あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

紅葉寺 西山興隆寺

2021-11-22 13:43:47 | お出かけ
 晴天続きの1週間でしたが、月曜日からは雨の予報。 
 晴れの日の最後の日曜日、紅葉の寺として人気の西山興隆寺に行ってきました。
 駐車場には色鮮やかなカエデ(イロハモミジ)?が何本も植えられていますが、1本だけひときわ鮮やかに色づいていました。
 
 ここ、帰るときにはこのちょっとしかないスペースにも車が停まっていました。
 
 
 みゆるぎ橋の向こうに赤い色。ここからお寺の参道になります。
 
 

 
 山門近くまで紅葉は下りてきていました。

 
 
 興隆寺には古い由緒ある建物が多く、この山門もよく見れば彫刻が美しいです。

 
 おおわらじ

 
 山門をくぐってもまだまだ坂道は続きます。
 
 
 石段も多いです。



 
 たまたま人のいないときに撮れました。恒例のもみじ祭は2年続けて開かれていません。でも、人は多かったです。
 
 上のひときわ赤いところが本堂のある場所。

 
 今朝の新聞に、興隆寺の本堂とその前の紅葉との美しい写真が載っていました。さすが~ 撮影日は18日。わたしが行ったのは21日。写真の木はすでに茶色く枯れかかっていました。わたしのは、写真はなし。
 
 おもしろいと思ったのは、木の切り株に屋根が付いていたこと。この前来たときあったかなあ。何度来ても新しい発見はあるものです。
 ここへ来るまでに樹齢1000年の杉の切り株があって、それが朽ちかけでした。もしかしたらこの屋根は、雨水から切り株を守るためだったのかもしれません。

 
 県の重要有形文化財 三重の塔



 階段は60段あります。わたし、何とか一息で上がりきりました。
 


 
 本堂を見下ろします。

 
 階段だけでなく迂回路もあるので、下りるときは山道を通りました。
さらに本堂の横にまわり、細い道を下ります。
 
 
 
 
 
 

 
 この石垣と紅葉の取り合わせが1番好きな場所。参道を来ると石垣を見上げるようになりますが、脇道を通ると見下ろすようになります。今ちょうどきれいな時。

 
 
 さらに細い道を下って

 
 いつもならこの場所で湯豆腐を食べたり精進料理を食べたりできるのですが、今は柵が閉じられていました。ここだけ静けさが漂っていました。

 
 お座敷側からは周桑平野が見下ろせるようになっています。残念ながらちょっと空気が湿っぽく、はっきりとは見えませんでした。

 
 手前の方の紅葉。



 興隆寺は駐車場と本堂とに標高差があるため、紅葉は徐々に下へ下りてきます。わりと長い間、どこかで紅葉が楽しめるところです。ちなみに本堂までの石段は300段ほどだそうです。三重の塔へ上がるいしだんと併せて360段、よく上ったねえ。わりと体は軽かったです。
 もっと体の不自由そうな方でも、若い人に励まされながら休み休み上っています。紅葉の美しさに忘れそうになりますが、ここは信仰の場所。どこの神社仏閣でもそうですが、信仰者に試練を与えるように作られているような気がしました。だから体のえらいのを我慢してお参りすることには大きな価値があるのかもしれません。
 
 この客殿の裏に駐車場があって(お寺関係者の)そこから車道を通って帰りました。
 
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小春日和の庭仕事 | トップ | くさぎの実を探して »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (みーばあ)
2021-11-24 15:14:28
紅葉がきれいですね
そういえば神社仏閣高いところに有ることが多いですね
頑張って登っていかなければなりませんよね
大きな切り株
樹齢も相当な切株ですね
御神木だったんでしょうか
返信する
みーばあさんへ (あた子)
2021-11-25 23:08:33
紅葉の名所と言っても、南国の名所はスケールが小さいですよ。でもみんなそれで楽しんでいます。あえぎあえぎお参りする人も大勢いますね。体かきつくてもお参りする、その心が大切なのかな? お寺もお宮も階段はつきものですよね。
1000年の切り株はとても大きかったですが半分土にかえろうとしていました。多分ご神木だったのだと思います。屋根のある切り株はそれより後に切られたもので、多分1000年杉のようにしたくなかったのではないかと想像しました。
返信する

コメントを投稿