あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

よりによってこんな日に 4 思いも寄らなかった

2021-12-30 18:59:04 | 旅行
 
 もうすぐお正月。ちょっと焦ってきました。やっとお墓掃除ができて、外回りはまだまだ、家の中はー仏壇と神棚だけは出来ました。他は・・・それに旅行記は年内に終わりたい、なので宇和島旅行は今日で一気におわらせます。長くなりますがおつきあいくださいませ。
 
 わたし、思い違いをしていました。宿は宇和町にあると思っていたのです。宇和町に行ったら、イネ藁で作ったマンモスを見て、翌日開明学校に行って子どもたちに長い廊下をぞうきんがけさせてもいいかな? 苔むしろというカフェにいくのもいいな、といろいろ考えていたのですが、泊まるのは内子町でした。宇和町も内子町も古い街並みの残るすてきな町なのですが、位置的に内子町だと中予に近いのです。まあ、あした古い街並みをぶらぶらするのもいいかな?
 
 泊まるところは、明治時代の蔵を2棟の宿泊施設に改装した、一棟貸しのホテルです。

 
 
 チェックインのとき、一人1枚スクラッチくじをくれまして、三個削ってう、ち、こ と文字が出たら内子の特産品詰め合わせ、2文字だと内子町で使える商品券1000円分、1文字だと絵はがきセットがもらえます。ところが、わたしと子どもたち、ぜ~んぶはずれ。なんだかこれからのことを予言する様に。
 
 
 あまりのくじ運悪さにオーナーさんがぜんぶけずってみせて、ちゃんと「うちこ」の文字があるのを見せてくれたくらいです。結局娘が1000円の商品券を引き当てましたけど。
 
 玄関を入ると二つの入り口があって、2組の客が泊まれます。
 
 
 1階は和室の他トイレ、風呂。 台所以外はすべて普通の家庭の部屋が揃っていました。
 
 
 檜風呂です。
 土間つきの和室から見る庭
 
 階段を上がると


 ケイタは寝るまでに何回この階段を上り下りしたかしら。
 
 2階はベッドルームですが片隅にテーブルがあって
  
 ヨウコは持って来たお絵かき帳やペンをここに並べ、洗面所にはおしゃれセットを置き、リアルお家ごっこを楽しんだらしいです。なるほど、こんな旅の楽しみ方もあったのか・・・今まで旅行と言えば思いっきり見るところを詰め込んで、宿に行ったら食事をして寝るだけー充実と言えばそうだけど欲張って疲れる旅ばかりしてきたものですから、ヨウコの楽しみ方は新鮮でした。もっとも最近ではそういう人が増えているそうですね。
 
 みんなこのホテルに大満足でしばしゆったりしていましたが、さあ、食事をーというときになって大問題がおこりました。このホテル、夕食はついてなくていくつかおすすめの店を紹介してくれたのですが・・・・
 
 食べるところがない!!
 
 どの店もどの店も予約でいっぱいだったのです。最悪コンビニ弁当だねえ、なんて、5軒目くらいに電話した店でようやく食べられることになりました。
 
 そのお店が悪かったというわけではないのですが、大衆食堂みたいなところで、夜はごちそうを食べたいと思っていたものですから、ガッカリ感はありました。内子の町って、ファミレスとかのチェーン店すらないのです。おまけに忘年会のシーズン。おそらく主だった店は飽和状態だったことでしょう。簡単に食べるところくらいある、と思い込んでいたわたしたちが迂闊でした。
 
 そのお店の食事ー
 お子様ランチは、大人のミックスフライ定食にジュースやデザートをつけたような感じ(量が半端ない)
 カツ丼は洗面器みたいな大きな器にど~んとでてくるし、わたしの頼んだえびぷり定食は小エビの天ぷらが山盛り。衣の付け方などが手作り感満載で(冷凍ではなかった)ぬくもりのある料理でしたが、何しろ量がー
 食べかねました。
 
 よく朝の食事は、ホテルの斜め向かいの下芳我邸で。ここ、以前来たことがありました。奥の座敷に通されると
 
 


 
 夕べの消化不良を挽回するような朝ご飯
 




 
 
 床の間の照明も
 天井の照明もすてきです。
 




 
 
 中庭を見ながら、「ここに雪が降っていたらいいのにねえ。」なんて
 


 
 
 豆ざらに一口か二口ずつのお料理でしたが結構お腹いっぱいになりました。地元産の食材(しらす、じゃこてんなど)を使っていて、定番の鮭の塩焼きなどはありません。それがよかった。
 
 
 食事の後はー街歩きはやめようということになりました。みんな初めての町ではなかったし、雪が降ってきたし、とにかく寒かったのです。
 
 




 
 そして内子の農産物直売所「からり」に寄りました。ここでスクラッチで当たった1000円を使いました。なんとこの日は、直売所のレシートを見せると焼き芋1本プレゼント。 ストーブのまわりで焼き芋を分け合いながら「動きたくないなあ」とまったりしました。昨日とはなんたる違い。
 
 からりを出発する頃、道はシャーベット状になっていました。雪さえ降らなければちょっと山へ入った「石畳地区」に行きたかったのですが、安全を第一に考えて、とりあえず帰ることにしました。
 


 
 
 途中大大きな温室をかまえる花屋さんがあって、花好きのわたしのために寄ってくれました。
 
 
 
 ストレリチアオーガスタ。以前はうちにもありました。
 こんなにも大きくなるんですね。しかも花殻が。咲いているところを見たかった。



バナナも収穫はしなかったみたい。


 
 モンステラの花。これも以前はうちで咲いていましたし、ジャボチカバもうちにありますしね。
 




 
 ここは園芸店の温室なので店で売られている物がほとんどでしたが、それでも楽しかったです。
 
 見事なシクラメンの鉢。その向こうで花のオークションをしていたんですよ。興味深かったです。
 





 後ろのブーゲンビリアはうちと同じ種類のようでした。
 
 さて、お昼ご飯はこの近くの花の森ホテルで、と聞いていましたが、焼き芋のせいかあまりお腹もすかず、松前町まで帰っておいしい鯛焼きを食べた後は子どもたちが寝てしまったので、結局どこにも寄らずに帰って来ました。夕べあまり眠れなかったんでしょうかねえ。
 
 こんなに寒くなければもっともっと遊ぶところはあったのに。でも、帰ってゆっくりするのもよかったです。歳をとったせいかしら。
 
 そして、次の週の日曜日はさらに寒かったんですよね。
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