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コーシエンの中心で愛を叫んだ オータニ


 類似書 ハーラン・エリスン「世界の中心で愛を叫んだけもの」

 さてさて、今夜もSFの名作をお勉強しましょう。類似書の作者ハーラン・エリスンは70年代アメリカSF界でいちばんかっこええ作家といわれた。かこええけど、えらいごんたくれで、いろいろと話題を提供しました。数年前似たような題名のベタな恋愛小説があったが、こっちがオリジナル。オリジナルは恋愛小説とは似ても似つかぬ暴力描写SF。自作のタイトルがぱくられて恋愛小説になったことをエリスンが知れば、プッと吹き出すだろう。
 さて、本書「コーシエンの中心で愛を叫んだオータニ」は、二刀流などと中途半端な野球をやってるけど、巡航スピード150キロ以上のオータニに完全におさえ込まれたトラの話。準完全試合のオータニの前ではトラがネコになってしまった。
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