あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ブルーベリー入りパンケーキ

2007-08-21 20:05:38 | くらし

 娘のぶじこがやってきました。なんと、ドーナツを作るんだそうです。なあんだ、作って持ってきてくれるんじゃなかったのか。しかも、材料は我が家の冷蔵庫の物を使うという。 

 それで、今日は親子でおやつ作り。わたしも久しぶりにパンケーキを焼くことにしました。といっても市販のホットケーキミックスを使うので簡単、簡単。ちょっと違うのは、なかにブルーベリーを入れることです。じつはこれ、娘がカナダにホームステイしていたとき、カナダのママが毎朝作ってくれた物。とてもおいしかったそうで、帰国してからちょくちょくリクエストされて作っていました。ただ、当時、このあたりにはブルーベリーがなく、冷凍品を使っていました。冷凍品だと、まぜたとき全体が紫色に染まり、紫芋パンケーキみたいになるんですよね。

 今は暖地系のブルーベリーが出回り、我が家でも生のブルーベリーが食べられるようになりました。産直市場でも地元産のブルーベリーが売られているし、近くの畑ではブルーベリー狩りもできるようです。

 考えてみたら、生のブルーベリーを入れるのは初めてです。 

  どんなお味かな?どうもわたしは写真を撮るのがへたで、食べ物をおいしそうに撮ることができません。写真で見るよりずっとおいしかったです。甘さの中に、スパイスのようにわずかに酸味がきいています。上に乗っているのは自家製のブルーベリーソースです。でもブルーベルー+ブルーベリーはちょっとくどいかな。それで、カナダで食べていたようにメープルシロップをかけて食べました。

 では、ぶじこの作ったドーナツを。 

  

 ジャガイモの丸揚げにそっくり

 うちでは、新じゃがの季節になると、こんなふうにジャガイモを丸ごと揚げてチーズをかけて食べるんです。ほんとにきれいにふくらんでいます。で、こんな形になったのにはわけが・・・・

 あまりの暑さのせいか、冷蔵庫に入れたネタが、ほどよい硬さになってくれません。しかもドーナツ型がない。 すみません、わたしドーナツってなんとなくめんどうくさいんですよね。備えておりません。大きさの違う筒を二つ使えばドーナツ型に抜くことはできるのですが、ネタの柔らかさもあって、初心者ぶじこにはとうてい無理。それで簡単に丸めるだけのドーナツになったというわけです。でも、外はかりかり、中はふんわりでほんとうにおいしかったです。この暑さでバテ気味の胃袋にもかかわらず何個も食べてしまいました。

 ぶじこさん、よくできました。ごちそうさま。ねねさん、レシピをありがとう。

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胡蝶蘭の枝分かれ

2007-08-20 15:46:21 | 植物

 2本立ての胡蝶蘭? いえ、1本の茎から枝分かれしたものです。今年4月に、もういらないからともらったものですが、梅雨の時期がよっぽどよかったのか次々とつぼみがつき、今も楽しませてくれています。

 わたしは枝分かれした胡蝶蘭を見たのは初めてですが、特に珍しいものでもないとか。でも、写真をようく見てください。写真が見にくくて申し訳ないですが、詳しく言うと、

   一番上、枯れたところ。最初の花がすんで茎を切り落としています。

   その下に、写真上段の茎が出て花が咲き、

   またその下に茎が出て花が咲き、

   左下のほう、葉の陰で見えにくいところにもう一つつぼみのついた茎が。

   そして右下の花一つはまた別の茎です。

   この茎はさらに二つに分かれて小さなつぼみがついています。 

 裏から見るとこの通り。

 もとは一つの株からこんなにたくさんの茎をだして花をつけるなんて、すごい!

 胡蝶蘭はよく贈り物に使われます。でも、冬は気温が最低5度はないと越せないことから、蘭愛好家でもないと枯らしてしまうのがほとんどではないでしょうか。わたしも何度か挑戦しましたが、冬は越せても翌年弱ってしまったりして、成功したことがありません。美しくラッピングされ、死の旅に送り出される美しい花。白い胡蝶蘭は、まるで昔の政略結婚の花嫁・・・・・・なんていうのはおおげさな妄想です

 さて、冬はどうしましょう。

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俳句甲子園

2007-08-19 22:41:40 | くらし

 8月19日は何の日? 819(はいく)の日です。松山市で開かれている俳句甲子園に行ってきました。俳句を作る高校生たちの全国大会です。会場では出場校のプロフィールを書いた大きなパネルが迎えてくれました。

 これは応援メッセージを貼ったパネル。わたしたちのも貼ってくれましたよ。ところで、中央の坊主頭の人は? 愛媛の生んだ偉大な俳人正岡子規です。

 

 会場では、お抹茶のサービスもありました。愛媛銘菓「タルト」つき。もちろんただです。いいなあ、全国大会らしからぬゆったりした雰囲気。

  ごめんなさい。こっそりと写真撮らせてもらいました。気合いが入っていますねえ。

 わたしの母校は2チームも出ていましたが残念ながら予選で敗退。来年はがんばってね。

 東京の開成高校が優勝しました。男子生徒ばかりのチームです。ディベートのうまさに感心しました。落ち着きといい、俳句への理解といい大人顔負けです。対するは幸田高校(翡翠チーム)の女生徒5人、柔らかな感性を等身大の言葉で表現、好感が持てました。 

 最優秀句 山頂に流星触れただろうか(幸田高校 清家さん)

 きっとこれが一番よね、と話していたら本当にその通りになりました。

 若さ故の未熟さも、経験の浅さからくる理屈っぽさも、いいじゃないですか。一つのことに熱中する若者の姿はとてもすがすがしく心洗われるものでした。伝統の文学を松山から発信できるってすばらしいことです。

 

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移動遊園地

2007-08-19 00:11:04 | 旅行

 ここはどこでしょう。

 オランダはアムステルダムのダム広場です。中央に見えるのは、移動遊園地の観覧車。韓国で観覧車の事故がありましたね。それが組み立て式の観覧車だったとか。これも組み立て式だそうです。左の方には上下しながら旋回する絶叫マシーンが見えます。ダム広場では、歓声と悲鳴がとぎれることなく響いていました。

  なぜ今日は移動遊園地をテーマにしたのかというと・・・・

  実はこの春オランダを旅してきました。そして乗ったのです。観覧車に。オランダでは女王様の誕生日が近いと言うことで、王宮の前の広場に移動遊園地が設置されていました。自由行動で運河クルーズをした後、ダム広場に戻ってきたわたしたちは、待ち合わせまでの時間をもてあまして観覧車に乗ることにしました。料金は50セントだったかな?早くも記憶が薄れかけています。

 で、乗ったのはいいのですが、そのこわいこと、こわいこと。観覧車で怖い思いをしたのは初めてです。ゴンドラをつるしている柱から手を離すことができません。2周、3周するうちにやっと写真を撮ることができました。  

 

王宮の屋根のてっぺん が正面に来ました。             

下を見ると、ダム広場がこんなに小さい。 

 なぜこんなに怖いのか、乗っている間中考え続けたわたしの結論はーゴンドラに屋根と壁がない。つまり、公園の箱ブランコを空中につり上げたような簡単な作りなのです。確かに、あのゴンドラ同士がぶつかったら外に放り出されるだろうな。もっとも韓国のゴンドラにはガラスの壁があったそうですが。

 テレビを見ていたら、今週の出来事として韓国の事故を報じていました。 それで、よくぞ乗ったものよ、とあのときの怖さがよみがえったのです。確か、移動式で組み立てたのなんて大丈夫なんだろうか、一瞬脳裏をよぎったことはあったのですけれど・・・      

  

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ド根性大根

2007-08-17 13:29:51 | 植物

 これは何でしょう。ド根性大根です。なぜ「ド根性」かというと、大根は冬野菜だからです。連日の猛暑の中、こんなにみずみずしく生えているなんて、すごいと思いませんか。冬に育ち、春、花を咲かせるプリムラオプコニカの種がこぼれて梅雨の間すくすくと伸びていたのですが、この暑さでとっくに枯れてしまいました。大根も暑さには弱いはずなのです。この時期スーパーなどにでまわるのは長野など涼しい気候のところで栽培した物がほとんどです。なのに、 この大根は 

 これじゃまるで大根の我慢大会

 にわとりに何か葉っぱをやりたいなと、畑(何も植えていませんけど)を歩いていたら、枯れた草の中にあったのです。2,3年前に植えた大根の種が落ちて勝手に大根ができていたのですが、その子孫と思われます。これを発見した10時半の時点で室内の温度は34度。外は何度あるんだろうと、温度計を大根のそばに持って行く2,3分の間に40度に。そして12時半には50度を超えて測定不能になってしまいました。

 子どもの本に「だいこんはえらい」というのがありますが、本当にだいこんはえらい!そしてすごい!暑さに負けないで育ってねぇ。

 温度計を回収してにわとりごやをのぞいたら

  よっぽど暑かったのか、えさ入れの下のわずかな日陰に頭をつっこんでおりました。もう30年も前、あまり暑いので冷蔵庫に頭をつっこんで涼んだという人を思い出しました。

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ブラックベリーソース

2007-08-16 23:37:53 | くらし

 今日はお盆です。実家に墓参りに行ったら、なんと母はお出かけ。いつも一緒に山の麓にある祖父母のお墓参りに行っていたのに。それで弟夫婦と四方山話をして、父方の祖父母のお墓にお参りしてきました。

 さて、少しずつ収穫して冷凍していたブラックベリーを、フルーツソースにしてみました。               全部でこれだけ。ちょっと少ないなあ。                                             

                    

 作り方は簡単です。この上に砂糖を入れてしばらく置きます。砂糖の量は適当。どっちかというと少なめに入れます。甘みが足りなければ後から足せばいいのです。多すぎたときには修正できませんからね。

 すぐに火にかけてもいいのですが、わたしはブラックベリーから水分の出るのを待ちます。焦げにくいような気がするから。あくまでも「気がする」です。

 少し水分が出てきたら火にかけます。中火で焦がさないようにかき混ぜながら煮ます。水分が出て形が崩れてきたら好みの濃さになるまで煮詰めます。けっこう水分が多くてジュースのようになりますから、とろみがつく程度に煮詰めます。

 味見をしてみます。うん、今日はちょうどいいみたい。酸味が足りないときはレモンをしぼって入れるのですが、ブラックベリーはけっこう酸っぱかったので砂糖で煮るとちょうどいい酸っぱさになりました。

 いちごなどだと以上で完成。つぶさず形のあるままのプリザーブドタイプのソースの出来上がり。少し時間をかけて煮詰めるとジャムになります。簡単でしょう?

 ところが、ブラックベリーはもう一手間いりました。なんと

       種が大きい。おまけに硬い。もう一つおまけに多い

まるでピーマンの種を乾燥させたみたいな大きさと硬さです。ブラックベリーの実の半分は種じゃないかしら、と思うくらい種だらけのソースになりました。「手間ひまかけず回数多く」というのがわたしのモットーではありますが、今回は種を除かずにはおれません。出来上がったソースをざるに入れ、しゃもじでこして種を除きました。つまり、ざるに入れても落ちないほど種が大きかったのです。我が家のベリーの中では最大でしたね。そして、種を捨てると、ソースは半分の量になってしまいました。

  ヨーグルトの上にかけるとー

きれいでしょう?うちのヨーグルトは酸味が少ないので、酸味の強いブラックベリーがよく合います。 ちなみにヨーグルトも、牛乳に種菌を入れて作った自家製です。

 わたしの手作りは、材料も作り方もとてもシンプル。保存だけは、容器を熱湯消毒して手抜きせずに瓶詰めします。そうすると保存料などの添加物なしでも、1ヶ月以上持つんですよ。春から、いちご、桑の実、梅、びわ、と作ってきて、これからは、ブルーベリー、いちじく、キーウィと続きます。

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ミョウガまんじゅう

2007-08-16 00:01:27 | くらし

                                  

  娘ぶじこのリクエストでミョウガまんじゅうを作りました。ちょうどお盆でお供えにもなるし。写真下の細長い葉がミョウガです。上の二つはかしわもち。ちょっと手抜きして作ったので味は今一。というのは、本当は、水で練った粉をいったん蒸してすりこぎで餅をつくようにつき、あんを包んで、別に蒸しておいた葉でくるみます。でもわたしは、水で練った粉で餡を包み、葉っぱにくるんでそのまま蒸すと言うやり方。つく手間を惜しんだ分ちょっと粉っぽいのですが、手間ひまかけてめったに作らないというよりは、簡単に回数多く、というのがわたし流です。といってもそんなにたびたび作りません。せいぜい年に1回。これじゃ「回数多く」にはならないか

 さて、期待のミョウガまんじゅうの匂いは? 「あんまり匂わんよ。かしわもちと変わらん。!」        

 ミョウガの匂いぷんぷんのまんじゅうを期待してたらしいのですが、期待はずれだったようです。おかしいなあ、子どもの頃は相当臭いと思ったんだけど・・・大人になってミョウガの匂いに慣れてしまったからなのか、作り方が悪いのか、それとも季節によって葉の香りの強さが違うのか・・・ 今度母に作り方を聞いてみます。

 ところで、かしわもちの方ですが、ふつう端午の節句に作りますよね。それも、柏の木の葉で。わたしが子どもの頃からなじんでいるかしわもちは、サルトリイバラの葉でくるんだおもちです。嫁いできたこちらの地方では、これを「しばもち」(柴餅か?)と言っています。弟のうんちくによれば、「かしわ」というのは、昔、食べ物を包んだ平らな葉っぱのことで、必ずしも柏の葉をさすものではないそうです。西日本ではサルトリイバラの葉が使われるとか。   サルトリイバラの葉は5月の端午の節句頃はまだ柔らかい若葉で、蒸すと餅にくっついてしまいます。旧暦の端午の節句だと、しっかりした葉になっていてちょうどいいのかもしれません。

 最後にぶじこの一言を。 「この写真、おいしくなさそうじゃねえ。」

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革の小物

2007-08-14 23:29:49 | レザークラフト

 娘ぶじこの幼友達、Mちゃんが遊びに来ました。Mちゃんは県外で建築デザイン関係の仕事をしています。すっかりきれいになって、すてきなファッションで現れました。

 アトリエで、Mちゃんは携帯ストラップを作りました。友だちとお母さんと自分と3人分作るんだと張り切っています。夕方までに3本もできるかな?今までの人たちは1本作るのに3時間かかっています。・・・・で、結局3本できちゃいました。Mちゃんは優秀な生徒さんでした。

                              

  この3本、模様は同じです。ふつう全体に模様をつけるときは、同じ形の刻印をすきまなく打ってつけるのですが、Mちゃんは、いろいろな形の刻印をランダムに打って、まるで花園のようにしていました。本人は「ジャングルみたい」と言っていましたが・・・ 既成のやりかたにとらわれない発想がすばらしいですね。それで、紫とピンクの上に黒をかけたストラップは和風の印象に、オレンジとグリーンのストラップはトロピカルな印象にと全く違った物になりました。

 途中から、ぶじこの友だちの「ひろし」ちゃんがやってきました。彼女も同じ小学校に通った幼なじみです。

 ひろしちゃんは以前携帯ストラップを作っています。それで今度は印鑑ケースを作ることにしました。「今から作ってできますか?」と心配するひろしちゃん。「大丈夫、携帯ストラップより簡単だから。」というわけで、Mちゃんと同じくらいにできあがりました。

                                

 ひろしちゃんは、二つの刻印を組み合わせてひまわりのような模様にしました。色を付けるとき、ふつうは、「拭き染め」と言って模様部分に淡い色をぬり、その上から、濃い色の染料を布につけて、全体を拭くようにして染めていきます。すると、もようの引っ込んだ部分が白く残り、高い部分に濃い色が付いて浮かび上がってくるのです。ちょうど版画の原理です。ところがひろしちゃんは、模様より地の部分の色を薄くしたいと言う・・・ そこで、花の部分を丁寧にぬり、その上からボルドー色でこれもはみ出さないように注意深くすり込んで花びらの形を浮かび上がらせることにしました。 地の色はボルドー色をごくごく薄くしてぬりました。

 うーん、若い人と制作すると勉強になりますね。今までMちゃんやひろしちゃんのようなやりかたをしてみようとも思っていませんでしたから。娘ぶじこの作ったベルトもそれはそれは奇抜なショッキングピンクです。

 ひろしちゃんの印鑑ケースはとてもかわいいと思うのですが、彼女がイメージしたのとはちょっと違っていたみたい。いまごろはひろしちゃんのママの物になっているかも?

 ちなみにわたしの作ったキーホルダーです。 

 

 

 

 

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母の天気予報

2007-08-14 00:49:54 | くらし

               

 昨日、お墓掃除がすんでふと空を見上げたら、夕焼け雲が広がっていました。あんまりきれいなので、急いで車にカメラを取りに行き写しました。その間、ほんの2,3分だと思うのですが、早くも暗くなりかけました。それでも十分きれいな夕焼け雲でしょう?

 わたしの家から夕焼けが見えることはめったにありません。西の方に山があるせいでしょうか。生まれ育った所は、西側はずっと遠く松山市まで平野が広がっていましたから、きれいな夕焼けを見て育ちました。だからたまに夕焼けが見られた日は、うれしくてしばらく空を眺めています。刻々と変化する空の景色は何度見ても見飽きることがありません。

 子どもの頃、母がよく言っていた言葉があります。

 「夏の夕焼け川むこ(向こう)越すな、秋の夕焼け鎌を研げ」

 夏夕焼けになると明日は雨になるから、川の向こうへは行ってはいけない(川が増水する)。秋に夕焼けになると次の日はよい天気だから、鎌を研いで農作業の準備をしなさい。ということだそうです。ほかにも「朝曇り大日のもと」・・・朝曇っていると午後は晴天の暑い日になる。「朝ぴっかり・・・何とか何とか・・・」 後の言葉を忘れましたが、朝からぎらぎらと太陽が照る日は、午後から雨になる。と言った意味の言葉などをよく言っていました。そしてその言葉はよく当たるのです。

 けさ、水の音で目を覚ましました。雨です。やっぱり母の天気予報はよく当たります。昨日夕焼けだったからね。それにしても雨の降りようのわりに水音が大きい、と思ったら、雨の中で畑地灌水をしているのでした。ちょうど隣の柿畑のエリアに水がかかっていたので雨音のように聞こえたのです。雨はほんのちょっと降っただけでやみました。あの程度の雨だと乾ききった畑には焼け石に水なので、雨が降っても灌水をする、というわけです。

 

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水のリボン

2007-08-12 20:49:20 | くらし

 今日も暑かったですね。柿畑では、今年初のこんな光景が見られました。なんだかわかりますか?畑地灌水と言って、ダムから引いてきた水をスプリンクラーで畑にまいているのです。

 近くで見るとこんな感じ。

 今日は試験運転らしく、水はすぐに別の所に移動してましたけれど、晴天が続く、と2時間ぐらい灌水が続きます。そして次のエリアがまた2時間、シャワーを浴びるというわけです。で、この水は、放物線を描きながらぐるぐると回って360度果樹にかかるようになっています。道路にも飛び散ります。車はいいけれど、自転車や歩行者は、水が道路の反対側に行っている間に、「それっ」と、通らないと、水のシャワーを浴びてしまいます。子どもなんかは頃合いを見計らって、わざと濡れるように通っていましたけど。

 あまり暑かったので、夕方6時過ぎにお墓掃除に行きました。さびしいかな?と思ったのですが、ほかにも仲間がいました。

 7時前にとなりの柿畑で草刈りが始まりました。だんだん薄暗くなりかけているのにです。どこかから薬品の臭いがしてきます。別の畑で消毒をしているのでしょう。 

  こう暑いとだれもかれも夜行性になりそうです。

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