あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

アブラゼミ

2007-09-10 21:12:21 | 生き物

 ゆく夏を惜しんで、今日はセミの写真をー

  

  残念ながら今年の写真ではありません。前にわたしが勤めていたK小学校での写真です。古い写真を見ていたら、出てきましたのでー。
 この木は「ナンキンハゼ」。秋の紅葉が美しい木です。その木になぜかアブラゼミがわんさか集まるのです。根元だけでこれだけ。もちろん上の方の幹にもこんなふうにいるのですよ。写真をとっても逃げません。
 こんなに集まって何をしているのかしら。

 さて、今年の夏休みの終わり頃K小学校におじゃましたとき、わたしは真っ先にこのナンキンハゼの所に行きました。きっとたくさんいるはず・・・ところが

 残念、セミは4,5匹で、あっという間に逃げられてしまいました。まあ、それだけでもほかの木よりは多く止まっているとは思いますが。そのかわり珍しいシーンを撮ることができました。

 

 このセミも今頃は死んでしまって、新しい命が地下で育っていることでしょう。
 涼やかな秋の虫の声を聞いていると、夏の盛りの、あのやかましいセミ声のシャワーが懐かしくなります。 いくら暑くても、生命力あふれた夏が好きです。

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6 コメント

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Unknown (ねね)
2007-09-10 22:33:58
1枚目の写真、こんなの見たことありません^^

それにしても愛媛でも今年はセミが少なかったのですね。
うちの隣が公園で毎年セミがにぎやかに鳴くというのに、なぜか今年はその声がとても少なかったのです。
ツクツクボウシに限っては一度も聞いていません。
なぜ??セミは10年ほども土の中にいるということですから、10年前に何かあったかしら??
それとも今年の猛暑のせいでしょうか??
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アブラゼミ (hisohiso)
2007-09-10 23:03:24
アブラゼミ、ということは松山ではないですよね。
松山で聞く蝉の声は殆どクマゼミ。晩夏から初秋にかけてはツクツクボーシも鳴いてますが。
実家に帰省すると、逆にクマゼミは鳴いてなくて、油蝉やミンミン蝉、ヒグラシ、ツクツクボーシの声がしきりでした。いつもより少ないとは思わなかったのですが、地域によって違ってたんでしょうか。
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セミの数 (あた子)
2007-09-11 09:35:31
 一日中家にいる生活は今年初めてなので年ごとの比較はむずかしいのですが、セミの鳴き声は以前に比べるとずっと減ってきているように思います。子どもたちが小学生の頃は、毎日ポリ袋いっぱいのセミの抜け殻を集めてきてたんですよ。それだけ毎日羽化してたってことなんですが、今は殻を見つけるのが珍しいくらい。
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セミの種類 (あた子)
2007-09-11 09:43:16
 地域によってセミの種類も違うんですね。
 ここいらで鳴くセミは、梅雨明けにニイニイゼミ
夏休み前からアブラゼミ、夏休み真っ最中にクマゼミ、夏休みが終わる頃ヒグラシ・・・と。子どもの心を代弁するような鳴き方ですね。ツクツクホウシもいますがほんの少しで、しかも素早くにげるので、あまり姿を見たことがありません。山でミンミンゼミの鳴き声を聞くと、やったーって感じ。
 今年は梅雨のさなかにヒグラシが鳴いてたまげました。
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アブラゼミ! (Qu)
2007-09-12 00:17:05
私が愛媛に来てからでも、確実に減りました。
今はクマゼミばかり。
東京にいた時は蝉の個体数は少なかったけど、夏の終わりのツクツクホウシが印象的でした。
宿題やってない自己嫌悪と、夏休みが終わる感傷と、残暑のじっとりした汗は、ツクツクホウシと同義語です。
久万のヒグラシの声、幽玄の世界から聞こえるようで美しかったです。
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なるほど (あた子)
2007-09-12 00:50:11
 ひぐらしはもの悲しい響きだけれど、つくつくほうしは追い立てるような鳴き方ですよね。ツクツクホーシ おわりだーツクツク はよせー ツクツク
 アブラゼミの鳴き方には、夏休みだーーという高揚感があります。
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