あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

虫サマが先

2012-08-06 23:12:33 | 生き物
 我が家で採れる果物は、おいしくなったらまず虫サマが、そのお余りを人間様がいただくというのが常識です。

 でも・・・

 これはあんまりじゃないの?



 梅雨の最中のことですが、もうそろそろ熟れたかなと思って見に行ったスモモの木。どれもこれもカナブンがびっしり。

 夢中でお食事しているカナブン。いい機会だから真っ正面から撮ってやりましょう。



 スモモを持ち上げても、カメラを近づけても、微動だにしません。ずうずうしいことこの上なし。おかげで人間が食べられるのは小さなボールに一杯分もありませんでした。


 夏が来て、ブラックベリーが熟れだしました。 どれ、味見をしましょうと手を伸ばしたところ、

 おっと



 これはうっかりさわると危ない。 くさい匂いをつけられてしまいます。カメムシです。子どもの頃は「へーひりむし(屁放り虫)」と呼んでいましたね。

 ブラックベリーはその名の通り熟れると黒くなるのですが、本当においしくなるにはしばらくかかります。なのに、せっかくおいしくなったところをカメムシにやられてしまってはかないません。その上に、かたつむりまでも



 数少ないブラックベリー、人間がいただくお余りさえも乏しい状態です。

 こんな虫攻撃に嫌気がさして、夫は花が咲く前の桃の枝を切ってしまいました。花がなくては当然実もならず、おいしい桃を楽しみにしていた実家の母は、激しく落胆しました。
 まあ、虫も食べられなかったわけですから、おあいこか。いや、あの桃は虫様のお余りでいいから食べたかった。
  

 
  
コメント (6)
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