あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

紫の花

2014-06-12 23:51:20 | 植物
 季節の移ろいは早いですねえ。せっかくアップしようと用意していた画像も油断しているとあっという間に古くなってしまいます。というわけで、いつもいつも旬から外れた話題ですみません。

 少し前まで我が家に咲いていた花
 毎年のようにアップしているのですが、年々木が大きくなって華やかになってきました。


 
 ニオイバンマツリです。



 とてもいい匂いがするんですよ。咲き始めは濃い紫、花が終わりかけると白くなります。

 多分、わたしの好みなんでしょうけど、我が家には紫の花が多いです。

 これも3年ほどたって株が大きくなってきたイングリッシュラベンダー



 ラベンダーの中でもこのタイプが一番好きなのですが、どうもあまり丈夫でないのかすぐに株が小さくなって消えてしまいます。でも、これは順調に育ってるみたいです。
 一方、こちらはとてもたくましくて、少々切ってもすぐに道にはみ出してしまいます。



 ウサギの耳のような姿がかわいいフレンチラベンダー
 畳一畳くらいに広がって見応えがあるのですが、盛りを過ぎてしまいました。

 ところで、

 今年も出現しました。薄紫の野原



 マツバウンランの群生です。今年は住宅地で見つけました。



 一つ一つの花は繊細なのに、すき間あればたちまちそこを占領してしまうたくましさに驚かされます。



 それから一月も遅れて、今度は柿畑に出現



 去年の春はただの草むらでした。それが今年は・・・ 本当に、忽然と紫の野が現れるといった感じなのです。

 この風景を見る度に思うのですが、わたしの記憶にある花の群れといったらレンゲ畑と菜の花畑くらいのもので、野草が群れをなして咲いているというのは珍しかったと思います。ほんのわずかな土地も田や畑になっていて、河原の土手も草を刈って手入れして野草のはびこる余地はなかったような・・・・それが日本の田舎の風景だと思っていましたがー 
 最近は、外国の広々とした牧草地なんぞを見ているような気分になります。それだけ放置された土地が増えたのか、それとも人々がはでな景色を好むようになったのか。 川沿いのコスモスだの、オオキンケイギクだの、わざわざ植えて楽しんでいますからね。
コメント (4)
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