あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

白い実と小鳥

2010-01-17 10:46:09 | 生き物

 冬のナンキンハゼ



  


 白い実には青い空がよく似合う



 


 椋鳥が2羽やってきて実をついばみ始めました。 



 


 こちらの木にも・・・・と思ったらこれは別の鳥でしたね。 鳥にはくわしくありませんが、お腹の波模様からするとツグミかしら? すずめに混じってたった1羽とまっていました。



 


 そのすずめはというと、先の方でにぎやかに、いえ無口にお食事中でした。



 こうして写真で見てみると、それぞれの姿態がとってもかわいい。 こんなに先の方にとまっても枝がしなりもしないなんて、すずめって本当に軽いんですね。 うらやましいこと。
 


 まだまだたくさんの実が残っているこの場所は、小鳥たちの天国になっているようです。


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多肉事始め

2010-01-16 09:49:27 | 植物

 夜遅く、娘が「これ見て」と言って買い物袋を持ってきました。 
 「かわいいじゃろ?」 そう言いながらとりだしたのは、直径5センチほどの鉢に植えられた多肉植物。


 「あんまりかわいいんでついつい買ってしまった」そうで、一鉢100円というその多肉植物を5つ並べました。


 ああ~、多肉植物なら家にもあるんですけどねえ。 

 私の植える草花には関心のない娘、何が植えてあるのかも全く分かってなかった・・・・・


 そこで、夜中に母娘二人して多肉植物の観賞会です。 
 まず、外に放置していた多肉の鉢を、軒下に持ち込んで、懐中電灯のスポットライトで照らしてのぞき込みー


 「ええ~、ちっともかわいくない~」


 ははは、春に植えて以来戸外に置いたままちっともお世話してなかった多肉群は、どれもひょろひょろとのびて、敢えてお見せするほどのものはありませんでしたがー


 以下、昼間に写した写真です。


 葉っぱの縁が紅葉しているのがちょっときれいかな? 植えるときに名札をたてておいたのですが、これはたぶん「黄金花月」です。 



 


 「天狗の舞い」の札のそばにあったのですが、「天狗の舞い」はどうも消滅したのではないかしら。 伸びすぎてかわかりにくいのですが、どうも「火祭り」のような気がします。 いや、消滅したのは「火祭り」の方かな? せっかくの名札が役に立ちません。 
 小さな地味な花が咲いていました。



 


 「茜牡丹」の花 



 褐色の葉っぱ自体が花のように広がっていてきれいなのですが、花もなかなかかわいい。肝心の葉っぱは虫に喰われて無惨な有様でした。


 多肉の花といえば、こちらは「金のなる木」の花。 テーブルの上に無造作に置いてあったので写させてもらいました。 



 多肉植物の花って秋から冬にかけて、なが~い間咲いているんですねえ。 仲介する虫もいなくなって、どうやって交配するんだろうと思います。 どう見ても風媒花じゃないしね。


 さて、お友だちの働くお店を訪ねていって、突然に多肉植物の魅力に目覚めた娘です。この後どうしたかというと・・・・・


 わたしが出してやった多肉植物の本をながめて「かわいい」を連発し、ネットで検索し、サボテンの土はないか、植木鉢はないかと懐中電灯を持って家の周りを物色し、夜中に大きなネズミのようにごそごそとしておりましたが、こんなのを作ってきました。 



  
 あいにく昔ながらの素焼きの鉢しかなかったので、少々地味ですがー。
 手前の大きな緑っぽい石は暗闇で光る石、ピンクの混じった白い砂は、沖縄の星の砂だそうです。 え、子どもの頃沖縄で買ってきたのをまだ持ってたの?
 そして、きれいだけどあまり使い道のなさそうだったチュニジアのロバさん、居場所ができたようです。


 生まれて初めての寄せ植えです。 
 大事にお世話してね。放っておくと母の寄せ植えのようになりますよ。


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今年も咲いた、氷の花

2010-01-15 00:05:42 | 植物

 今朝はとっても寒い朝でした。 地面には、ぱらぱらと降った霰が、そのまま凍ってへばりついていました。にわとりの水入れも凍って、水が飲めません。 急いで水を取り替えてやりました。
 
 こんな寒い日は、ひとつ楽しみにしていたことがあるのです。 それは・・・・・


 


 氷の花


 氷の花といっても本物の花ではありません。 植物の茎の中の水分が凍ってできた花なのです。それも何にでも咲くというわけではなく、うちでは、サルビアコクネシア(コッキネア)の茎にだけ咲きます。

 一見枯れたように見えるサルビアですが、実は生きていて、茎の導管から水分を吸い上げています。 それが寒さのために凍って、茎をやぶってしみ出したものが氷の花です。


 茎が裂けているのがわかるでしょうか。



 サルビアの茎に氷の花が咲くのを発見したのは2年前の冬のことです。  
 
 とあるブログで、山野草のなかにシソ科で「シモバシラ」という名前の草があり、それが寒い日に氷の花を咲かせるということを知りました。 そして、同じシソ科のサルビアもそうなるということを偶然発見したのです。 しかし、初めてそれを見たときはそれが氷とは分からず、写真を撮り損ねてしまいました。(そのときの記事はこちら
 あのときの氷の花はすごかった・・・・あれほどのものはもう見られなくなりました。 

 それから毎年、サルビアを抜かずにおいています。 そして今年もその花を見ることができました。


 それでは、自然の巧まざる造形美をお楽しみください。



 


 ひとつの茎に花ひとつとは限りません。 何カ所も裂けて氷を噴き出しています。



 


 綿飴のようでおいしそうでしょう。



 


  こんなにも無惨に裂けていますが、 多分大丈夫、生きています。 また次の寒波には氷の花が咲きます。


 


 正直なもので、建物の影にあたる場所に生えているのには花が咲かず、吹きさらしの風の当たるところにだけ咲いています。 それだけ気温が違うのでしょうね。


 写真を撮るのに10分ほど外にいましたが、指先がちりちりと痛いほど冷えました。 

 もう、やたらと増えて困りものだったサルビアコクネシアですが、氷の花が咲くことを知ってから、大切に思うようになりました。 今年の冬もがんばって生きてます。


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満開のロウバイ

2010-01-14 02:01:26 | 植物

 ロウバイが咲き始めました。 



 うちのはこんなに貧相なの。 実生で芽が出たばかりの苗をもらって植えてから8年になります。



 


 お正月にとあるおうちで見かけたロウバイは、びっしりつぼみがついていて、すでに5分くらいは咲いていました。 あれから2週間近く、ロウバイはどうなっているかなあと見に行きました。


 満開でした。 その辺りがぱあっと明るくなるように咲いていました。



 先日、新聞に、松山城のロウバイが咲き始めたという記事が載っていました。
 それによると、例年より3週間も早いのだそうです。 たしかに家のも早い、他の皆さんのブログでは昨年末からロウバイの情報が入っているし・・・・・。 これはどういうことなのでしょうか。 
 厳冬の時期に咲くロウバイが今咲くということは、今が最高に寒いってこと? それでは、暖かくなるのが早いってこと?
 でも、今年は春を呼ぶ椿祭りが2月の20日頃なのです。椿祭りが過ぎると暖かくなると言われています。 春はまだまだ先です。 ということは、寒さが長く続くと言うことでしょうか。 う~ん、勘弁してほしいです。


 


 話がそれますがー
 産直市場で、試食品を大量につまんで食べている男性を見かけました。 なんだか試食品でお腹を満たしているように見えました。 まだ若い人のようでした。 
 次に別のスーパーでいろいろ買い物を済ませ、駐車場を出たところで、先ほどの男性がとぼとぼと歩いてくるのに出会いました。 今度はここで? 
 この田舎で車かバイクを持っていない若者はまずいません。 どこへ行くにも、最低自転車くらいはないと、通勤すら難しいです。
 自転車も持てないまでに困窮しているのか、この困窮は不況のせいなのだろうか、この寒さの中で一体どういう暮らしをしているのか。 わたしは勝手にいろいろ想像して、心まで寒々としてきました。


 その帰りに見つけたロウバイ



  今日の寒さを吹き飛ばすように、賑やかに咲いていました。


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ことしお初に・・・

2010-01-12 23:13:46 | 生き物

これな~んだ?



 新年になってから、サッシの掃除をしました。 (年末はとっても寒かったもので・・・・)そのときどこからかぽとんと落ちてきたもの、 それは・・・・・



 冬眠中の夢を破られたヤモリ君。 ことし初めてのお目見えですが、少々早すぎましたねえ。


  去年の夏だったかな、玄関の戸の隙間から手のひらサイズのヤモリが飛び出してきたのは。 おと年の冬は、廊下の隅の段ボール箱の中に小さなのが潜んでいるのを見つけました。 もしかしてあのヤモリ君が大きくなったとか?
 ヤモリは守宮とか家守とも書き、ヤモリのいる家には悪いことが起こらないとか言われます。迷信だと分かっていてもうれしいですよね。 


 ヤモリは、は虫類でへびやトカゲの仲間ですが、かわいいんですよ。 ちなみに池などにいるイモリは姿は似ていますが両生類でかえるなどの仲間です。
 夜行性で夜しかでてこない上にとてもすばしっこくて、わたしも何度か写真を撮ろうとしましたが果たせませんでした。 
 ちょうどいいや、この際じっくりと写真を撮らせてもらいましょう。


 というわけで数分間の撮影会。
 寒くて思うように体か動かないヤモリ君にとっては、山のような巨人と、迫り来る得体の知れない光る物体は恐怖だったでしょう。 心なしかおびえているような顔写真ですね。
へびみたいですか。



 へびでない証拠に、吸盤のついた手も見せておきますね。 ほら、へびじゃないですよ。
 え? それでも見たくない?


 写真撮影の後は、ヤモリ君を冬眠できる場所に返してやらなければなりません。 これがちょっとやっかいでした。 
 ヤモリは掴むと噛むというし、しっぽをつまむのはトカゲと同じに切れそうでいやだし、結局空きかんを用意して指でそろっと追い込みました。 そしてもとどおりサッシの隙間に置いてやりました。
 
 おやすみ、ヤモリ君。 暖かくなったらまた顔を見せてね。


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重大な間違い

2010-01-11 18:26:46 | 植物

弟から電話がありました。


いきなり、
「あれは芭蕉よ。」

 え? 何のこと? ああ! ええ~? バナナじゃないの~

 
 植物を専門に勉強した弟にしてみれば、わたしの知ったかぶりのブログの中には小さな間違いがいくつもあるそうで、「間違いはその都度電話してよ~。」と言ってきたのですが、ずいぶん後になってしか教えてくれないのです。 でも、今回ばかりは見過ごすことのできない重大な間違いだったらしいです。

 植物学的にはバショウ属のすべてをバナナというので、間違いではないけれど、世間一般から言えば食べられるバナナとバショウとは全然違うと・・・・ そりゃそうですわね。

 バショウの実には種が多いがバナナの実には種がないとか、芭蕉の葉は二つに折れるがバナナの葉は開いているのが多いとか、いろいろちがいがあるそうですが、よく分かる違いは、花(正確には花穂)から実までの距離が、バショウは長くて、バナナは花のすぐ上に実がなるんだとか。


 ふんふん、とにかくあれがバショウだったことはわかりました。 がっかり~


 わたしといっしょに驚いたり喜んだりしてくれた皆様、申し訳ございませんでした。お詫びして訂正します。


 バナナの記事にも同じ訂正文を載せておきます。
 

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広島スーパー神楽

2010-01-11 11:02:29 | くらし

 「広島スーパー神楽 新春公演」
  
 年末のこと、弟に、見に行かんかとさそわれ
 「行く 行く」
 二つ返事でOKしました。
 お神楽って、祭りなどに神社で奉納される舞いですよね。 あまり見たことがないので興味津々です。それに「スーパー」がつくのってどんな神楽なのでしょう。


 1月9日、いよいよその日、東温市にある坊ちゃん劇場へ行きました。

 そこでもらったプログラムを見ると、神楽は後半で、前半は和太鼓やら獅子舞やら、地元の芸能団体の発表があるというのです。 

 そういえばポスターの下の方に
 「愛媛・広島交流フェスティバル inとうおん」と書いてありました。
 瀬戸内海を挟んで対岸にある広島と愛媛は隣同士、しまなみ海道の開通によってより近いお隣さんとなりました。昨年のしまなみ海道10周年を記念して文化レベルの交流が図られるようになったそうです。

 なんだ、神楽だけじゃなかったのか。とちょっぴりがっかりもしましたが、趣旨をきいて納得実際に見て満足いたしました。 
 
 澤田太鼓の和太鼓の独奏で幕開け、そのあと女性奏者も加わり、「伊豫の国」や「石鎚」といったオリジナル曲の演奏がありました。 たった二人の太鼓ユニットですが、すばらしい演奏でした。
 和太鼓をたたく女性って、ほんとにたおやかでしかも力強く、優しくて凜として、相反する雰囲気を漂わせていてすてき。


 写真は、うれしいことにOKなのです。もちろんフラッシュ撮影は厳禁です。 
 撮り慣れないシャッタースピード優先モードにしたために、明るさの調整がうまくいきません。 せっかくの美しい女性奏者の写真が・・・・・
  
 続いて地元東温市の無形文化財に指定されている北方獅子舞保存会の二羽獅子。 雄雌2匹の獅子を、獅子起こしと呼ぶ子どもが操ります。 


 


 昔は獅子起こしは男の子しかすることができませんでしたが、舞台上の獅子起こしは4年生の女の子でした。 一緒に行った娘が一言
 「うらやましい。 したかったのに・・・」
 この二羽獅子はとても珍しいものだそうです。 気合いの入った演技ですばらしかったです。
 写真は、ちょっとうまくいったかな?

 しかし、次の邦楽演奏は白飛びしてだめ、(照明が明るかったみたい)
 東温市のおどり「舞流」と「舞ラブ東温」は照明が暗すぎて写りが悪く、見るべき画像がありません。
 でも、最年少は5歳というダンスグループは、若者が多く、活気を感じました。

 そしてお待ちかねのスーパー神楽「紅葉狩り」。 いかん、ついスーパーかぶきと言ってしまいそうになる。


 写真でストーリーをご紹介します。 暗がりの中、手探りで何度もカメラを調整し、最後には肘掛けに肘をついてカメラを固定して、目は舞台を見つめたまま(釘付けでカメラなど見ておられません)シャッターを押し続けて撮った写真です。 少し長くなりますが、お許しを。


 お囃子が始まって、主人公、平維茂と従者の登場。 文語調のセリフで自己紹介と状況説明を。


 


 二人は戸隠山に鬼女退治にやってきたのですが、戸隠のもみじに心奪われるうち、とうとう道に迷ってしまいます。


 山奥の館に紅葉姫という美しい女性(にょしょう)が住んでいて



 なにやら妖しい気配。 そしてすご~くたくましいからだつき。 実はこの美女、自分の正体も、もくろみも全部口上でバラしてしまうので観客にはお見通しです。 


 
 道に迷った維茂たちは、この館にたどり着き、勧められるままに酒を・・・・



 


  深酒をしたところで女たちにつかまってしまいます。



 この女たちこそ、戸隠山に住む鬼女で、維茂には遺恨があり、命を狙っていたのでした。


 維茂たちが倒れると、 女たちは一瞬にして鬼に。 あっという間の早技で観客を沸かせました。



 
 そこへ、日頃信心している観音様が現れ、二人に神刀を授けます。 この辺りが宗教色が出ているのでしょうか。 でも観音様ってお寺ですよね。



  


 神刀を手に、鬼女と対決する二人。



   鬼女たちはさらに変身してものすごい形相になってきました。 テレビゲームで、いったん倒れたボスがさらにグレードアップして強大になってくるのと似てる
 この鬼の衣装と面などすべてを合わせると20キロにもなるそうで、その重さを身にまとっての激しい立ち回りを演じます。 どうりでたくましい紅葉姫だと思った。



 くるくると猛スピードで回転しながらの戦い。 あれれ? いつの間に維茂たちは衣装が替わったのかな? 衣装がひらめいてフィギュアスケートみたいです。
  鬼たちの回転スピードは維茂たちよりさらに速く、摩擦で足袋から火が出るんじゃないかと思ったほどです。


 最後にボス鬼との対決 



 その大鬼もついに倒れ、二人の勝利の舞で幕を閉じます。 


 息もつかせないスピードと迫力ある舞で圧倒されました。 この辺りがスーパー神楽と呼ぶ所以でしょうか。
  わたしのイメージしていた、神に奉納する舞いとはずいぶん違っていましたが、もともと山陰地方の神楽を発祥として広く中国地方に広がったそうで、ストーリーに娯楽性のある神楽のようです。広島県にはこうした神楽を演じる神楽団が200以上あるのだそうです。
  
 そしてもう一つ感心したのがお囃子方。 40分くらいだったでしょうか、太鼓をたたき笛を吹き続けるのです。 笛などはもう酸欠状態になるんじゃないかと思うくらい。 
 鍛えに鍛え抜いたすばらしい舞台でした。できればもう1演目見たかったです。
 この交流は今後も続くのでしょうか、お互いに知らないことがいっぱいの伝統文化、次回も見てみたいと思いました。


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小雪舞う日の発見

2010-01-09 23:11:21 | 植物

 ちょっと話題が古くなりますが、 年末年始、うちのほうでは大風が吹き、小雪がちらつく寒いお正月を迎えました。


 初詣の途中、屋根よりも高く茂っている大きな葉を見つけました。



 ああ、昨日の風で芭蕉の葉もボロボロだわねえ。



 


 しかし、よく見ると、

 こ、これは!



 もしかして、バナナの花ではないですか?


 天井からつり下げられたライトのような花の上をたどっていくと・・・・・



 まさしくバナナの実


 感動しました。 気候温暖な愛媛とはいえ冬には雪も降ります。何年に1回かは数センチも積もります。 その環境に適応して、実までつけたバナナ。 その順応性に拍手です。 
 この寒さで実はどうなるのでしょうか。 後を見届けたい気がします。 いえ、それよりも、もしかしたらうちのハウスなら立派に育つんじゃなかろうかと・・・・・・


 


1月11日追記


 弟から電話がありました。


 いきなり、
「あれは芭蕉よ。」

 え? 何のこと? ああ! ええ~? バナナじゃないの~

 
 植物を専門に勉強した弟にしてみれば、わたしの知ったかぶりのブログの中には小さな間違いがいくつもあるそうで、「間違いはその都度電話してよ~。」と言ってきたのですが、ずいぶん後になってしか教えてくれないのです。 でも、今回ばかりは見過ごすことのできない重大な間違いだったらしいです。

 植物学的にはバショウ属のすべてをバナナというので、間違いではないけれど、世間一般から言えば食べられるバナナとバショウとは全然違うと・・・・ そりゃそうですわね。

 バショウの実には種が多いがバナナの実には種がないとか、芭蕉の葉は二つに折れるがバナナの葉は開いているのが多いとか、いろいろちがいがあるそうですが、よく分かる違いは、花(正確には花穂)から実までの距離が、バショウは長くて、バナナは花のすぐ上に実がなるんだとか。


 ふんふん、とにかくあれがバショウだったことはわかりました。 がっかり~


 バナナと信じて読んでくださった皆様、申し訳ございませんでした。お詫びして訂正します。


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春の七草あれこれ

2010-01-08 23:13:24 | 植物
 しばらくネットがつながらなかったせいで、少々話題がずれてきました。

 1月7日は七草がゆの日。 わたしも炊きました。 ただし材料は買ってきました。 きちんと商品化されているパックではなく、素人のどなたかが摘んできてパック詰めしているのを。 こんなもの買わなくてもそこいらに生えているんですけどね、ちょっと時間がなかったもので。


 この真冬に春の七草を間違いなく全部揃えるには探す時間がいるんですよ。もともとが旧暦で行う行事でしょうから、今の時期は無理があります。 スーパーで売られているパック入りの七草は、ハウス栽培だそうです。


 買ってきた春の七草  左からすずな(かぶ) なずな すずしろ(だいこん) これは問題なし 



 問題なのはこちらのほう。 左から、せり はこべら ほとけのざ(上) ごぎょう(下)


 せり、はこべらはいいとしてやっかいなのは ホトケノザ。 今はコオニタビラコと呼ばれる植物ですが、



 これはどう見てもニガナではないんでしょうか。 ちょっとかじってみればよかった。 これを入れて炊いたおかゆは苦かったんじゃないかしら。 わたしは入れないで炊きました。
 


 年末に庭を掃除していて見つけたコオニタビラコらしき植物。 七草がゆのために抜かずにとっておいたのですが、これもどうもあやしい。 でもオニノタビラコとは全体の姿も花も違います。 もしかしたらヤブたびらこかもしれませんが、花がつぼみなので花びらの数を確かめることができません。



 花の咲いたコオニタビラコは去年のブログに載せています。


 それともう一つ、ごぎょう。 これも本物とは違うように思います。



 ごぎょう=今でいう「ハハコグサ」
 去年の夏、畑に咲いているのを見つけて場所を覚えておきました。 行ってみるとたしかにそれらしき草がたくさん生えていましたが、



 


 少し伸びたのはこんな花がついているのです。 これはハハコグサの花とは違います。



 ハハコグサはいったいどこへ? 夏になればでてくるでしょうか。
 本物のハハコグサは、みっちゃんさんのブログで見られます。


 というわけで、今年はごぎょうとほとけのざ抜きの七草がゆでした。 
 しかし、おかゆの嫌いな娘は、どうしてご飯に七草ではいけないのかと聞いてきます。 菜飯なら大好きなんですって。 おかゆにするのは、正月のごちそうで疲れた胃を休めるためですよね。 ・・・・・・でも、菜飯でもいいか。 もう少し暖かくなって全部が揃うようになったら試してみましょう。


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正月早々

2010-01-08 00:58:21 | くらし

 突然ネットがつながらなくなりました。 
 


 ケーブルの接続状態をすべて確かめ、モデムの電源を切ってみたりもしましたが、何をどうしてもつながらず、お正月ではカスタマーサービスへ電話することもできず、お手上げ状態でした。
 お盆にもこういうことがありましたので、もしかしたら混み合ってるのかとも思い、4日になるまで待ちましたが、一向につながりません。
 これはやはりモデムが悪いのではなかろうかという結論に達しました。 思えば去年の秋頃から電話の具合が悪く、暮れにはとうとう使えなくなったのです。あれがモデムの不具合を知らせる前兆だったのかも。 うちにはまだアナログの黒電話があり、一向に不自由しなかったのでさほどあわてることもなかったのです。
 モデムを取り替えることになり、やっとネットがつながりました。


 その間の、ちょっとした出来事 
 
 「風が吹くと桶屋が儲かる」ではありませんが、「ネットがつながらないと、お餅が消える」
 
 うちでは、お正月には12重ねのお餅を神棚に供えます。 多分、12の月の神様に供えるのだと思いますがいわれはよくわかりません。 義母が嫁いできたときからそうしてきたというので今年も12重ねの小餅をお盆に入れて供えておりました。


 普通のお餅よりもっと小さいお餅です。



 5日の鏡開きの日、神棚から下ろそうとして異変に気づきました。

 お盆がやけに軽い!


 下ろしてみると、お盆に載せてあった大小24個の餅があとかたもなく消えていました。
 
  以前にもネズミにお餅をかじられたことはあったけど・・・・・ こんなふうにきれいさっぱり消えてしまったのは初めてです。神棚を覗いてみましたが、かけらひとつ落ちていませんでした。


 うちの家は築40年ほどになろうとする古い家で、木造、壁は土壁、壁と鴨居の間にはU字型の溝があり、ネズミさんが住むにはもってこいの家なんですね。 最近はあまり出なくなりましたが以前は近所にネズミ御殿があって、大きなクマネズミが出て困っていました。 今は小さなハツカネズミだと思いますが、密かに家主に断りもなく住んでいるものと思われます。
 わたしは神棚のある座敷の隣の部屋でパソコンをしています。 夜中過ぎまで欄間を通して明かりが見えています。 わたしが遅くまで起きているときには物音ひとつたてなかったのですが、ネットがつながらないと遅くまでパソコンの前に座り込むこともなく、したがって明かりをつけることもなく、ネズミがこっそり餅をひいていくのには好都合だったようです。


 それにしても24個の餅を持ち出すなんて、いったい何匹でやったのでしょう。 それを考えると空恐ろしい・・・・


 さて、ネットの話に戻ります。


 モデムを取り替えるために電話線をはず・・・・・・    して
 



 床の近くで切れている!



 あまりにもきれいな切り口なので、誰かがはさみで切ったのかと思ったほどです。 しかし、別の所にも切れかけの所があり、これはネズミがかじったものと思われます。 いやはやー
 かなりの神経の持ち主でないとこの家には住めません。 新しいきれいな家がほしいです~

 というわけで電話のケーブルを買いに走り、無事ネットがつながりました。

 正月早々ネズミ騒動の顛末、
 


 お粗末様でした。m( _ )m


 


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