あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

地味な花

2010-05-08 23:28:54 | 植物

  首の痛みはまだ完治しないため、行動範囲が狭まっています。 我が家の植物ネタしかありません。 まあ、今は花盛りの季節、花ならしばらくネタはつきないでしょう。 


 ご近所で線香花火をたくさんぶら下げたような木を見つけました。 まあおもしろいと思って見ていたのですが、ふと我が家にも同じ木があったのを思い出し見に行きましたら・・・・・ 



 うちのは花が咲いていました。 
 どれもぶら下がって下を向いているので、下からパチリ。



 白い、でも真っ白ではなくて生成といった感じの小さな花です。 花びらの形もしべもとてもシンプル。 この時期あちこちで盛大に咲いているはなみずきやこでまりなどに比べるとなんて地味なんでしょう。
 これはびっくりぐみの花なのです。 梅雨の頃楕円形の赤い柔らかい実をつけます。 花と同じように木からぶら下がってかわいいんですよ。 ただうちのグミは毎年1,2個しか実をつけたことがありません。こんなに花が咲いたのは初めてではないでしょうか。 そばにあった金木犀が枯れて日当たりがよくなったせいでしょうかね。 今年はもう少したくさんの実を期待できそうです。


 近くにあったニシキギも花をつけていました。 



 こちらは秋に小さな真っ赤な実をつけますが、花は薄黄緑色で直径1センチもありません。これまたシンプルで地味な花。紅葉の美しいこの木は、秋にしか注目されないのではないでしょうか。


 そういえばこの木にも花が咲いていました。 これも葉ばかりが注目される木です。今世代交代の真っ最中、新しい葉の成長とともに古い葉がばさばさと落ちて、その潔さにひかれる人は多いと思います。 ユズリハの木です。 でもあまりに大量の葉を落とすのでちょっと困りもの。



 花はけっこう目立ちます。とはいっても質より量で目立つだけ。 ひとつひとつの花はとても小さく、つぼみのうちはまだピンクがかって多少は花らしい色をしていますが、



 開くと枯れたようにみすぼらしい!
 これで虫たちを惹きつけることができるのか!?  いや、これほど大量に花をつけていながら蜂などが来たのもあまり見たことがありません。 花が咲くからには実がなるのでしょうね。 はて? どんな実だったかしら? 
 ちょっと疑問に思って調べてみましたら、ユズリハは雌雄別株で、これはどうも雄花のようです。雄花だけでは実はなりません。 わたしに実の記憶がないのも当然でした。 ははは、よかった~。 


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コメント (8)
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