今年の2月3月は、日曜日よりも土曜日の方が心に残ることが多かったです。
まずは合唱団の子どもたちと坊ちゃん劇場のミュージカルを見に行きました。
※坊ちゃん劇場 地域への貢献と地域からの文化の発信をめざして、秋田県のわらび座と愛媛県のビージョイグループとが共同出資して建てた常設劇場。年間を通じて同じ演目が上演されている。
ロビーのモニュメント
子どもたちに本物のミュージカルに触れさせたい、そんな思いから企画したことです。
今年の出し物は「52DAYS」漱石、子規生誕150年にちなみ、松山中学に英語教師として赴任した夏目漱石と、その頃すでに結核を病んでいた正岡子規とが松山市の愚陀佛庵で同居生活を送った52日間を描いたものです。
たった52日の何でもない日々がドラマになり得るのか、見るまではかなり懐疑的でした。もしかしたら子どもたちは飽き飽きするかもしれない、そんな不安もありました。
が、心配は無用でした。 経済的には安定しながらも神経質で自己の生き方に思い悩む漱石と、近代俳句の礎を固めつつも密かに死の恐怖と向かい合っている子規と、二人の友情と希望を明るく描いて、子どもにも楽しめるものでした。
劇中ベゴニア婦人を演じた佐伯静香さんは西条市出身。観劇の子どもの中には彼女の出身小学校の後輩もいます。その縁で、終演後、出演者と一緒に写真を撮ってくれました。小さな劇場の、出演者の汗までも見える客席で、出演者との交流もできて本当によかった。役者さんたちの生き生きとした表情、切れのあるダンス、日頃いくら「いい顔で」とか「楽しく」とか言っても固さのとれなかった子どもたちが、3月のプチコンサートでは生き生きとした表情で歌ってくれました。「百聞は一見にしかず」です。
そのプチコンサートは3月11日
入団して2ヶ月ほどの子どもたちも11曲を歌いきりました。子どもの能力ってすばらしい。折しもこの日は3.11の大震災の日。「一緒に歌いませんか」との呼びかけに、観客席から福寿草合唱団のみなさんが飛び入りで参加してくださり、「花は咲く」を鎮魂の思いを込めて歌いました。
また、招待した保育所の園児たちも一緒に歌ってくれました。
なにもかもが心温まるよい演奏会でしたが、特筆すべきはゲストのお二人の演奏です。音楽療法士をされているお二人、普段は患者さんを歌で癒やすため病室でささやくように歌っているとか。澄み切った心にしみいるような歌声と、お話に会場は静まりかえりました。
患者さんたちからいただいたたくさんの言葉をスクリーンに映しながら「ほしめぐりのうた」をうたってくれました。
音楽は心を癒やしてくれる 音楽を聞いていると痛みを忘れる 音楽で心が優しくなれる・・・・
お二人は、私たちが知らなかった音楽の世界を教えてくれました。なかでも末期癌の患者さんが「ほしめぐりのうた」を聞いて、「前に聞いてもう一度聞きたくてたまらなかった歌に出会うことができた。」と心から喜んでくれた話には、不覚にも涙がこぼれそうになりました。亡くなった母も病院でのコンサートを楽しみにして、一度も欠かすことなく聞きに行っていましたから。
こうして小さなホール満員の観客を迎えて今年の合唱活動は終わりました。
その後、転校していく団員、高校卒業とともに卒団を迎えた団員とお別れをしました。
まずは合唱団の子どもたちと坊ちゃん劇場のミュージカルを見に行きました。
※坊ちゃん劇場 地域への貢献と地域からの文化の発信をめざして、秋田県のわらび座と愛媛県のビージョイグループとが共同出資して建てた常設劇場。年間を通じて同じ演目が上演されている。
ロビーのモニュメント
子どもたちに本物のミュージカルに触れさせたい、そんな思いから企画したことです。
今年の出し物は「52DAYS」漱石、子規生誕150年にちなみ、松山中学に英語教師として赴任した夏目漱石と、その頃すでに結核を病んでいた正岡子規とが松山市の愚陀佛庵で同居生活を送った52日間を描いたものです。
たった52日の何でもない日々がドラマになり得るのか、見るまではかなり懐疑的でした。もしかしたら子どもたちは飽き飽きするかもしれない、そんな不安もありました。
が、心配は無用でした。 経済的には安定しながらも神経質で自己の生き方に思い悩む漱石と、近代俳句の礎を固めつつも密かに死の恐怖と向かい合っている子規と、二人の友情と希望を明るく描いて、子どもにも楽しめるものでした。
劇中ベゴニア婦人を演じた佐伯静香さんは西条市出身。観劇の子どもの中には彼女の出身小学校の後輩もいます。その縁で、終演後、出演者と一緒に写真を撮ってくれました。小さな劇場の、出演者の汗までも見える客席で、出演者との交流もできて本当によかった。役者さんたちの生き生きとした表情、切れのあるダンス、日頃いくら「いい顔で」とか「楽しく」とか言っても固さのとれなかった子どもたちが、3月のプチコンサートでは生き生きとした表情で歌ってくれました。「百聞は一見にしかず」です。
そのプチコンサートは3月11日
入団して2ヶ月ほどの子どもたちも11曲を歌いきりました。子どもの能力ってすばらしい。折しもこの日は3.11の大震災の日。「一緒に歌いませんか」との呼びかけに、観客席から福寿草合唱団のみなさんが飛び入りで参加してくださり、「花は咲く」を鎮魂の思いを込めて歌いました。
また、招待した保育所の園児たちも一緒に歌ってくれました。
なにもかもが心温まるよい演奏会でしたが、特筆すべきはゲストのお二人の演奏です。音楽療法士をされているお二人、普段は患者さんを歌で癒やすため病室でささやくように歌っているとか。澄み切った心にしみいるような歌声と、お話に会場は静まりかえりました。
患者さんたちからいただいたたくさんの言葉をスクリーンに映しながら「ほしめぐりのうた」をうたってくれました。
音楽は心を癒やしてくれる 音楽を聞いていると痛みを忘れる 音楽で心が優しくなれる・・・・
お二人は、私たちが知らなかった音楽の世界を教えてくれました。なかでも末期癌の患者さんが「ほしめぐりのうた」を聞いて、「前に聞いてもう一度聞きたくてたまらなかった歌に出会うことができた。」と心から喜んでくれた話には、不覚にも涙がこぼれそうになりました。亡くなった母も病院でのコンサートを楽しみにして、一度も欠かすことなく聞きに行っていましたから。
こうして小さなホール満員の観客を迎えて今年の合唱活動は終わりました。
その後、転校していく団員、高校卒業とともに卒団を迎えた団員とお別れをしました。
これでもボーイソプラノで
赤バイエルまではレッスンにも
行ったりしてたのも有って
小学校高学年では合唱団に居ました!!
結構肺活量もあって
歌う事は母の影響もあり
大好きでした・・・・
ですが・・・担任教師が
戦時中のガリガリの高慢婆ティチャーで
エコヒイキばかりするしヒステリックだったので
担任の授業に出るのが嫌で嫌で・・・・
市の合唱団にも行け!と言われましたが
他の先生が言ったなら
参加したかも知れませんが・・・
同級生が一緒に行こうと誘ってくれましたが
あの教師といる時間が長いのが
嫌で嫌で拒否しました
今でも音楽は好きですが・・・・
豊かな感性の時期に
楽しく音楽の経験を出来る事は
その後の人生にも
とても大切な事だと思いますねぇ!!m(__)m
幸せですね。
心温まる演奏会
音楽は心を癒してくれる
本当にその通りだと思います。
いいお話しをありがとうございます。
だからできるだけ優れた音楽に触れさせたいと思っています。
慧竿さんはちょっと不運だったかな?でも今でも音楽が好きならそれで良かったのだと思いますよ。
ゲストのお二人には、音楽の力というものを教えてもらいました。元気なときにはただ楽しいだけの歌も、体がつらいときにはすばらしい力を発揮するものなんですね。