので、正面から失礼して



 ちょっと怖そうなお顔を覗かせてもらいました。 体が彼岸花のように真っ赤ですね。


 今年はストライプの彼岸花も目立ちます。 



 しかし、昨年ストライプ花がたくさん咲いていた場所に今年は赤が咲いていました。 
 また、3年ほど前にストライプ花を見つけてプランターに球根を植えておいたのですが、今年初めて花が咲きました。


 ぜ~んぶまっかっか


 ああ~、 やっぱりこういう種類の花ではなく、単に気候などの影響によって変化しただけのようです。 


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人がいっぱい

2010-10-03 21:16:46 | 旅行

  もう2週間ほど前ですが、野暮用があって鳥取へ行ってきました。


 瀬戸内海大橋。 今まで写真を撮ったことがなかったですねえ。



 わたしたちが行ったのは鳥取市なので、午後は砂丘へ行く予定。 でもその前にお食事を。


 鳥取といえば今は境港、ですが、鳥取市にも賀露港という漁港があっておいしい魚が食べられるそうなのです(ちゃんとネットで調べておいた)。


 賀露港付近を車で走っていたら運良くその中の一つのお店を見つけました。


 下は魚屋さん、2階で食事ができるというお店です。 順番を待つ間魚屋さんで魚のお買い物を。


 うぉ~ 大きい魚がいっぱい。 しかも安い。 



 これはバトウダイという魚だそうです。 長さ3,40センチ、650円。 お刺身にできるというのでまずはこれをゲット。 さらにこれより大きな赤ガレイというカレイを買いました。 これも650円。


 瀬戸内海の魚は味が細やかでおいしいのですが小さいものが多いのです。 日本海の魚は大きくて、食べたことのないようなのががくさんあって見ているだけでも楽しいです。 そうこうしているうちに順番が回ってきたようです。


 刺身の盛り合わせの中に、バトウダイもありました。



 あと、赤ガレイの煮付けにお吸い物、ごはん。 カレイは、食べるなら三分の一切れでも十分だと思っていましたが、これは更に大きく、なんと半身です。 お吸い物の中にもカナガシラの分厚いぶつ切りが。



 お腹いっぱいになったわたしたちは、とっりさきゅうへ向かいました。 しかし・・・・


 砂丘へ向かう道路は車の列が延々と続いていました。 そこでわたしたちは砂丘を通り越して餘部鉄道へ。 このへんは夫の方がよく知っているのでコースはお任せです。 ところが、よく知っているはずの道で、ナビもつけているのに、ふと気がつくと車はとんでもない道を走っていました。
 ほぼ海岸沿いに走る鉄道に沿って道はあるはずだったのです。 しかし、車は山の中を走っておりました ナビはちゃんと走る方向を指示しているのですが・・・・
 だいたいこのナビは買った当時からちょっと変な道を教えるので、地図を見るわたしと意見が食い違い、もめ事の種になっておりました。


 おかしい、おかしいと言いつつ、なんとか着きました。 ぐるっと大回りしたみたいです。


 餘部鉄道はこの高さが有名ですね。 新しい鉄橋ができたばかりで、古い鉄橋の撤去がすすんでいました。



 周辺には電車を待ちかまえるてっちゃんやてつこさんたちがうろうろ。 車で来た人のために駐車場もありましたよ。



 いつ来るか分からない電車を待つ暇はありません。 ここから引き返して再び砂丘へ向かいます。


 反対側から砂丘に入ったため渋滞に遭わずに砂丘に着きました。 リフト近くの駐車場へもあまり苦労せずに入ることができました。
 リフトに乗って展望台に上がり下を見ると・・・・



 遥か遠くから向こうの駐車場まで、車の列は延々と続いておりました。 もう4時を過ぎているというのに。 日暮れまでに砂丘に着くんでしょうか。 砂丘を見ずに引き返すなんてこともあるかもー。 他人事ながら心配になりました。


 今乗ってきたリフトの向こうに砂丘、そして日本海



 砂丘に無精ひげを生やしたような黒い点々があるのはー


 人、人、人・・・・ みんな砂丘にやってきた人だったんですね。



 以前ここへ来たときは、早朝と言うこともあってこれだけの人出には出会いませんでした。 いつもこんなに人が多いのか、それともテレビの影響で鳥取がブームになっているのか。
 この砂丘、さらさらの細かい砂でほんとに歩きにくいんですよ。 リフト乗り場に行くまでに足を取られてはあはあ言いました。 みなさんお元気。 わたしたちは時間がないこともあって、砂丘を眺めただけで帰ることにしました。


 車いすも特別仕様でした。



 砂丘を出発したのは午後5時過ぎ
 訳あって, 帰り着いたのは夜の10時前でした(食事もしてないのに)。 もう、ナビを買いかえてください


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