みかんの話題には事欠かない愛媛。 みかんパン 伊予柑サブレ みかん茶・・・・・
そしてー
先月、レザークラフト仲間のAさんからみかん酢をいただきました。 みかんの玉太りをよくするために摘果した青いみかんをしぼったものらしいです。 かわいいビンに入れられて、色づき始めたみかんの色をしています。 ふたをあけるとほんのりとみかんの香りがします。
このみかん酢を使って、再度みかん寿司を作ってみました。 この前、ご飯を炊くのに、水の変わりに全部ジュースを使って炊いたところ、なかなか炊けずによわりました。 でもガスで気長に炊いたのでなんとかなったのですが、炊飯器だと絶対炊けないそうです。 そこで今回は、ジュースと水とを半々にしたところうまく炊けました。
合わせ酢はもちろんみかん酢です。
本当にみかんの香りのするお寿司になりました。 惜しいことにわたしが気前よく合わせ酢を入れたものだからちょっと酸っぱくなりましたけど。 ご飯にしみこんだジュースの香りとほのかな甘み、合わせ酢のみかんの香り。 これは給食で食べたのよりずっとおいしいです。 ただし、酢魚を使うと、魚の匂いが混じってよくないと思います。
こちらは、なんと「みかん大福」。
もともとは今治市のお菓子屋さんが考案したもので、東京のアンテナショップでなかなかの人気なんだそうです。
これは元祖「みかん大福」ではなく、類似品だと思うんですけど。
みかんがまるごと入っています。 小さいみかんですけれど、それでもかなりの大きさになります。 ふたりで半分こしてちょうどいいくらい。
これを見つけたときうれしくて、いろいろな人に食べてもらいました。 その反応は?
味よりも話題性かな?と言ったのはぶじこ
みかんはみかん、大福は大福で食べなきゃいやだと言ったのはわたしの弟。 なるほど。
同じ考えの人がもう一人います。 それはみかん酢を下さったAさん。 酸っぱいのがきらいで、イチゴ大福など、甘いものとイチゴとを一緒にするなんてとんでもない、と言います。 大福だけでいいんだとか。 そのAさんも話の種に食べておかなきゃ、というわけでみかん大福に挑戦しました。 そこで、酸っぱかったときの口直しにとチョコまでくばって、 さあ、いただきましょう。 Aさんは、真ん中のみかんを見ただけで 「口の中が酸っぱくてじゅわじゅわ~っとする」なんて言っていましたが、 一口食べて「うん、これなら食べられるわ。」
みかんがとてもおいしくて甘くて濃厚な味です。 それをくるむ白あんも、みかんの酸っぱさを際だたせるほど甘くなく、うまく解け合っている感じがします。
というわけで、 レザークラフトの教室の皆さんには気に入っていただけました。
ただ、、ちょっとだけ欠点が・・・・
みかんの水分が出やすく、切るとすぐ食べないと、水分で外側の求肥までべたべたになるのです。 それを防ぐためかどうか、そとがわにたくさんの粉がふってあって、それがぽろぽろと落ちるんですね。 上品に食べるのは難しい大福でした。
青いみかんをしぼったみかん酢というのも珍しいですね。
私にとって青いみかんは、秋の運動会のイメージです。
ちょうどその頃に出回って、お弁当のあとのデザートに酸っぱいけど香りの強いおみかんを食べるのが楽しみでした^^
でももうこの季節だと、みかん大福はあまり出回りそうにないですかね。ここらでは見かけません。残念。
摘果した小さなみかんをこんな風に活用していることは、わたしも初めて知ったんですよ。